東京都内にて、九谷焼の巨匠 北出不二雄の色絵更紗 竹文盒子をお譲り頂きました


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東京都内にて、九谷焼の巨匠 北出不二雄(1919-2014) の色絵更紗 竹文盒子をお譲り頂きました。

 

 サイズは約5.8×4.3×3.8cmと小振りですが、とても華やかで存在感があります。

 

 

[北出不二雄 経歴 ]
 昭和25年 金沢美術工芸専門学校陶磁器科卒業、第6回日展初入選、以後連続入選
 昭和40年 第8回改日展に「青釉彫文鉢」を出品、特選・北斗賞受賞
 昭和46年 第3回改組日展で審査員となる
 昭和54年 金沢美術工芸大学教授に就任
 昭和59年 加賀市文化功労賞受賞
 昭和61年 日展評議員となる
 昭和62年 第19回改組日展に「青釉 石窟佛」を出品し、内閣総理大臣賞を受賞
 平成2年 九谷焼技術保存会会長(現・顧問)になる
 平成3年 金沢美術工芸大学学長となる
 平成8年 勲四等旭日小綬受賞
 平成9年 金沢美術工芸大学学長を退官する
 平成10年 県立美術館主催「九谷色絵の魅力 ー北出塔次郎・不二雄の世界一」開催
 平成11年 作陶50周年作品集刊行記念展を加賀アート・ギャラリーで開催
 平成14年 県九谷焼美術館主催「現代九谷の黎明 北出塔次郎と青泉窯三代展」開催
 平成17年 日本陶磁協会九谷支部長就任
 平成22年 日本陶磁協会特別賞受賞
(『加賀の九谷』さんWEB参照http://www.salon-de-kutani.jp/kutani/sakka10.html)

 

北出家はもともと九谷焼の素地造りを担う窯元で、不二雄氏も若いころから知識や技術を勉強していたそうです。

その素地の上で古九谷以来の色絵装飾の伝統と発展を追及。

不二雄氏 の「彩陶」と「青釉」の技法は、現代九谷のみならず今日の日本の色絵器の世界に、新境地を開いた言われています。

 残念ながら昨年お亡くなりになったのですが、伝統ある青泉窯は博嗣・三枝夫妻が北出家に入籍し、跡を継がれました。

 

今回ご紹介の作品の他にも表現の幅は大変広く、金沢21世紀美術館には磁器だけでなく陶の作品もたくさん収蔵されています。どうぞご覧くださいませ。http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=97&d=84

byキョーコ

 


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