コレクターズアイテム

出張買取にてお譲りいただきました!〇東京都文京区千石〇ハヤカワSF文庫、サンリオSF文庫、ウルトラマンソフビ、ブルマァク、ペコちゃん首振り人形〇埼玉県さいたま市中央区大戸〇アールヌーヴォー、アールデコ、装飾デザイン資料


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久々の更新となりましたが、くまねこ堂は日々元気に営業しております! 
暑い日が続いておりますが、出張買取のご依頼、ご相談、どしどしお待ちいたしております!

:welcome2:

 

最近は体感温度40度(!)となる地域もあるそうですね。
どうりで動いていない時でも汗が出るわけだ~:track::hare:

 

そんな汗がだくだくの中、なつかしくて可愛いキャラクター人形が多数入荷いたしました。:hiyoko:
癒されます~:b_body_jump:
それぞれ詳しくはまた今度!:party:

かこさん

 


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当時物!昭和期の産経新聞掲載「鉄腕アトム」全645話のうち600話あまりの切り抜きをお譲りいただきました。


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手塚治虫といえば鉄腕アトムでしょうか。
「ブッダ」や「火の鳥」なんかもありますが、詠んだことはなくともアトムのビジュアルは知っている!と現代の子供たちからも声が上がるのは恐らく、鉄腕アトムじゃないでしょうか。

私はそこまで詳しくないですが、ヒーローものが比較的好きです。
世の中には様々なヒーローがいますが、どのタイプのヒーローが好きかというと
「孤高である」「世間からみて異質な存在である」という背景を背負ったヒーローが好きなのです。

鉄腕アトムはオープニングの歌にもある通り
空も飛べるし、十万馬力のスーパーパワーを持っている。
それは日本単位で一つの「ヒーロー像」として刷り込まれたことと思います。

tedukaosamu atomu

 

ただ、手塚治虫作品によく感じるメッセージ性。
アトムに関しては、勧善懲悪のスーパーヒーローということこそがこの話の本題なのではなく
文明が進んで世の中が技術革新をすることで、よくなることもあれば技術が人間に害を与えることもある、というような
メッセージもあるように感じます。

しかし、やはり
強い!負けない!優しい!

献身的と代償を求めない愛、といういわゆる「正義」という一般的に認知されているスタイルのヒーローも捨てがたいのは
やはり私はアンパンマンというヒーローで育ったからだと思っています。

アンパンマンの素晴らしいところは、アンパンマンだけがヒーローというわけではなく
誰もがヒーローになりうるというところです。

 

ヨシダ


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遺品整理のご依頼で家丸ごと査定にてレコード、ソノシート、外国のコイン切手、中国切手、こけし等郷土玩具をお譲りいただきました@埼玉県毛呂山


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70年代のラジオを貼っておいてなんですが、先日テレビが我が家にきました。
テレビはずいぶん離れている期間が長かったのですが、久し振りにみると画面がとてもきれいですね。
「このテレビは4K対応じゃない」といわれましたが、そもそも4Kを知らないので十分でした。

テレビがないとよく、家でなにしてるの?と聞かれますが
テレビの代わりだけでいうならラジオを聞いています。

panasonic radio

1970年代にはすでに「ラジオは10年後には無くなっている」と言われ続けて2018年になった現在もラジオは生き残り続け、再び盛り上がっているそうです。

映像がないから劣った伝達媒体というわけでなく、映像がないからこそ、パーソナリティの人柄が身近に感じられる部分がありますし
パーソナリティが素でしゃべってるんだろう、と思える部分があるのはリスナー側からしても親しみの持てる部分だなーと私は思います。

1970年代のラジオは音楽とラジオとの密接が深く、フォークシンガー勢が次々と新しいパーソナリティとして起用され
ライブの話や楽屋での裏話などが聞くことができる内容だったようです。

ラジオが面白いと思う理由は昔と今で、そう変わりないようです

 

ヨシダ

 


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ネクタイピン、香炉、人間国宝作品、酒井田柿右衛門、今泉今右衛門、井上萬治、作家物、備前焼、銀製品、古本大量をお譲りいただきました@東京都世田谷区玉川


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アニメ・エースをねらえ!のセル画をお譲りいただきました。

ただ残念なことにセル画が劣化してしまい酢酸臭とインク垂れを起こしてしまっています"(-""-)"
良シーンが多いだけにこれは残念:body_deject:

しかもこの撮影をするのに事務所がとんでもなく臭くなってしまい
もうしわけ.....

エースをねらえ!

トリアセチルセルロースというセル画の原料が月日とともに加水分解という劣化を起こし、セル画を痛める原因となっているようです。

少し調べたところ、劣化をしないように保存するには適切な場所で適切な温度管理の元、半年から1年に1度程度、手を加えてあげるだけでかなり劣化をおくらせることができるのですが
それでも少しずつ進む劣化を食い止めることはご家庭ではむずかしいようですね.....

私なら額とかに入れて飾るのに~と最初の頃は思っていたんですが、ダメ、ゼッタイ。

こんなに手をかけても劣化がとまらないなんて生き物のようです。
綺麗な状態でセル画が見つかること自体すごいことなのかもしれません。

 

 

ヨシダ

 

 


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洋酒(スコッチ・コニャック等)、リトグラフ、版画、絵画、腕時計、古いおもちゃをお譲りいただきました@東京都大田区


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水木しげる第2弾です。

またまた貸本時代の漫画をお譲りいただきました。

aamujo mizukishigeru aamujo mizukishigeru

 

そういえば4月から「ゲゲゲの鬼太郎」の第6期が始まるそうですね。

第6期で話題となっているのが、登場人物であるねこ娘のキャラクターデザインが美少女すぎる、というのをよく目にしてます。
でも、よく考えたらねこ娘の原型は「墓場鬼太郎」で鬼太郎の初恋相手となる下宿屋の「寝子」という美少女
小学生とは思えないほどの色香をもつ典型的な水木美女なので、今回のデザインもなくはないのでは.......:roll:

 

個人的には、目玉のおやじの声優が野沢雅子さんになったことで目玉のおやじの戦闘力が格段にあがったことの方が気になります。

アニメ楽しみです:hiyoko:

 

ヨシダ


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マイセン、ロイヤルコペンハーゲン、ゾーリンゲン、ヘンケル、ハッセルブラッド、ニコー アクセサリー、洋食器、ティファニー、三輪休雪(11代)のぐい飲みをお譲りいただきました@東京都杉並区桃井


