珍しいグリコの品々をお譲り頂きました!その②
さて、ちょっと時間空いちゃいましたが前回の続きです。
続きましてはこちら!
「おつかいブル公」
こちらは江崎グリコ株式会社が1966年頃に懸賞品として出したものです。
「おつかいブル公」は、上位モデルのラジコンタイプと下位モデルのリモコンタイプがあり、この度当店が入荷したこちらはラジコンタイプのものでございます!
GETするにはどうしたらいいかというと、アーモンドグリコ1つにカードが一枚入っており、カードは特定の4枚が揃って一組となります。これを30組(?)揃えると貰えたのだそう。だけどこれがなかなか難しい。
グリコといえば「おまけ」ですが、これは「食べることと遊ぶことは子供の2大天職だ」との考えの元、創業者である江崎利一が特に力を入れたものです。当時、(というか現在でも)懸賞品でここまで高価、高品質のものを出すのは大変珍しいことです。
また、驚きなのが、この懸賞品が「もれなく」もらえるという点でした。ラジコンは当時、お金持ちしか買えないとても高価なものでした。それが、カードが揃えば「もれなく」もらえるのですから、そりゃ全国の子供たちは燃えますよね(笑)
コントローラーのレトロさも堪りませんね!色が素敵です。
前輪部分
お口を開くと歯が見えます!なんとこれは、操作で口の前にあるものを咥えて走ることも出来たという・・・。うーん、ハイスペック!
大きさ比較でwithマッキー! 店主も申しておりましたが、このブル公は今まで見た中で一番大きいとの事。なんというか、デザインもとても愛らしくて本当に可愛いです!
外箱。時代を感じますが、こちらのデザインもイカしてます!
おしゃべり九官鳥をはじめ、グリコはこの後も「おとぼけ君」「せっかち君」など、可愛らしい豪華景品を次々と世に出していきました。この一連の懸賞品に子供たちは夢を見まくり、熱い時代を過ごしたのでしょうね。
ちなみにこの「おつかいブル公」、外箱、部品、おつかい電報、説明書等が全て揃っている状態でしたら2~3万での買取りが可能です!(箱の保存状態も良かったらなお良し!)
倉庫に眠っている昔の懸賞品などはございませんか?捨てる前にぜひ一度くまねこ堂へご相談下さい!
ご依頼お待ちしております!
ふうき