東京都新宿区にて、佐渡蝋型鋳金名工 本間琢斎作 蝋型宣徳銅器の香炉をお譲り頂きました
東京都新宿区にて、佐渡蝋型鋳金名工 本間琢斎作 蝋型宣徳銅器の香炉をお譲り頂きました。
梅に鶯 でしょうか。
佐渡蝋型鋳金は、県指定文化財、無形文化財です。
はじまりは、初代本間琢斎(ほんまたくさい)が弘化4年(1847年)に佐渡奉行中川飛騨守より委嘱されて大砲を鋳造し、砲身の模様を蝋型で鋳造したことであると言われています。
明治維新後は、工芸美術品として花瓶・文房具・仏具・香炉などを制作、その芸術性を高く評価され内外で数々の賞を受賞。
佐渡の鋳銅作家には、初代に師事した二代本間琢斎(~1904)、初代宮田藍堂(1855~1919)や真藤玉真、清水湘斎、三浦研斎、土屋宗益らがいます。
なお、初代宮田藍堂門下には、後に重要無形文化財技術保持者として認定された佐々木象堂(1884~1961)がいます。
本日ご紹介の本間琢斎は、現在6代目が技術を継承し、ご活躍です。
(上記は「佐渡の歴史・文化・自然」内、指定文化財のページや、「新潟県生涯学習情報提供システム」内、佐渡蝋型鋳金のページを参考にさせて頂きました。)
byキョーコ