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一昨日の雪は皆さん大丈夫だったでしょうか。

私も早めに帰らせていただいたのにも関わらず帰るのになんと3時間もかかってしまいました
とはいえ、東京で雪が降ること自体が非日常なことなので、たまに降ると楽しいものですね。

 

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貸本時代の商品が入荷いたしました。

貸本屋、というものの名前は知っているけど、どんなものなのかさっぱりわからないので調べてみたところ、貸本屋の名前のまま、レンタルショップのような場所のようです。

当時の値段で漫画を購入しようとしたら約220~240円
当時の1円=10円だとすると漫画が一冊2000円!
今でいうDVD買うのと同じぐらいです:shock:

漫画があまりにも高いものだから、一般家庭で手軽に買うことはできないため、
1泊2日10円(今でいう100円)ぐらいで貸してくれる貸本屋さんは日本が高度経済成長期にはいるまで大繁盛していたそうです。

 

写真は貸本漫画時代の水木しげるです。

最近、水木しげるの独特なテンポにはまっているヨシダでした。

 

ヨシダ

 


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世田谷区と江戸川区にて買い取りいたしました:洋食器、銀食器、ヘレンド、ローゼンタール、大倉陶苑、福沢諭吉の銅像(慶應大学グッズ)


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やっとお正月気分から抜け出し、日常の生活に戻りつつある今日この頃。
みなさんお正月はどのようにして過ごされましたか?
実家に帰られた方、旅行に行かれた方、家で閉じこもっていた方など、思い思いのお正月をすごされたことと思いますが、私は映画「モスラ」(1961年)のDVDを購入、鑑賞しながらのお正月でありました(笑)
というのも、私の知人が映画に出演しており、その方のお若い頃のお姿拝見!との考えでありました。

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映画には上原謙さん、香川京子さん、フランキー堺さんなどの昭和の名優が大勢でていらして、特に特撮ファンでもない私も楽しめる作品でしたが、モスラ独特の色彩に恐怖を感じつつの鑑賞でありました(笑)

その中でも準主役で出演しておられたジェリー伊藤さん、くまねこ堂でも以前EP盤「誰もいない海」を取り扱ったことがありますが、まさか舞踊家・伊藤道郎さんの息子さんとは存じ上げませんでした!
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なお、この「誰もいない海」(♪今はもう秋 誰もいない海)は越路吹雪さんの歌などで広く知られておりますが、もともとはジェリー伊藤さんのオリジナルソングとして制作されたものだそうです。

と、まぁこのように「モスラ」でお正月を過ごした私ですが(笑)…なんと偶然にも買取らせていただきました映画パンフレットのなかに、円谷英二監督の特撮映画のオリジナルパンフがたくさん含まれていて新年早々ビックリ!

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春から珍品を拝めて眼福という心持でした(笑)

この毒々しい人工着色的なカラー印刷にお決まりの俳優さんたちの表情と配置。昭和っぽさが、たまらないですね~
本編の解説のほかにも無責任男シリーズや若大将シリーズの広告も掲載されており、いい時代だったなぁと実感いたしました。
検品のためにそれぞれのページをめくってみましたところ、「三大怪獣 地球最大の決戦」には漫才コンビの青空千夜・一夜さんも出演しておりビックリ!

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どのような経緯で出演に相成ったのか、ちょっと興味があり、こちらも鑑賞しなくては!と思っております。

くまねこ堂では古い特撮映画のパンフレット、ソフビなどのコレクターズアイテムも積極買取を行っております。
ご不要のアイテムがございます時はどうぞご連絡くださいませ!

byこばちゃん


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神奈川県鎌倉市で、おもちゃ、ストーブ(アラジン)、ギター、アクセサリー、腕時計、香水、はがき、切手、本、CDをお譲りいただきました!


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先日は明治時代のマッチラベルの前編としてご紹介させていただきましたが、今回は後編として引き続き面白い逸品を取り上げさせていきたいと思います!

今回ご紹介させていただいたお品のなかには、日本人による日本人向けのラベルほか、中国への輸出用ラベルも相当数含まれており圧巻!!!
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中国はまだ「清」の時代、ここまで古いものになると現地にも現存しないものも多数含まれているのではないでしょうか。
中国の方々にとって縁起のよいとされている動物が多く絵柄に登場しており、特に猿、蝙蝠、虎などが多く登場しているようです!
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なかには蝙蝠のうえに猿が乗っているといういいとこどりの絵柄まで(笑)とてもユーモラスです。
また現地の生活の様子を描いたものもあり、野外での散髪の様子を描いたもの、また中国柄にも文明の利器・蓄音器や自転車がデザインされたものもあり、文明の利器の受容史の記録としても貴重なものといえるのではないでしょうか。
描かれているものは蝋管蓄音器ではないので、恐らく1910年頃、清末期から中華民国最初期のものと思われます。

 

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また、明治時代といえば戦勝に沸いていたこともあり、戦争を意識したデザインのものも多数あり、またこのデザインがあってこそ「日清」「日露」などの時代特定の鍵にもなるという重要なポイントになっております。
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そしてマニア垂涎の鉄道ものの絵柄もあります!
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♪汽笛一声新橋を~と聞こえてきそうな蒸気機関車のレトロな絵柄、また左の木造の電車のラベルにはわざわざ「鉄橋」の文字が。鉄でできた橋自体が先進国の象徴であったような時代を今に伝える資料になっています。

またこれらラベルを検品しておりますと、マッチを擦る側薬の部分が残っているものもあり凝視してみると、現在のマッチ箱にみられる茶色い側薬ではなく、粒子がかなり粗い透明の砂利のようなものが付着しておりました(下図、右側)。ちょうど砂糖のザラメのような感じでしょうか?
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思わず見落としてしまいますが、日本人の生活必需品であったマッチの歴史を語るうえで欠かせない部分かもしれませんね。

そして…最後にくまねこ堂だけに、猫ちゃんのマッチラベルをご紹介して終わらせていただきたいと思います!
「カワイイ猫!」というよりも「明治時代の猫」という佇まいですね(笑)
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byこばちゃん


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神奈川県鎌倉市にて、古道具、掛け軸、絵画、書画、お茶道具、習字道具、食器(マイセン、ロイヤルドルトン等)をお譲りいただきました!


