貴金属類、アクセサリー、焼き物/陶芸品、薩摩焼/備前焼、香炉、掛花入などをお譲りいただきました@千葉県市川市
洋画家、佐藤鹿の「セーヌ川風景」という油彩画をお譲りいただきました。
この油彩画、なんか変だと思いませんか?
この作品をアップにした画像がこちらです↓
絵具のタッチがホイップクリームのように超極厚塗りになっているのがわかりますでしょうか…
ここまで極厚塗りだともはや、絵画というよりは立体に近いかもしれません
通常の油絵の絵の具が完全に乾燥するまで半年~1年はかかるといわれておりますが、こちらの絵はどれぐらい時間をかけたのか…..
しかも橋の部分>建物>空、という順番でタッチの大きさを変えているんです
手前は書き込んで、奥はぼかすことで平面の中に空間を生むのが基本と言えますが
こうしてタッチの大きさを変えるだけで画面の中に空間を生む手法は映像的な発想だし、こうして見ると、単に奥の背景をぼかすより力強い作品だと思います。
勉強になりました。
ヨシダ