金貨、腕時計、アクセサリー、ゲーム機器(Xbox、ニンテンドー、ファミコン等)、ゲームソフトをお譲りいただきました@東京都八王子市

東京都八王子市で金貨、腕時計、アクセサリー、ゲーム機器(Xbox、ニンテンドー、ファミコン等)、ゲームソフトをお譲りいただきました!★
どうもありがとうございます(*´ω`*)!

本日から2回にわたって、戦前の英語教材をご紹介します!第1回はこちら。
『昭和7年版 松井・メドレー ザ・ニュー・アート 英作文詳解2』、パイロット社、1936年(昭和11年)
ザ・ニュー・アート ザ・ニューアート

 

偶然にも、先日のブログでご紹介した『少年倶樂部』の付録絵葉書「帝國海軍の旗」と同年の発行ですね~!

現在、残念ながら日本の英語レベルは世界的にみてかなり低いといわれます。2013年のTOEICテストでは、日本の平均スコアは512点で、非英語圏の48カ国中40位という結果でした:ase1:
あふれるほどの学習ツールや海外旅行の機会に恵まれた今日でも、こんなに英語がニガテな日本人(;・∀・)
戦前の英語レベルは目も当てられないくらいひどかったんじゃ…と想像していました。

それがしかし!
すくなくともこちらの英語教材は、とてもレベルが高く手堅い内容ものでした。

戦前英語教材

同書83頁

 

日本語の文体こそやや古風ですが、採用される例文の質はまったく現在の教材に引けをとりません。
期待していたようなオモシロ翻訳や例文などはぜんぜんなく、すこしがっかりしたくらい…(;^ω^)

 

以前くまねこ堂に、川島 幸希『英語教師 夏目漱石』新潮社、2000年という本が入荷しました。

英語教材1


同書は「小説家に専念する前の夏目漱石の教師としての事跡と日本の英語教育の草創期の様子をさまざまな資料から追った書物」(Wikipédiaより)ですが、そのなかで、漱石が19歳(1886年、明治19年頃)の時に書いた英作文の課題を、現在の東大生(とくに帰国子女など、英語力の高い
学生)に解かせ、比較分析するという実験が紹介されていました。その結果、若き漱石の英語力は今のトップクラスの東大生に勝るとも劣らないことが分かったそうです。

本英語教材からさらに半世紀も前に、一部の日本人の英語は相当な水準に達していたのですね:hoshi1:
学習方法の限られていた時代、分厚い辞書を繰りながら洋書と格闘する先達たちの姿を思い浮かべ、その並みならぬ努力に敬意の念がわいてきます。

貴重な資料をお譲りいただきありがとうございました。
くまねこ堂は戦前の古書もどしどし買取いたします。ご用命お待ちしております(^^)/

 

Byクラニャン


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