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本日は、大量の明治時代マッチラベルをご紹介したいと思います!!!
今までも数々のマッチラベルのスクラップブックを取り扱わせていただいてまいりましたが、今回のお品は明治20~40年代に印刷されたものだけがスクラップされており、日本のマッチラベルの最初期の歴史をそのまま見ることができる、ダントツの珍品といえるものではないでしょうか?
私はあまりの凄さに動揺してしまいました(笑)

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日本のマッチラベルの歴史は明治初期にまで遡り、当時マッチラベルは「燐票」と称されて、長い間根強いコレクターが存在するコレクターズアイテムでもありました。昭和初期のマッチラベル全盛時代には多くの凝ったデザインのマッチラベルが登場し、コレクター以外が見ても楽しくなるようなのものが沢山存在しておりますが、今回のお品はそのような色鮮やかなデザインが確立される以前のもの。
しかし、そこには独特の世界が広がっており、昭和初期のモダンで色鮮やかなマッチラベルにも勝るとも劣らない魅力が充満しており、思わず目を見張ってしまうものばかり!

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上図はまるでメリエスのSFトリック映画「月世界旅行」(1902年公開)のワンシーンのようですが、どこか日本独特のデザインと色彩、あまりの素晴らしさに手が震えました。
また文明開化のあおりを受けて文明の利器を使用する絵柄が沢山取り入れられてもいて、
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自転車に乗った男性や気球にぶら下がった軍人さんなどのデザインは今見ると大変ユーモラスでもあります。

これらのマッチラベルのデザインを手本としたのが1960年代の横尾忠則さんであり、当初古くから活動するアーティストからは「このような世界観を壊すために我々は活動してきたのに、わざわざ前時代のデザインを手本とすることは何事か」と非難されたとどこかで読んだことがありますが、このような前時代的なものの中から生まれ一世を風靡したのが1960年代のアングラ文化かと思うと、感動的な思いさえ抱くことができます。

スクラップブックに貼付されたこれら、マッチラベルのデザインを見ると、現代人にはデザインできないものだろうな、ということを強く感じました。
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見て下さい‼このオウムと兎が通話している様子をデザインするという感性。もう天才としか言いようがありません(笑)
そして、大昔の忍術映画にでてきそうな、このガマガエル!
1900年ころに印刷されたマッチラベルには、そのまんま「二十世紀」と配置する露骨さ、たまらないです。
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マッチラベルコレクターではなくとも、思わず見とれてしまう逸品。まさに眼福としかいいようがありません。
大きさでいえばほんの数センチにしか満たない、吹けば飛ぶようなマッチラベルですが、そのデザインが放つ時代感というものは計り知れないものがあります。

一回のブログで紹介するにはちょっと足りない感じもしますので、上・下に分けて、このマッチラベルについてご紹介させていただきたいと思います!!!
次回のマッチラベルに乞うご期待!!!
byこばちゃん


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抱瓶、木版画、レコード、ソノシート、硯箱、墨、紫檀の文箱を買受けいたしました:江戸川区葛西にて


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今日は、以前入荷した戦前の商品ラベルのスクラップブックからこちらをご紹介:hoshi1:
聞いたことのない商品名や、独特なデザインのラベルが並ぶなか、「あ、これは知ってる(^◇^)!」↓
戦前ラベル

と、思いきや、こちらはおなじみの「森永ミルクキャラメル」…ではない?
「西村ミルクキャラメル NISHIMURA'S  MILK  CARAMEL」と書いてありますね。

でもデザインは瓜二つ、商品名「ミルクキヤラメル」の左右に書かれた「風味絶佳」「滋養豊富」のうたい文句もそのままです。

森永

森永製菓HPより

 

森永の前身は西村という会社だったのかな?などと考えましたが、右下に印字された登録商標も異なっており…。
これは一体…?と考えていると、森永製菓HPのコラム「森永ミルクキャラメル開発よもやま話 第四話」にヒントがありました。
(以下転載、強調は筆者)

「森永ミルクキャラメルの大好評をみて、新発売の大正3年の暮から翌大正4年の正月にかけて早くも偽物が続出。新聞広告のコピーの一部で「いろいろニセモノあり森永製菓にご注意を乞う」や「ニセモノにご注意の上、この商標のある森永ミルクキャラメルの御愛用を乞う」とアピールしました。この時期、150件以上も多発する「森永ミルクキャラメルのニセモノ」の横行を許したのでは、単に商品流通上の不都合があるばかりでなく、そのほとんどが粗悪品なので、消費者に森永ミルクキャラメルの品質が誤認され、評価が下がることになるため、「森永ミルクキャラメルのニセモノ」を排除する活動を行いました。まぎらわしい名称や商標、デザインなどを持つ「ニセモノ」メーカーに警告し、これに従わない場合は訴訟をおこして法的制裁処理を厳しく実行しました。[後略]」

ニセモノが150件とはすごいですね(゜゜!
スクラップブックの「西村ミルクキャラメル」も、そのひとつだったのでしょうか?

森永ミルクキャラメルは、森永創業の明治32年(1899年)に製造・販売が開始されています。
ニセモノの横行も、このハイカラなお菓子が巷に流行し、多くの人に親しまれていたからこそですね。

くまねこ堂では、歴史を伝える貴重な資料をお待ちしております(^^)/

By クラニャン

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絵葉書、ポストカード、切手、記念コイン、和本をお譲りいただきました


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昨日は茨城のお客様より、絵葉書、ポストカード、切手、記念コイン、和本をお譲りいただきました。
また来週も続いてお招きいただけるとのことで、大変感謝しております。誠にありがとうございました。
戦前~戦後にかけてのスクラップブックを整理していましたところ、なんとも珍しい戦時中の「箸袋」が貼付されておりました!

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駅弁の包み紙や缶詰のラベルなどは過去に取り扱ったことがございましたが、戦時中の箸袋は初めてみるもので大変驚いてしまいました。といっても、彩色が施されているわけでもない、地味なものですが、見ていただきたいのは印刷されている標語!!

