東京都内にて、満州国総理 鄭孝胥(てい こうしょ)の書掛軸をお譲り頂きました
東京都内にて、清末官僚/満州国総理・書家の鄭孝胥(てい こうしょ)の書掛軸をお譲り頂きました。
大変貴重な作品です!
箱書きがあります。
鄭 孝胥(てい こうしょ/ 1860-1932 )
1860年 江蘇省蘇州府生まれ
清朝において大阪総領事・総理衙門章京・京漢鉄道南段総弁・広東按察使・湖南布政使等を歴任。
上海商務印書館(官営の出版機構)の支配人
上海儲蓄銀行重役
上海で復辟派の西本省三(西本白川)らとともに春申社をつくる
1924年 総理内務府大臣に就任
1924年11月 紫禁城を退去。溥儀に従って日本軍の庇護下に入る
1932年3月 満州国建国に伴い、初代国務院総理(総理大臣に相当)に就任
1932年7月 文教部総長(文部大臣に相当)を兼務
1934年3月 満州国の帝政移行に伴い、国務総理大臣(総理大臣に相当)に就任。文教部大臣(文部大臣に相当)を兼務
1935年5月 国務総理大臣・文教部大臣を辞任
1938年3月 逝去
1938年4月 満州国国葬
(Wiki参照)
鄭孝胥は溥儀の忠臣として尽くし、 満州国初代の国務院総理として溥儀を支えたそうですが、
関東軍を批判したことから辞任に追い込まれ、憲兵の厳しい監視下に置かれて不遇な晩年を過ごしたそうです。。。
今回ご紹介のような貴重なお品は、取扱いや撮影も特に慎重になります!
しばらく鑑賞していたいのは山々ですが、
商品に何かあると困るので、撮影したらすぐ箱に戻して保管倉庫行きです。
さようなら~
byキョーコ