買い取らせていただいた明治期の花瓶のご紹介です

先日は東京都板橋区出張買取に伺いました。
ご実家のご整理とのことで、明治や大正、戦前など、様々な古いお品物をお譲りいただきました

江戸千家の流れを汲む方のお宅とのことで、特に急須、茶碗、建水、帛紗(ふくさ)などのお茶道具を買い取りさせていただきました。

江戸千家は初代川上不白を祖とする茶家の一つで、現在でも台東区池之端にて茶の湯の文化を引き継いでおられるようです。

明治期のお品物 瓢池園の花瓶

明治期のお品物 瓢池園の花瓶

最近あった東京都の別の出張買取先では川上不白の茶杓をお譲りいただきました。不思議なご縁を感じます。

出張買取をするお店は、昨今は特に大手の会社さんが増えましたが、お客様の目的やお品物との相性が大事なことの一つでございます。当店では事前にお電話などでご依頼内容を確認させていただいております。
そうした上でも、どうしてもミスマッチが起こってしまう場合もございます。そういった意味でもこういった小さなご縁は大切にしていきたいものです。

==========

さて今回は上にある写真の買取品、瓢池園(ひょうちえん)の花瓶をご紹介させていただきます

瓢池園は明治6年に深川森下町(現在の江東区森下)に設立された陶磁器の絵付工場です。
江東区のサイトによると、瓢池園陶磁器工場では瀬戸や有田などから素地(きじ)を買い入れ、絵付けを施し、焼成(しょうせい)していたそうです。

明治期のお品物 瓢池園の花瓶

中央で継いで制作されているようです。こちら側も絵付けが美しいです。

以下江東区のサイトからの引用(一部省略)になります。

明治以降、日本に新しい上絵の具(うわえのぐ)や顔料が伝わり、絵付けの技術が向上しました。これらの陶磁器は輸出用に製造され、深川にもこの工場がありました。

ここではおそらく中国からではなく、西洋から伝来したものと思われます。文明開花の時代ですし、当時は洋風建築のための油を原料とする洋式ペイント(ペンキ)が輸入されていたようです。輸出先もおそらく欧米なので、相性も良さそうです。

明治期のお品物 瓢池園の花瓶

明治期のお品物 瓢池園の花瓶の底面

この工場は明治の終わり頃(1909年)に日本陶器合名会社(有名な洋食器ブランド「ノリタケ」の会社)に統合されています。
つまり底にこの「瓢池園」の印があることは、まず明治時代に作られたものであることが分かります。

くまねこ堂の所在地からほど近い森下で作られた品物が、巡り巡ってまた江東区の当店に戻ってきたことは感慨深く、今回はご縁を感じずにはいられない出張買取となりました。

大切なお品物をお譲りいただき、ありがとうございました。

以上、明治時代の瓢池園の花瓶の買取品紹介でございました。

 

==========

 

くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
くまねこ堂の買取ジャンルにつきましてはこちらをご覧ください。

ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。いろいろなご提案ができるかもしれません。
即日出張買取も、予約がなければ対応できる場合もございます。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!

スタッフ一同心よりお待ちしております!

小野

 

人気ブログランキング
人気ブログランキング


よろしければシェアお願いします

2024年4月に投稿したくまねこ堂の記事一覧

この記事のトラックバックURL

くまねこ堂 出張買取対応エリア

関東を中心に承っております。
詳しくは対応エリアをご確認ください。

PAGE TOP