「明い商道 防げよスパイ」

「護る空から晴れゆく亜細亜」

「恐るな空襲 抜かるな防護」

「弛む心に食入るスパイ」

「遂げよ聖戦 防げよスパイ」

「ウッカリ一言 国家の大事」

「軍機と不平は漏らしてならぬ」

などなど…時代を如実に写し出しているのが、大変興味深いものとなっております。

1930年代後半の生活資料に目を落とすと「防諜」という言葉が盛んに使われるようになり、しまいには海や高い場所から下をカメラで撮影することも禁じられるようになり、当時の国家がとにかくスパイを恐れていたことを想像できます。

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くまねこ堂所蔵の戦時中マッチラベルより

しかし箸袋にまで標語が刷り込まれているということは「食事をする時も気を抜くな」ということと取れますが、巷にはそんなにスパイが紛れ込んでいたのでしょうか?

byこばちゃん


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《神奈川県横浜市港南区!》貴金属・お茶道具・煎茶道具・カメラなどを即日買取させていただきました


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今回は鉄道マニアの方から多くの鉄道グッツをお譲りいただきました!!
その中には1960年代~1980年代までに使用された切符もたくさんございました。

マニア向けの国鉄時代の硬券の数々…。
日本の鉄道チケットはサイズによって、基本的に A券(3 cm×5.75 cm)、B券(2.5 cm×5.75 cm)、C券(6 cm×8.75 cm)、D券(3 cm×8.75 cm)と区別されており、ここもマニアがこだわるところですね!
行き先を見てみると、お持ちだった方は日本全国を旅されたことがわかり、「国鉄線」の表示が時代を感じさせます。
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そして1960年代半ばに発行された「周遊券」の外袋の数々。レトロな雰囲気が魅力ですね!
地域の特色を反映したもの、モダンなデザインのものなど…このシンプルさに昭和を感じます。
またJRになる直前の青春18キップもありましたが、今とはデザインも大きさも別物ですね~

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そしてそして、極め付けはこちら!!
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加山雄三の父で伝説的な二枚目俳優・上原謙と昭和を代表する美人女優・高峰三枝子、往年の美男美女コンビが数十年振りに復活し、世のおじいちゃんおばあちゃんを喜ばせたフルムーンの広告入りチケット袋まで(涙)
さすがは昭和のウルトラスターだけあってお二人とも華やかでバブリーで、様になっております!

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※若い頃のお二人(1940年頃)

高峰三枝子さんは市川崑監督の「犬神家の一族」で「佐清!この薄情な人たちに仮面をめくっておやり!」と家族会議の場面で叫ぶ長女・松子夫人(すけきよの母)を演じたことでも知られていますが、高峰三枝子ファンの私としましては終戦直後に制作された五所平之助監督の映画「今ひとたびの」の気高く美しい姿を忘れることができません。

…と話がだいぶそれてしまいましたが、フルムーンのチケットは現在でいうところの休日倶楽部のようなのですすが、規約をみると特にシニア向け、60歳以上限定などの制約はなく、70歳以上は割引になるとのことのみ記されているので、年齢は関係なく夫婦割引のようなものだったようですね。

くまねこ堂では古書や古美術品のほかにも、鉄道グッズなどのコレクターズアイテムも積極買取をさせていただいております。

byこばちゃん

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中野区: 即日出張にて、軍服、勲章、真鍮の印泥入れ、楽焼のグイ飲み、古書を買取させていただきました


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今回お譲りいただきました、第二次世界大戦中の指揮官として戦史に名を遺された某陸軍大佐(死後に中将となる)の遺品を紹介させていただきたいと思います!※プライバシー保護のため名前を伏せさせていただきました、ご了承くださいませ。

お譲りいただいた遺品の中には、ご本人が使用された大礼服から軍服の装飾品、未使用の襟章や勲章などがございましたが、特に写真の数々には今となっては見ることが出来ない貴重な様子が記録されておりました。
この陸軍大佐の簡単な経歴を記載させていただきますと、陸軍士官学校を卒業後ドイツに留学し、帰国後は横浜専門学校、陸軍士官学校のドイツ語教師などを経て、1940年に某連隊の連隊長に就任します。
当時の軍人と言えば豪傑なイメージがありますが、氏は学者肌の軍人だったということで、写真帖にはピアノを奏でる写真も含まれておりました!着物にピアノ、大正ロマンを思わせる一枚ですね。

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また1937年には朝鮮・安東の陸軍学校(?)にも赴任しており、当時の日記帳も残されておりました!
日記帳を紐解いてみますと…
「6月11日(金)晴 大分生徒の行儀が悪いので河内大尉のいやみあり。生徒一同を集め教官の顔に泥を塗るなと訓示する所あり。実際生徒の行動は公明正大でなく不快なり」と指導者らしい記載もありつつ、ほかにも日々の軍の行事などについて人間的な冷静な感想もみられるので「学者肌の軍人」だったという人物像にも納得ができます。
注目は日中戦争(当時は支那事変、日支事変などと言われた)の勃発時の日記!!
「…北支事変(ママ)に関しての準備なり…」などの記載があり、当時の軍人の様子を如実に知ることが出来ます。
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そして、このような時代を経て、1943年頃フィリピンのレイテ島に移駐したことが、その後の氏の運命をかえます…。

レイテ島の戦い(レイテとうのたたかい)は、1944年(昭和19年)10月20日から終戦までフィリピンレイテ島で行われた、日本軍アメリカ軍の陸上戦闘である。日本軍の当初の作戦では、ルソン島では陸軍が中心となって戦闘するが、レイテ島を含む他の地域では海軍及び航空部隊により戦闘する方針だった。ところが台湾沖航空戦で大戦果をあげたと信じた大本営は、フィリピン防衛を担当する第14方面軍司令官・山下奉文大将の反対を押し切り、作戦を急遽変更して陸軍もレイテ島の防衛に参加して迎え撃つこととした。ルソン島に配備されるはずだった多くの陸軍部隊がレイテ島へ送られたが、輸送途中で大損害を受けた。日本軍は補給の見通しが甘かったことから多くの餓死者を出した。約2ヶ月の戦闘でレイテ島の日本軍は敗北し、大半の将兵が戦死する結果となった(Wikipédiaより)

以上のように第二次世界大戦史のなかに特記されるほどの激戦となったレイテ島の戦いですが、この陸軍大佐も敵の砲弾を受けながら奇跡的に生還しましたが数日後に自決をされたとのことでした。日本軍の戦死者は 79,261名。本当に戦争は恐ろしいと実感させられますね。

今回お譲りいただいた写真には、氏がレイテ島に移駐した1943~1944年10月までのものが数十葉あり、激戦直前のレイテ島の様子を撮影した歴史的なショットがたくさん含まれておりました。
そもそも第二次世界大戦は、当時日本では大東亜戦争と称されており、1941年の真珠湾攻撃後、国際社会から孤立した日本は、連合軍側から資源の輸入を止められてしまうという状況に陥ったため、あらたな資源を求めるべくフィリピンやマレーシアなどの南方地方の国々を占領していき「大東亜共栄圏」を築き上げていきます。
その大東亜共栄圏時代のフィリピンの様子を記録したスナップ写真はかなり貴重といえますが、その理由としては「撮影できる人間が限られていたこと」「激戦のために写真が消滅」してしまったことがあげられるかと思います。そんな状況の中、激戦前の数ケ月間に内地の家族へ沢山の写真を送っていたことが、これだけの写真が残った理由になります。

