日本画家紹介シリーズ その③~故人南書名家編~

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少し間が空いてしまいましたが日本画家紹介シリーズとして引き続き、今回も「日本書画名覧」の中から抜粋し、著名な日本画家、彫刻家、美術家などをご紹介させていただきます!
「日本書画名覧」とは日本の書画や絵画作品の作者をジャンルごとに分類し番付(ランキングのような形)方式で記載している品物になります。
前回までの日本画家紹介シリーズ記事はこちら↓ 

その①~故人国書各派名家編~
その➁~現代国書各派名家編~

今回はその③~故人南書名家編~です!
まず、南画とは中国の南宗画など、中国絵画に影響を受けた日本的解釈の画派、画様のことを指します。
文人画とも言われますが、文人画とは本来、職業画家でないものが余技的に描いた絵画を表しました。主に水墨などで描かれる作風が南宗画と似通うため、南宗画や南画と同義になったとされています。この場合の南画、文人画とは職業画家の描いたものも含まれます。
この故人南書名家の欄は、明治45年6月時点での故人の南画家を番付したものになりますね。

また画像ではわかりづらいため、書き起こさせていただきます!

渡辺崋山、椿椿山、立原杏所、日根対山、山本梅逸、彭城百川、高久靄崖、浦上春琴、野呂介石、韓天寿、田能村竹田、池大雅、貫名菘翁(貫名海屋)、木下逸雲、鉄翁祖門、帆足杏雨、小田海僊、木村蒹葭堂、十時梅厓、三浦梧門、柳沢淇園、与謝蕪村、天野方壺、渡辺小華、高久隆古、青木木米、釧雲泉、宋紫石、鍬形蕙斎、浅井図南、高芙蓉、藤本鉄石、建部綾足、鈴木芙蓉、岡田半江、岡本秋暉、雲華、菅井梅関、福田半香、田崎草雲、福原五岳、大島来禽、大岡雲峰、金子金陵、中西耕石、浦上玉堂、中林竹洞、岡田米山人、中林竹渓、金子雪操、野口幽谷、河村雨谷、谷口藹山、大庭学仙、池玉瀾(徳山玉瀾)、僧月峯、浜田杏堂、岡田九茄、高橋杏村、岡眠山、鶴亭、埼陽范古、三熊花顛、田能村小篁、瀧和亭、鼎金城、田中介眉、菅原白龍、佐竹蓬平、建部巣兆、宋柴山、匂田台嶺、長町竹石、熊代熊斐、山田宮常、沙門愛石、森蘭斎、平野五岳、重春塘、伊藤深江、関口老雲、田能村直入
以上になります。

この中から2段目の右端に太字で書かれている与謝蕪村(画像では旧字の與謝蕪村)を少しご紹介させていただこうと思います。
与謝蕪村は江戸の三大俳人と呼ばれる1人です。著名な俳諧師である傍らで、画家としても活動していました。そのためか与謝蕪村の俳句は情景が目に浮かぶような絵画的な俳風だともいわれています。流派などに属することはなかった蕪村ですが、中国の絵画をお手本とし、南宗画の影響を強く受けました。
20歳で夜半亭・早野巴人に弟子入りし、俳介を学びます。早野巴人は憧れの松尾芭蕉の孫弟子でもありました。27歳で師を亡くした後、松尾芭蕉の足跡をめぐりながら旅に出ます。この時、宿代は絵を描くことで賄ってもらっていたと言われています。
旅を終えた後、独学の絵画の制作や俳諧師として生計を立てました。
自分の俳句に挿絵のような絵を描いた「俳画」の創始者でもあります。
与謝蕪村の俳画は少しクスっと笑えてしまうような気の抜けた表情やポーズも多く、遊び心を感じます。
また俳句だけ読むことと違った面白さがあり、是非俳句と俳画も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

日本画家紹介シリーズ、また随時更新していきますのでよろしくお願いしますemoji206.gif
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