出張買取◎再訪!素敵な彫刻をお譲り頂きました!
先日は小雨の中、千葉市中央区のお客様より、再度ご依頼を頂き、島岡達三、富永直樹、北村西望、館林源右衛門、芹沢銈介の彫刻、陶器、書、茶器、版画など、多くのお品物をお譲り頂きました。誠にありがとうございます!
今回はその中から富永直樹の彫刻をご紹介したいと思います。
富永直樹(1913~2006年)は長崎県出身の彫刻家で、東京美術学校(現・東京藝術大学)で同郷の北村西望の元で学びます。(なんと、彫刻科塑像部を首席で卒業!)その後、華麗なる経歴を重ね、1984年に文化功労者、1989年には文化勲章を受章しました。
また、富永直樹といえば、三洋電機のデザイン部門に勤務し、黒電話4号機の意匠、日本初のカラー電話、家具調テレビ等のデザインをしたことでも知られています。
富永直樹「高原の朝」 ブロンズ
堅実で写実的な表現です。
以前、中山競馬場で実際に近くで馬が走っているところを見たことがありますが、とんでもなく美しい生き物だなぁ~!と思いました。馬の躍動感って凄いですよね!眼もキラキラしていました!
続きまして、富永直樹「孟春」 ブロンズ
寄り添っている子トラが可愛いですね~。でもこれ、全長が30㎝強の、なかなかの大きさと重さです
なんとなく顔が猫にしか見えないのは気のせい・・・?(怒られそうだ)
こちらは「孟春」が入っていた共箱。作者の銘が入った立派な箱なのですが、実は検品と撮影の為、この箱の内寸にピッタリのサイズで入っている段ボールケースと重たいブロンズ像を取り出すのが本当に大変でした うーん、どの方法が一番ベストだったんでしょう???
ちなみに、こちらは富永直樹の代表作の一つ「大将の椅子」
引用:http://kagakudoh.art.coocan.jp/kobijutu23.htm
ペルシャ猫を題材にしたこの作品は、高さが60㎝弱、総重量が16.8㎏との事。ちょこんと座っている様子が可愛いですね~。きんきらりんです!
彫刻に限らず、陶磁器、茶器等に付属している共箱や保証書は必ず一緒に保管しておくことを強くお勧め致します。買取価格に大きな差が出てきますよ!
ご自宅に長く眠っている、もう使わなくなった骨董品等はございませんか?捨てる前にぜひ一度、くまねこ堂にご相談くださいませ!
ふうき