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1943年夏に撮影されたこの写真の裏面には「俘虜訓化所修業式」とあります。俘虜とは捕虜のことですが、訓化所とはどんなところだったのでしょうか?日の丸を掲げ、日本軍人が現地人に訓示を行っている様子は、当時の様子を象徴しているように思います。

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上写真と同時期に撮影されたこちらの写真には「コンセプションにて」と書き込みがされております。例えば「演説」や「訓示」と記さず、コンセプション(=「英語、フランス語で概念受胎などを意味する。(Wikipediaより)」)と記入してあるところに当時の日本軍の思惑をくみ取ることができます。

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こちらは現地の町長、知事、警察隊長らと撮影した一枚で、移駐した挨拶に訪れたときに撮影されたものでしょうか。割れた窓ガラスの目隠しに、当時日本で発行されたプロパガンダ写真誌が貼付されているのが、素朴で面白くもあり、どこか意味深な印象を受けます。

平和な時間が流れているような写真の数々ですが、これら写真が撮影された1年ほどの間に多くの命が奪われた「レイテ島の戦い」が勃発するのです。
1944年10月23日に 氏が自決したのちも戦いは続けられ、その2日後、レイテ島市街地を占領しかけていた米軍に対して「日本軍斬り込み」というとんでもない作戦が遂行されました。
当時の新聞によれば

『部隊長も斬込み(新聞名不明)』
「○○部隊長は自ら手兵数十名を引き連れて廿五日夜高地からタクロバン市街の敵陣地目がけて殴り込みを敢行、敵兵どもを震撼せしめた、
この部隊長自らの斬り込みは同戦線の最悪事態を示すものでなく旺盛な攻撃精神が抑へ切れず遂に同部隊長をして奮然突撃敢行をなさ
しめたものでこのため同部隊の士気はますます昂っている」

とあり、実際には部隊長であった氏は自決しているので作戦には参加しておらず虚報といえるでしょう。しかし報道する側もかつてのような美辞麗句を並べ立てて過大な戦果報告をするという姿勢はありません。日本軍の被害は一切記されてはおりませんが小さな記事にまとまられ、どこか負け戦が想像できるような記載になっています。

そして10月28日、氏なき部隊は玉砕。
これらの写真に写り込んでいる軍人や兵隊の殆どが、米軍との激戦で戦死したと思われますが、フィリピン現地の人々も犠牲になったのでしょうか?

氏の戦死は新聞でも報道され、東京湾要塞司令部の司令官で、かねてから友人関係にあり一時期はフィリピンにも移駐していた陸軍中将・大場四平(1890-1963)は氏の戦死の報せを受けて以下のような書簡を、1945年1月に遺族へ送付しています。

「(略)忠誠一徹なる閣下の御性格よりすればタクロバン附近に於ける斬込戦の御勇姿も眼前に髣髴として来り定めし鬼神を泣かしむる壮烈無比而も武功抜群なりしものと確信(略)茲に謹みてご生前に於ける深甚なる御友情を深謝し併せて敬弔の誠を捧げ候」

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大場四平陸軍中将の人柄が垣間見れる書簡ですね。
そしてレイテ島の激戦から1年も経っていない1945年8月15日、日本はポツダム宣言を受諾し無条件降伏で敗戦となったわけです。

くまねこ堂では陶磁器、書画などの骨董品以外にも、日本軍に関する軍服、大礼服、刀緒や勲章などの軍装品、古写真まで幅広く買取をさせていただいております!

byこばちゃん


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珍品◆1960年代に発売された電化製品カタログを大量入荷いたしました◆東芝、ソニー、ナショナルぼうや、紙モノ、昭和30年代


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買い取らせていただきました1960年代に発売された電化製品のカタログをご紹介させていただきたいと思います!

戦後、朝鮮戦争の特需景気や神武景気を経て、1959年今上天皇の御成婚、1964年の東京オリンピックなど明るいニュースが続いた高度経済成長期。それまで戦争の傷を負っていた日本から一気に世界の経済大国にのし上がり、総中流家庭といわれる時代に突入します。
その高度経済成長時代の象徴といえるのが、一般家庭への電化製品の普及だったのではないでしょうか?
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今回の買い取りでは1960年代に発売された電化製品のカタログが大量にございました!!
まず抱くのは戦後の惨めな時代から抜け出た「豊かな国 日本」というイメージです。
昭和30年代を語る際に欠かせない「三種の神器」(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)ほか、掃除機やポンプ、タイマー、炊飯器、フィッシュグリルなどのカタログの数々…

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中身を見てみると、とにかく楽しいです!

↓は東芝冷蔵庫(GR100ND形)のカタログですが、この人工着色的色彩がたまりません!
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基本的な形や配置は変わりないかと思いますが、冷凍庫の部分が冷蔵部分と同じフロアになっていますね。

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また別購入のオプションとして、冷水器(380円)やアイスクリームフリーザー(4500円)などが紹介されており、今もあったらいいなぁと思われるような品々が紹介されております。自動でアイスクリームができるというアイスクリームフリーザ―の4500円は結構高価だったのではないでしょうか?

また掃除についてのページには
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「直接水をかけて掃除しますと、絶縁が悪くなりますから…」

『絶縁』って!?

ちょっと穏やかではない感じがします(笑)

そして↓「電気釜」のパンフレットもなかなか面白いです。
IMG_1332 (2)
IMG_1333

この時代の電気釜はお米を入れる釜の部分だけではなく、外釜の部分にも水を入れたんですね!
ご飯が炊けると勝手にスイッチが落ち、そこから20分くらい蒸らすとあるので、今と比べると幾つか手順が多いようですが、当時としては画期的だったと推測ができます。

これら日本人の貴重な生活資料、お譲り下さいましたお客様ありがとうございました!

こばちゃん

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「中国文物局」による「文化財海外持ち出し審査基準」についての考証~第3話!


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本日も引き継きまして、くまねこ堂流に「中華人民共和国文物保護法」「中華人民共和国文物保護法実施条例」に基づいた「文化財海外持ち出し審査基準」について記していきたいと思います!
今回は「9、輿、服」について取り上げてみたいと思います!
日本では重要文化財級の骨董品が海外持ち出し禁止のラインになっておりますが、中国では庶民の生活用品までこと細かく分類がなされており、さすがは歴史大国・中国!

