東京都大田区で戦前の軍事郵便はがきをお譲り頂きました
東京都大田区で戦前の軍事郵便はがきをお譲り頂きました。
宛名面には、切手欄に軍事郵便、その下に検閲のチェック欄、中央に陸軍恤兵部発行と印字されています。
陸軍恤兵部 とは何かしら、、、Wikiによりますと、「戦地への慰問、或は慰問で送られるものを「恤兵」と呼ぶがこの部署では主にその恤兵の管理などを行っていた。」なのだそうです。
これらの絵はがきはくまきちさん曰く、従軍画家による絵柄のもので、主に戦地の兵隊さんから日本の家族宛に送られたそうです。
↑このような戦地の絵柄もありますが、お譲り頂いたものは現地ののどかな風景や、風土を描いたものが多かったです。
はがきを受け取った家族は、戦地からの無事を知らせる便りの嬉しさとともに、遠い海の向こうの異国の風景にも興味を持ったことでしょう。
あ、戦争画の作家サインがアルファベットであるのは意外でした。
しかもS.MISAKOとありますから女性です。一体どのような方だったのでしょう。
描かれている絵柄からは、赴いた先が危険な地域でなかったことはわかりますが、この時代ですから相当の勇気のある方であったのだろうと想像します。
私もかつて絵画を勉強していた時期がありましたが、、、イエイエイエ、とても真似はできません。。。
byキョーコ