【ラベル選集②】幻の東京オリンピック便乗ラベル編
昭和39年に開催された東京オリンピック、そして45年に開催された万国博覧会。
いずれも昭和15年に開催予定でしたが、国際情勢の悪化のために開催が中止されたことは
ご存知でしょうか?
昭和11年に行われたベルリンオリンピックでは水泳の前畑選手をはじめ日本人選手の活躍
がめざましく、その実況はレコードに録音されて発売。
飛ぶような売れ行きをみせて、大盛り上がりに盛り上がりました
そして次回開催国が日本に東京・決定すると、さらに日本国内は熱気を帯びて、オリンピック
フィーバーに便乗したグッズが続々と登場。
今も昔も変わりませんなァ
今日は、そんな幻となった東京オリンピックフィーバーに便乗したラベルをご紹介してみたい
と思います
まずはこちら、
昭和11年に東京宝塚劇場で公演された「起てよ若人」
銘打ってオリムピックレビュー!
どんなレビューだったのか想像をかきたてられますね
♪すみれの花さく頃~
こちらは店名までオリムピックにしちゃってます(「オリン」じゃなくて「オリム」
といふところがミソ)
なんと浅草にある天丼の名店・大黒家でもこんなマッチラベルを制作しておりました!
ブルーの背景は晴れ渡った空をイメージしているのでしょうか?
どこかモダンな雰囲気が漂います
他にも、なんとオリムピック待針なんてのがありました!
そしてハリウッドを代表する子役スター、シャーリー・テンプル嬢と五輪のマークをコラボした
キャラメルのラベルもありました
正式にテンプルちゃんを起用したものなのかは…わかりません!
♪さよなら皆様 さようならご機嫌よう~(続)
by こばちゃん