外国のコインや紙幣などをお譲りいただきました💵
くまねこ堂では、現在アルバイト・正社員を募集しています!
気になった方は是非ご応募ください。
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熱燗がおいしい季節ですが、ぬくぬくした室内で冷酒を飲むのもおいしいと気付いた今日この頃です🍶
皆さまいかがお過ごしですか。
先日は新宿区四ッ谷周辺に出張買取に伺いました。
CD・レコード・ゲームソフト・コミックに加え、ネクタイピンなどのアクセサリー・外国のコイン・紙幣などもお譲りいただきました!
綺麗な珊瑚のアクセサリーもあります。赤色が美しく、魅力的です。
また、香港ドルもございました。
コインも様々いただきました。
外国のコインや紙幣を眺めると、日本のコインや紙幣との相違が面白いです。例えば上の写真の中のコインのいくつかは、コインに人物の横顔が描かれています。日本の現行貨には人物はいませんし、紙幣に描かれる人物も正面からである気がします。
コインや紙幣の鋳造・発行は国家の管理のもとにあるので、どのようなデザインになるかは私たちが普段何気なくお金を使う時には思いもよらないような意図が込められていそうです。
たしかに、何を国の象徴とするのか?誰を紙幣に載せるのか?といった問題は、非常に政治的な意味を持っていますね。
とりあえず日本の現行貨のデザインがどのように説明されているかを知ろうと、造幣局のHPを覗いてみました。
例えば日本の1円硬貨に描かれた若木は、「伸びゆく日本」が象徴されているとのことです。
また、5円硬貨のオモテには、稲穂と水と歯車がデザインされていますが、それぞれ、デザイン当時の日本の主な産業である農業・水産業・工業を表しているそうです。そして、ウラの双葉は第二次世界大戦が終わって新しく民主国家になった日本を象徴していると言われている、と書かれています。(以上造幣局HP「キッズページ」知ってる?より)
なかなか面白く読みました。1円のデザインに日本は発展していくのだという意識が込められていること、しみじみします。とはいえ「発展」については、デザイン時にイメージされた、「伸びゆく」は具体的にはどのようなことだったのだろうか、そして現在も1円デザインにそのイメージがまとわりつくのであれば、その「伸びゆく」の中で想像されることは、どのようなものだろうか、といった問いも今日必要となっていると思われます。
また5円については、日本の産業構造が変わっても農業・水産業・工業を象徴するデザインであり続けていることが興味深く、裏面のデザインが、生まれ変わり民主国家となった日本を象徴している(としている)のも重く感じられます。そういえば現在の100円には、戦時には散華のイメージを付与された桜も使われています。それを思うと、日本は生まれ変わったと主張し、そうありたいと願いつつ、でも散華の桜も忘れられてないのかもしれません。
硬貨や紙幣のデザインの変遷を学んだら、日本がどうあろうとしたのか、どうなったのか、どうあれなかったのか、ということに気付けるようです。
今まで関心を持ったことがなかった分野ですが、興味を持ちました。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
本日もお読みくださりありがとうございました。
コトー
参考
造幣局HP「キッズページ」知ってる?
https://www.mint.go.jp/kids/know/know_01