坂田泥華の花器他をお譲り頂きました!◎出張買取


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横浜市戸塚区のお客様より出張買取のご依頼を頂き、掛軸・中国絵画、中国版画、中国七宝、印材、刀装具・鍔、目貫、小柄、万年筆、昭和40年代の音楽雑誌、漫画、大倉陶園、銀盃、モンチッチのぬいぐるみ、サックス、ギター、橋口五葉の版画他をお譲り頂きました!誠にありがとうございます!

今回は買取りさせて頂きました中からこちらをご紹介!

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坂田泥華作の花器です。

13代坂田泥華(さかたでいか1915年~2010年)は山口県長門市深川にて、代々継承されている萩焼の伝統名跡名家陶芸家の名で、茶道をやられる方にとっては「泥華井戸」で良く知られる陶芸家です。大らかで優雅な作風はとても評価が高く、また剥離釉という、焼成時に釉薬を剥ぎ取る事により、御本風の柔らかい斑紋を表現した新技術などにも積極的に取り組みました。

この13代坂田泥華の息子は坂田慶造氏といい、ゆくゆくは父の跡を継ぎ14代坂田泥華を襲名する予定でした。が!2004年に54歳という若さで早世してしまいます。

悲しみと落胆の中、13代は自身を14代坂田泥珠(でいじゅ)と名乗り、息子を死後15代坂田泥華として襲名させました。しかしその13代(14代)も16代の後継者を決めないまま、2010年に94歳で亡くなってしまいます。なので、現在は16代坂田泥華は誰になるのか、未だ不明のままです。才能のあった跡取りの一人息子を亡くしてしまった父親の悲しみは、いかばかりだった事か・・・。

というわけで、15代、16代の坂田泥華作品が出てきたら、それは贋作なのでお間違いなく!

ちなみにこの日は帰りは雨が降ってちょっと気分が落ちかけたのですが、ふと高速から空を見上げたら虹が!!cat_5.gifしかも二重になっていてとても綺麗でした!b_body_jump.gif良い事あるかも!?

 

ふうき


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