亀の名工 野上 龍起の作品です🐢
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先日買取させていただきました商品をご紹介させていただきます。
野上 龍起(のがみ りゅうき)の亀の置物です🐢
銅製の亀の置物は今にも動き出しそうなほど精巧につくられています。
腹側に龍起の刻印があります。
腹側も手のシワまで本当に細かく作り込まれていますね。甲羅の様子も背と腹だと質感も変わっているようにみえて匠の技を感じますね。
野上龍起は1865年(慶応1年)生まれの明治-昭和前期の鋳造家です。
師は明治-昭和前期の鋳金家、精巧な蝋型鋳造を得意とした大島如雲(おおしまじょうん)です。
1900年のパリ万博にも作品を数点出品しており、代表的な作品としては亀の置物が有名で「鋳造の亀」と称されるほどの名工です。
また、あの有名な上野公園の西郷隆盛の像の鋳浚仕上げも担当しました。
この亀は甲羅がこのように開きます。小物入れとしても使えそうですね。
見れば見るほど甲羅の感じとかもリアルですごいです。
サイズは結構小ぶりで可愛らしい大きさです。手にすっぽりと収まってしまうくらいです。
さわり心地もすごくよくてついつい写真とをりながら愛でてしまいたくなりました(笑)
今回ブログを書くにあたって野上龍起について少し調べてみましたが、亀の名工であること有名なことですぐにわかったのですが、なぜそこまで亀の作品を造ったのかとか、こだわりがあったのか、亀が好きだったのかなど具体的な詳細まではいまいちわからなかったですね😫
でも亀が好きで愛がないとここまで精巧な作品は造れないですよね。縁起、神秘的な側面もありますからそういった観点からも亀を題材にしたのでしょうか…?わからなかった分妄想が捗りますね(笑)
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クウスケ