東京都世田谷区へ出張買取にうかがいました。書道具の硯屏などを買取らせていただきました。
暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私は、梅雨の時期だというのに雨があまりにもふらないものですから、去年の梅雨を、少し懐かしく感じています
さて、くまねこ堂では先日東京都世田谷区に出張買取に伺いました。
お母様の遺品整理という事で、古本、CD/DVD以外にも、書道道具や絵など、ジャンルを問わず買取をさせていただきました。この度はご依頼をいただきありがとうございました。

こちらは硯屏という書道具。
手に持つとずっしりと重く、ごつごつした肌触りと相まって、岩石を持っているような感覚になります。

硯屏-裏面
裏面はなぞってみると木材のようなさわり心地で、すこしざらざらしています。
これが書道の道具なの……?
こんなものは使ったことがないけど……
一目見ただけでは何に使われているものなのか、わかりずらいですよね。
硯屏(けんびょう)
硯(すずり)の側にたてて、塵やゴミの混入をふせぐ衝立(ついたて)のこと。素材は、青磁・陶・銅・唐木細工など、さまざまな種類があります。(参1.2)
今まで硯屏というものについて全く知りませんでしたので、使い方も全く想像できませんでしたが、なるほど。衝立としてつかうものだったんですね。
書道というと、室内で行うイメージですが、塵やゴミの混入を防ぐ為に作られたという事は、屋外で書作に取り組んでいたのでしょうか。外の景色を眺めながら書を楽しむことを想像してみると、これまた乙なものだと感じました。

シーサーの置物。口が空いているのはオスの証拠。オスのシーサーは福を招き入れると言われています。中は空洞になっていますが、ずっしりと重みがあります。

今回は、本やCDの買取はすくなめでした。
硯屏の他にはシーサーの置物や本、(岩波文庫他)、CDなどを買い取らせていただきました。
今回のご依頼いただいた方のように、ジャンルの違うものが複数ある方もくまねこ堂は大歓迎です!
家をまるごと片付けたい!そんなご要望にもお応えいたします!!
くまねこ堂ではご依頼をいただきましたら、古物商歴30年以上、1万件以上の出張買取をこなしてきた店主が、お客様と直接対応させていただいております。
幅広いジャンルを取り扱っておりますので、くまねこ堂にご依頼いただくと、値段のつくものはすべて片付けることが可能です。
ゴミのご処分にも対応しておりますので、お困りの際は一度、ご連絡いただければと思います。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなど、様々なお品物の買取も行っております。ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。いろいろなご提案ができるかもしれません。
即日出張買取も、予約がなければ対応できる場合もございます。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!
スタッフ一同心よりお待ちしております。
参考 1.https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/470503
2.https://kotobank.jp/word/%E7%A1%AF%E5%B1%8F-492996
オハギ