東京都杉並区で、古い純錫製の酒器をお譲り頂きました
東京都杉並区で、古い純錫製の酒器をお譲り頂きました。
木箱正面には三越の印があります。その下はかすれていますが特選の印でしょうか。
徳利の方は高さ11センチくらい、 徳利の持ち手は藤巻になっていています。
御猪口は高さ2.4センチ、直径2.3センチほどと小振りで、底には「本錫」の彫りがあります。
錫器が日本に伝わったのは今から約1300年前と言われています。
当時は大変高価なものとして金や銀と同等の価値があり、宮中や主要な神社などの神仏具として使用されていたそうです。
庶民には手の届かない高級品だったのですね。
錫製品は熱の伝わりが早いだけでなく、お酒の風味がまろやかになるのだとか。
これからの季節にぴったりです。
Byキョーコ