出品目録や出版図書目録などをお譲りいただきました!
先日静岡県浜松市の出張買取りで、昭和の出品目録や出版図書目録など珍しいものをお譲りいただきましたので、そちらをご紹介したいと思います!
まずはこちらの古書展出品目録から


東京近鉄百貨店が発行している古書展の出品目録で、おそらく昭和52年~53年頃のものと思われます。
手塚治虫が表の1ページのほとんどを占めていますね!さすがマンガの神様……!
この出品目録が昭和52~53年頃のものとすると、昭和20~30年頃発行の手塚治虫の漫画は、子どもの頃に読んでいた懐かしい思い出の漫画ということになるのでしょうか!
細かく見ていくと、現在と相場がだいぶ異なっていることがわかります。
すね!

裏ページには、のらくろやサザエさんの初版などが続き、小公子やイソップ物語など国外の物語も川端康成訳の初版本で売られています!
続いてはこちら、若木書房の出版図書目録です!



若木書房は1948年から1982年の間にあった出版社・映像制作会社で、残念ながらもうなくなってしまったようなのですが、貸本漫画の発行などを主にされていた会社だったようです。
この出版目録は1976年発行のもので、池田利代子やわたなべまさこなどの作品が並んでいます。
私は貸本というものを利用したことがなく、このたび初めて知りました……!
名称からなんとなく図書館のようなものかな?と思っていたのですが、若木書房が存在していたころの貸本屋では主に、既存の漫画を貸し出しするだけでなく、貸本用に書き下ろされた漫画が取り扱われていたのですね!
第二次世界大戦以降の人々が購買力のない時代に、新刊を買うよりはるかに安く漫画を読むことができる貸本は、戦後の娯楽文化に大きな影響を与えたそうです。
調べたところによると、貸本がブームだった1960年頃には貸本屋はなんと全国に約30,000店ほどあったそうです!
その後、テレビの普及やおそ松くんなどが連載されている漫画雑誌に注目が集まったことなどにより、貸本文化は次第に収束していったようで、残念ながら現在、貸本屋はほとんど目にすることがなくなってしまいました。
貸本について、こちらのサイトを参照しました✨
https://books-matsuda.com/4794/
今回紹介した若木書房はちょうど貸本の最盛期と言われる時代に営業していた会社です。出版図書目録一つから、こんなにもたくさんの情報や時代背景が伝わってくるなんて、やはり紙の媒体は不思議な魅力がありますよね。
今回は出品目録、若木書房の出版図書目録の2点を紹介しましたが、ほかにも今回と近い時代のコミックス案内やコミックスの注文票などもお譲りいただきましたので、そちらはまた次の機会にご紹介したいと思います!
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなど、様々なお品物の買取も行っております。特に、当店店主は絶版漫画も得意ジャンルです!!
ご処分をお考えの方、また遺品整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。いろいろなご提案ができるかもしれません。
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スタッフ一同心よりお待ちしております!
山田








