神奈川県川崎市へ出張買取に伺いました/竹籠に息づく日本の美~竹工芸の技を高度に体得した人間国宝の歴史~
買取品のご紹介|竹籠
先日は神奈川県川崎市へ出張買取に伺いました。竹籠や麻雀牌、習字道具や優勝カップなど、様々な骨董品を買い取らせていただきました。買取をお任せいただき誠にありがとうございます。

買取品:竹籠
竹籠は日本の伝統工芸品です。その起源は縄文時代にまでさかのぼり、農具や漁具、日用品として広く利用されていました。また、日常生活の道具としてだけでなく、美術品としても価値が認められています。その背景には長い歴史と職人たちの卓越した技術、そして日本人の美意識が深く関わっています

買取品:竹籠
竹工芸は、昭和57年(1982年)4月20日に国の重要無形文化財に指定され、その技を高度に体得している人が「人間国宝」として認定されています。今回は2025年1月時点で人間国宝として認定されている7名を、以下にご紹介致します
1.生野祥雲斎(しょうのしょううんさい)(1904年-1974年)
大分県出身で、1967年に竹工芸家として初めて人間国宝に認定されました。竹細工を芸術の域に高めた先駆者として知られています。
2.飯塚小玕斎(いいづかしょうかんさい)(1919年-2004年)
父である飯塚琅玕斎に竹工芸を学び、1982年に人間国宝に認定されました。正倉院の竹工芸関連の調査も行い、伝統技術の継承に努めました。
3.二代前田竹房斎(にだいまえだちくぼうさい)(1917年-2003年)
大阪出身で、1995年に人間国宝に認定されました。父である初代竹房斎に師事し、独自の技法を確立しました。
4.五代早川尚古斎(ごだいはやかわしょうこさい)(1932年-2011年)
大阪出身で、2003年に人間国宝に認定されました。早川家に伝わる技法を継承し、京都迎賓館で作品が使用されています。早川家は、江戸時代末期から一子相伝で竹工芸技法を伝えており、5代まで続きました。
5.勝城蒼鳳(かつしろそうほう)(1934年-2023年)
栃木県出身で、2005年に人間国宝に認定されました。15歳から竹細工を始め、多くの作品を残しました。
6.藤沼昇(ふじぬまのぼる)(1945年生まれ)
栃木県大田原市出身で、2012年に人間国宝に認定されました。写真家としての経験を持ち、独自の視点で竹工芸に取り組んでいます。
7.藤塚松星(ふじつかしょうせい)(1950年生まれ)
神奈川県大磯町在住で、2023年に人間国宝に認定されました。竹工芸の世界に飛び込み、独自の作品を生み出しています。
彼らの作品は、竹という素材の可能性を最大限に引き出し、その美しさと機能性を融合させたものとして高く評価されています。もしお持ちの物でこの方々の作品があれば、思わぬ価値が付くかもしれません。
他にも色々なものを買い取りしております!
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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