9輿・服
9.1車・船・輿・駕籠 部品を含む 1911年以前のものは持出禁止
9.2車の道具、馬車の道具 部品を含む 1911年以前のものは持出禁止
9.3靴・帽子 1911年以前のものは持出禁止
9.4衣服 1911年以前のものは持出禁止
9.5首飾り 1911年以前のものは持出禁止
9.6装身具 1911年以前のものは持出禁止

「輿(こし)」という言葉はなかなか聞きなれませんが、移動手段のひとつであり、日本流にいうならば「駕籠」ですが…そのような質素なものではなく「お神輿」といえばどんなものか想像がつきやすいかと思います。


中国の輿(※Wikipédiaより)

輿にも世界各国たくさんの種類があるそうで、庶民のなかの手軽に利用のができる簡素な輿から王族などが使用する豪華絢爛なものまで…
当時の輿に関する写真をみてみますと、なんとも優雅でのどかですね!

現在日本で輿に乗る機会はそうそうなく、相当昔に廃れてしまった乗り物なので「1911年以前」と言われてもピンときませんが、なんと中国、インド、ミャンマーなどの一部の地域ではいまだに存在するそうです!
文物局では、輿の本体のみならず部品や、自動車、馬車、船なども持ち出し禁止項目に挙げおり、現役の移動手段だからこそ、より一層貴重な生活資料として取り扱いが行われていると思われます。

そして生活資料として、やはり欠かすことができないのが同じく分類されている「服」ですね。
この在中国日本大使館の表を見る限りでは「民族衣装」が別に存在するので、「9類」に分類されている「服」とは庶民の生活用品としての何の変哲もない「服」と推測が出来ます。
日本でも同じ事が言えますが特別な時にしか着用しない「民族衣装」は大切に保存されていることが多いのですが(軍服、大礼服然り)、1911年以前とはいわずとも昭和戦前時代の普段着の洋服、和服というものの現存数ですらかなり低く、さらに虫食いなどがなく状態が良好なものといったら珍品の部類に入るのではないでしょうか。

「清時代 服装」の画像検索結果

上図は「旗袍」を身にまとう清時代(1644-1911)の女性たちですが、「旗袍」とはチャイナドレスのことを指すそうで、かつて日本では「支那服」と呼んでおりました。またチャイナドレスという言葉は和製英語で(!)、海外では「 Mandarin dress マンダリンドレス」と言うそうです。
着物にも銘仙、絽、錦紗、紬などの種類があるように、旗袍にも身分や状況に応じて生地や柄が区別されていたと思われますし、写真が珍しい時代の被写体になった人々は盛装して撮影にのぞんだことでしょう。
以上を踏まえると、庶民の旗袍はもっと質素なものだったと推測が出来ます。

上図を見る限りでは現在私たちが想像するようなチャイナドレスとはイメージが異なる感じがいたしますが、実は現在にも通じる下図(李香蘭)のようなチャイナドレスは1920年代に世界的に巻き起こったモダニズム旋風によって、道徳的な部分で肌の露出をすることが許される風潮になったことで可能になった型であります。
日本のモガは洋服を着用することでモダニズムを体現した訳ですが、中国モガは従来の普段着の型を変えて独自のモダニズム時代を築いていきました。

「李香蘭」の画像検索結果

従って1920年代以降に生まれた、肌の露出のあるチャイナドレスは中国文物局の海外持ち出し基準からは外れるということになりますが、法令の改訂が行われれば、これらの型のチャイナドレスも今後は持出禁止になる可能性が大いにある訳ですね。

また文物局の海外持ち出し禁止項目には「服」ばかりではなく、帽子、靴、装飾品なども挙げられておりますので、中国独特の習慣であった纏足靴などもその対象になると思われます。

…というわけで、本日は9類の輿・服について取り上げさせていただきました!

こばちゃん


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「中華人民共和国文物保護法」「中華人民共和国文物保護法実施条例」に基づく「海外持ち出し禁止の骨董品」について…第二弾!!


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先日より書かせていただいております、「中国文物局」における「輸出禁止骨董品」についてですが、第二弾の今回は「演劇・演芸用品」
について執筆させていただきたいと思います!

国営の文化財保護機関である「中国文物局」では、「中華人民共和国文物保護法」のもと海外輸出する骨董品の鑑定を行い、規定外の骨
董品のみが国外持ち出し可能品となる…ということは以前のブログで紹介させていただきました!
鑑定の対象となる骨董は大きく16種類に分類されており、そこから更に細かく分類されて、それぞれの規約のもとに鑑定が行われる、とい
う流れになっております。
中国の骨董品といえば書画、陶磁器などを思い浮かべますが、「意外だな」と思われるものも含まれており、特に「レコード」の記載が
あったのには驚いてしまいました。(下図・在中国日本大使館HPより)

13演劇・演芸用品
衣装、影絵、木偶及び各種演劇・演芸と関係のある道具を含む 1911年以前のものは持出禁止
レコード 1949年以前のものは持出禁止

 

まず中国の演劇・演芸といえば、やはり「京劇」が第一に挙げられることと思います。
京劇とは、1800年代に誕生したとされる歴史の浅い中国の伝統的な古典演劇のひとつで、きらびやかな女形の衣装や舞台化粧が印象的
ですね!
その京劇の代表的人物といえば、映画「花の生涯」のモデルとなった梅蘭芳(メイ・ランファン 1894-1961)を思い浮かべる方が
多いことと思います。
梅蘭芳は1924年(大正13)に日本にも来日しており、前年の関東大震災で被害を受けた人々のために慈善興行(現在のチャリティー)
を行ったことで、多くの日本人にも親しまれました。

来日した際の梅蘭芳。写真左(写真 Wikipediaより)

大正時代から各国芸術家を招聘することが一つの流行ーなっていたらしく、舞踊のパブロアやヴァイオリニストのブルメスタ
などが来日し、当時の日本人たちを熱狂させ、演劇や音楽関係の来日芸術家たちの多くが日本でのレコード録音を残しており、
梅蘭芳も日本蓄音器商会(現・日本コロムビア)でレコードが発売されました。

