川崎市中原区で昭和初期の小学生日記をお譲り頂きました


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川崎市中原区で昭和初期の小学生日記をお譲り頂きました。

表紙には昭和9年9月 東須磨小学校第二学年とあります。

 

 表紙をめくると、

ほぉー、、

・日記は自分の歴史

・日記は心の鏡

・日記は心の強いか弱いかをはかる試金石。必ず書くことによって辛抱強い人とならねばなりません。

記し方

・毎日何か一つでも善い行いをして書きなさい。

・綴り方のおけいこのつもりで本気で書きなさい。

 ほか、、 

さらに、1ページ目には「日記の誓」が5項目。

 

 

それでは日記をめくってみましょう。どれどれ。

 

 男の子は兵隊ごっこ、女の子は看護婦さん役なのですね。

 

 

印刷文かと思うほどキレイな字で先生が一文添えておられます。

「にっきは一生書きませう。大人になって、君がりっぱな人になってをればをるほど、にっきはなつかしくたふといものになりませう。」

 

 

 おにいさんの試験勉強中にうるさくして、「6時32分に寝ろ。:ikari:」としかられています!

 

 

成績が上がっておとうさんおかあさんに褒められたそうです!

 

日記帳最後のページ。↓ 

大正天皇のお亡くなりになった日(12月25日大正天皇祭/大正天皇崩御日)、天皇の写真を見ながら勉強したとあります。

 

子どもの日記とはいえ、時代が反映されていてとても興味深かったです。

それにしても、言葉の使い方が丁寧ですね。書き手はなかなかお利口さんのようです。

それとも当時の小学二年生は皆このようにしっかりしていたのでしょうか!?

 

はたして、現代の平成の小学二年生たちは一体どのような日記を書くのかしら!?

 byキョーコ

 
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