セルロイド製の國策画鋲ケース🚩
先日は神奈川県横浜市戸塚区のお客様より、
パテックフィリップ、オメガ、ヴァシュロン・コンスタンタン、ダンヒル、デュポン、バカラ、スチューベン、ラリック、マイセン、リヤドロ、ロイヤルコペンハーゲン、ローゼンタール等の
ジュエリー、腕時計、西洋陶磁器やクリスタルガラス等をお譲りいただきました。
ご依頼誠にありがとうございました。⌚💍🌹✨
気になるお品物が入荷しましたのでご紹介させていただきます!
「セルロイド製 國策画鋲 品質優良 M.T.WORKS」とあります。
1937年の日中戦争から第二次世界大戦終戦の1945年の間の日本が戦争一色となった時代。
約8年もの間の戦争期間中、
国家予算はほぼ戦争関連のものだったそうで、
経済が疲弊し、物価の異常な高騰が起こり、
日用品はおろか、食料品の調達も困難な民間人の暮らしは大変なものでした。
実は、私の祖母が大正15年生まれ(未だ冗談すら言えるくらいお喋りが出来ます!スゴイ!)
なので、戦時中~終戦頃の話を聞いたところ、
「お家や地域にもよるかもしれないけど、私の周りの家庭はほとんど、
売れるものがあったら、とにかく食べ物に替えに行ってたよ。
お家にある売れる物、ほとんどね。もうみんな食べてくのに必死だったわ。」と、
話してくれました。
特に金属の物に至っては、民間の生活では不足に陥り、
他の材料で補う代用品が数多く発案されました💡
その中で活躍することになった材料の一つが、セルロイドだったのでした。
戦時中、終戦直後の様々な事、
祖父母と話が出来る間に、これからも聞いておきたいと思います!💕
かこさん