実は1949年以前に発売された中国のレコードは、意外にも日本に沢山残されているのですが、その理由としては戦前に中国在
住だった職業軍人の方が、戦況が悪化する以前に日本に引き上げた荷物のなかに入っていた、また一般人の海外旅行が夢の
また夢だった時代に唯一身近だったといえる上海や満州旅行のお土産として持ちこんだもの、そして「中華人民共和国文物
保護法」「中華人民共和国文物保護法実施条例」が施行される前に日本国内に持ち込まれたものが殆どと言えるのではないでし
ょうか。

また中国および満洲、日本でも絶大な人気を誇ったレコード歌手といえば李香蘭(1920-2014)を忘れることができません。
日本人にも関わらず満州人と偽って活動し、その数奇な生涯はミュージカルやテレビドラマなどでも取り上げられ、後年まで
TVタレントや国会議員として活躍されているので、ご存知の方も多いかと思います。


一世を風靡した映画「支那の夜」の新聞広告(Wikipediaより)

李香蘭は日本ではコロムビアレコードの専属として多くのレコードを録音し、「蘇州の夜」「紅い睡蓮」などのヒットを
飛ばしておりますが、中国でも上海パテ(百代)や百樂(パイルー)などのレーベルで録音を行い、代表曲である
「夜来香」「売糖歌」などが1930年代後半から1944年にかけて発売されております。


1930~40年代、中国の代表的な歌手たち。左から姚莉、周璇、李香蘭、白光、鶯音。
(写真 Wikipediaより)

当然のことながら、当時の中国にも多くの歌手がおられますが、そのなかでも名曲「何日君再来」を歌った周璇(1918-1957)
や、日本でも多くのレコードを録音した中国の歌う映画女優・白光(1921-1999)は、当時の時局を反映した印象的な一曲である
「日満支親善歌 興亜三人娘」を奥山彩子、李香蘭と共に録音しています。

1940年頃は日本でも「中国歌謡」ブームだったことから、この当時に新譜として持ち込まれた本国・中国のレコードがたくさん
あったとも推測ができますね!
※ちなみに中国でしか発売されていない日本人歌手のレコードもあるそうですが、日本人に関するものは第二次世界大戦後に
廃棄されたということを耳にしたことがあります

中国文物局(在中国日本大使館)の記載によれば「1949年以前のものが持ち出し禁止」なので、梅蘭芳の古い録音や李香蘭、
周璇、白光などの現地発売のレコードは、例え現地の古物商で発見し買い求めても、日本に持ち帰ることはできないという
ことになりますね。

…中国で施行されている「中華人民共和国文物保護法」「中華人民共和国文物保護法実施条例」に基いた「文化財海外持ち出し
審査基準」について、くまねこ堂流にランダムで掘り下げております!!
また引き続き次回も、興味深い項目をピックアップしてご紹介して参りたいと思います!

こばちゃん


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サントリー/寿屋 「洋酒天国」創刊号~50巻までをお譲りいただきました


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サントリーもとい旧名「寿屋」が1956年から7年間発行した広報誌「洋酒天国」をお譲りいただきました。

企業が社外読者を対象に発行する広報誌はメディアとして優れた特性を持ち ながら,現在,企業コミュニケーションの多様化,インターネット・e メールの普及などの情報社会化などを背景に廃刊されるケースが少なくないなかで、ここまで長続き、かつ発行部数を稼いだ広報誌もなかなかないんじゃないでしょうか。

広報誌、といっても洋酒天国はどちらかと言えばプレイ雑誌に近く、企業PRはせず骨董品や香水の話、女の話なんかを織り交ぜた広報誌だったそうです。
1949年から酒の自由販売がはじまったなかで、その7年後にこういった広報誌をだすということは要するに「ウイスキー」という洋酒が一般に普及し始め、バーに行っては気取りながらお酒をたしなむ人が多かったんじゃないでしょうか。

今でさえ女の人がメインの居酒屋などが増えましたが
やはりバーに行くと、あのくらい照明や、流れる音楽がどことなくスノビッシュな雰囲気をだしていて
たぶんどの時代にもお酒を挟む社交の場というのは少し鼻につくあの感じがまた良い!って感じなんでしょうねw
くまねこ堂ではお酒(古酒)の買い取りも行っております!

ヨシダ

 


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古時計、帯留め、サーベルの柄などの古道具を買い取りました。中野区にて。


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本日ご紹介させていただくのは昭和10年に発売された「満洲國皇帝陛下 御来訪記念」絵はがきです!

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皆さん満洲(満州)といえば、なにを思い浮かべるでしょうか?

男装の麗人・川島芳子、李香蘭、第二次世界大戦、大陸の花嫁などなど…それぞれの視点や歴史、思いが
交錯する幻の国・満洲。

満洲国は1932年(昭和7)年に中国北東部に誕生した国で、皇帝となったのがかの有名な愛新覚羅溥儀、
のちに映画「ラスト・エンペラー」の主人公となる人物です。
満洲の首都は新京ですが、大連、奉天、満洲里(まんちゅり)、そして哈爾濱(ハルピン)などなど…
戦前の日本人からすると最も近い外国であり、ブルースの女王・淡谷のり子先生が「満洲ブルース」という
流行歌を歌っているほど!
どこか憧れさえ抱かせる都だったのです。

そんな異国情緒を感じさせる憧れの都の皇帝が来訪するとなると、当時の日本が大騒ぎにならない筈はあり
ません。
時は昭和10年、モダン都市文化の花盛り、戦争の影なんか見てとれない束の間の平和時代のこと。
絵はがきの中には当時の東京市(現在の東京23区を東京市と称しました)が発行した、電車乗車券が同封
されておりました!

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一枚には自動車乗車券(上)とありますが、タクシーの乗車券なのでしょうか…?

↓こちらが満洲国の国旗で、国花は蘭の花、「蘭花御紋徽」が使用されておりました。

 

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今年は満洲国建国85年。
くまねこ堂では満洲(満州)ほか、中国、朝鮮関係の資料、陶器、掛軸、書、絵画などの美術品を積極買取
させていただいております。

 

こばちゃん


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★即日出張買取★掛け軸、画帳、漱石、田能村直入、仏画をお譲りいただきました【東京都中野区】

東京都中野区にて当日お電話をいただきましたお客様のお宅へ、即日出張買取へ行かせていただきました:b_body_jump:
お電話ありがとうございました:b_body_jump:
(古本、骨董の出張買取の日程はご予約も承っております。ただすでにご予約が入っている日程等もあり、お客様のご都合に100%添えない事もございます。あらかじめご了承いただければ幸いです。)

