リピーターのお客様から白檀、線香、高橋道八、急須、輪島塗、茶器、茶掛、お茶道具、木彫仏像、銀杯、掛け軸、リトグラフ、吉川観方をお譲りいただきました@埼玉県さいたま市大宮区
埼玉県さいたま市大宮区のリピーターのお客様から白檀、線香、高橋道八、急須、輪島塗、茶器、茶掛、お茶道具、木彫仏像、銀杯、掛け軸、リトグラフ、吉川観方をお譲りいただきました
本日は昭和25年に毎日新聞社から発行された「ミッキー・マウスのアメリカ旅行」のご紹介です。
この年代のミッキーは今のミッキーに比べると若干ネズミよりのヴィジュアルをしていますね。かわいいです。
パラパラと読んでみたのですが、アメリカ漫画読本と子供用の本のように書かれていますが、個人的にはだいぶしっかりした内容の為、対象年齢も比較的高いと推測します
しかも、この本が不思議なのは訳者が書かれていないところです。
普通なら外国の本は「訳者」の方の名前が書いてあるのにこれには書いていません。
毎日新聞社の人がコツコツ訳したのかしら…..と思えるような箇所がいくつもあります。
たとえば「fried egg=たまごのフライ」と訳されている箇所はご存知「目玉焼き」ですよね。
卵のフライもないこともないのかもしれないですが、話の前後から「目玉焼き」で間違いないと思われます。
他には「ポップコーン」の説明も入っていました。
ポップコーンは<トウモロコシをふくらませたもの、ばくだんあられ>という注がはいっていました。
なかなか興味深い表現方法です。ばくだんあられ….
他にも「トロンボーン<いわゆるラッパの一種>」だったり「グレープフルーツ<果物の一種>」といったようにカタカナの言葉には注が入ります。
こういったところに60年程前の歴史を感じますね。
あとはここには書けませんが今では使われない差別用語も普通に書いてあったりもして…..
だいぶ昔の本のためだいぶイタミがある商品ではありますが、アメリカの話しをしている本のはずなのに何故か日本の当時の歴史も感じられる内容となっています。
ヨシダ