8月もあっという間に終わりました。
今年は記録的に雨模様の日が続き、夏らしい日が恋しくなってしまうくらいでした。
(暑すぎるのも、実際暑くなってしまうと、もう充分な気持ちになりますが:lol:
今月も古本、骨董、古道具等の出張買取のご依頼、沢山のお客様にご利用いただき大変感謝しております。
お暑い中、お邪魔させていただき、「家が片付いた!」「大量だったので自宅に来てくれて助かった!」「売れると思わなかった物も買取りしてもらって面白かった!」等、買取時にお喜びの声をいただけましたこと、大変嬉しく思います。
今後もどうぞ、くまねこ堂をよろしくお願いいたします:track::hoshi1::hoshi1::hoshi1:!!

popopoko

ペコリ:heart:

かこさん

☆プラチナの指輪等、ジュエリー、刀を買取させていただきました(東京都東部)☆

骨董品、古道具の買取ではお客様が処分寸前だった、ご自身では値がつかないと思われる品物も買い取らせていただけるものがあることがあります:wa-i:

さて学生の皆さん(大学生は除く)、いよいよ夏休みが終わりますね:kaomoji7:
今正に溜めに溜めた宿題をやっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?(私は小学生の頃はよく溜めて怒られていました)

もう時間がないのに自由研究どうしよう~!そんな泣きべそかいている君におすすめの自由研究!スクラップブック:nurse::hoshi1:
身近なパッケージを集めてみましょう:idea:

kannzume

こちらは魚介類の缶のラベルでしょうか。
こちらもお客様からお譲りいただいたスクラップブックに収められている、貴重な資料です!
台所という場所は、隠れた宝の山なのかもしれませんね:heart:

自由研究がまだの人は、お母さんの家事のお手伝いをしながら収集してみましょう:epuron:

かこさん

 

東京杉並区にてワインボトル、ウイスキー、ナポレオン、洋酒ミニボトル等をお譲りいただきました!

 

スクラップブックをパラパラ拝見させていただき、目に留まった商品券。
なになに?:neko:

cmcm

テレビ、ラジオに変わるC.M. 先着50名 無料サービス
早く!早く!行けばニッコリ! 商品券 大好評!

すごい急かされてます:kaomoji2:
行った先に一体何屋さんが待ち構えていたのでしょうか:ecoemoji2::hoshi1:
ちなみに、くまねこ堂では常時!商品券等なくとも、出張費は無料で買取に行かせていただいております。
皆様のご利用をスタッフ一同お待ちしております:hoshi1::track::hoshi1:

かこさん

★新宿区高田馬場★戦前の置時計、古銭、茶道具、書道具、掛け軸、色紙、短冊、錫製品、佐藤忠良リトグラフを買い取りいたしました!


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前回に引き続き、気になったスクラップをご紹介いたします:welcome2:

上野動物園の記念シールがありました!1966年(昭和41年)のモノのようです:hiyoko:

 

uenozoo

記念シールということなので、当時どのようなことが上野動物園であったのか、少し調べてみました:-D

この記念シールが発行された経緯ではなさそうですが:body_deject:この年は上野動物園内で2番目に長年飼育飼育されているイリエワニ、フックさん(オス)の来園した年でした!
現在もこのご長寿フックさんにお会いできるようで、今年(2017年)で推定51才になるそうです:ojiicyan::obaacyan:

人間にしましたら、果たしておいくつなのでしょうか。

かこさん

 


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[即日出張買取] 中野区のお客様より、掛け軸、画帳、漱石、田能村直入、仏画をお譲りいただきました!!

i
ご利用ありがとうございました:track:
これからお引越しのご予定がある方やご自宅の整理、最近流行りの断捨離で出た、本棚〇個分!の大量の本や、棚や箪笥や蔵にしまったままの骨董、古道具の買い取りのご相談、お待ちしております!

 

 

この夏、お客様から新たに大量のスクラップブックをお譲りいただきました!

こちらのブログでも、以前から少しずつお譲りいただいたスクラップブックをご紹介しておりますが、
収集されているラベルやシール、印刷物の傾向は作成した方それぞれに大変個性があり、何冊見ても飽きが来ません:wa-i::upup:

 

 

 

なかなか集めない!と思い、驚いたページがありました。

kudamono

果物に直接貼られている品種シール(!)などなど、丸いシールが中心に集められたページ:idea::hoshi1:

私は果物を食べる時、目にも留まらず皮と一緒に捨ててしまっていたので、収集しようという発想がありませんでした。すごく面白い事だと思います。
果物を買うときや食べる時のひとつの楽しみだったのかなあと、ついつい作成された方に思いを馳せてしまいました:gakki:

家に帰ったら、そういえば昨日買ったバナナがあるので、どんなシールが貼られていたか早速見てみたいと思います:okaeri:

かこさん

i

 

おもちゃ、キーホルダー、文房具・ぬいぐるみ・レコード・少女漫画、趣味の本を買取りさせていただきました。【埼玉県さいたま市西区】


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michel jackson

 

マイケルジャクソンが日本でライブをした時のグッズのハットとバッジです。

最近、自分の趣味の方が不安になり、折を見てちょこちょこと「アナと雪の女王」や「想い出のマーニー」「ラプンチェル」など
今まで見てこなかった映画を観たりしていました。

別に批判をしているわけではないけど、もっと先に見なくちゃいけないものがたくさんあってそこまで目が回らなかっただけなんですが...

先日、実家に帰ったときに妹が録画してくれた上記の映画を観たところ

まあ楽しいことw
頭を使わずただ楽しいーって感じで
全て2回ずつ見てきました。

吉田

 


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音楽・クラシック書籍、鉄道模型、時刻表、外国のコイン等をお譲りいただきました【埼玉県さいたま市】

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nagasaki choutarou

なんだか涼しい日が続きますね。

このまま秋になってしまうのでしょうか。。。。。

先日、「川崎長太郎全集」全巻著者直筆サイン入り が入荷いたしました。
私小説作家「川崎長太郎」といえば、そのあまりにも清貧な執筆スタイルで有名だと思います。

正直、私の第一印象は「面白くない」という感想でした。
しかし、「面白くない」というのを含めてもう少しこの文章に付き合ってもいいなー
と思っていると、スルスルと読めてしまう。

この手の本が現代でも残っているのが不思議だ、とさえ思った第一印象に比べると
読み終わってみれば、さもありなん。
なぜか気になる、なぜか読んでしまっている、なぜか手に取っている。
そんな不思議な魅力さえある作者だからこそ、現代にも根強い読者がいる小説家になるんだろうなーと感じます。

 

ヨシダ

 


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