【第2回】「汝窯天青釉洗」、香港サザビーズにて●●億円で落札!!

人気ブログランキングこんにちは、クラニャンです。 前回は、10月3日に香港サザビーズの競売で、「北宋汝窯天青釉洗」が中国陶磁器史上最高額の42億5000万円で落札されたニュースをお伝えしました。 第2・3回では、「汝窯」の青磁ってどんなものなの?という疑問について、実際の作例を見ながら考えてみたいと思います(*^-^*)   下記に挙げるのは、日本国内で汝窯青磁の優品が出品された近年の展覧会の情報です。 (※大きな話題になったもので、私が足を運んだものに限っています) 【東京国立博物館】 ①特別展「台北 國立故宮博物院-神品至宝-」   、 平成館 特別展示室  (2014年6月24日 ~ 2014年9月15日) ②特集「日本人が愛した官窯青磁」、東洋館5室( 2014年5月27日~10月13日) ③「中国陶磁の技と美」 、東洋館 5室 ( 2016年3月15日 ~ 2016年5月15日) 【大阪市立東洋陶磁美術館】 ④特別展「台北 國立故宮博物院―北宋汝窯青磁水仙盆」、展示室J(2016年12月10日~2017年3月26日) これらの展覧会には、どのような作品が展示されていたのでしょうか? ①まずは、東京国立博物館(以下、東博)における台北故宮博物院の所蔵品展。 こちらの展覧会では、「翠玉白菜(すいぎょくはくさい)」を見るために長蛇の列ができたことでも話題になりましたね。 同展で出品された「汝窯」青磁は、こちらの「青磁輪花碗(せいじりんかわん)」です
汝窯

青磁輪花碗(せいじりんかわん)
汝窯 北宋時代・11~12世紀

東博HPでは、「酒器を温めるための温碗と呼ばれる器」であると説明されています。 釉調は、マットな薄緑色に近いでしょうか。繊細な貫入(かんにゅう/釉にはいった細かいヒビのこと)が、表面の調子に変化を与えています。 ふわりと軽やかな器形も愛らしいですね。私はハクサイよりもこちらが欲しいかな~♪   ——————————————————————————————— ②次にご紹介するのは、①の台北故宮展とほぼ同時期に東博の東洋館で開催された展覧会。 東博のほか、常盤山文庫など国内のコレクションから構成された大変見ごたえのある内容でした。
汝窯

「日本人が愛した官窯青磁」チラシ

  同展の目玉は、「青磁輪花鉢(せいじりんかばち)」(横河民輔寄贈、重要文化財)など南宋官窯の作品群でしたが、北宋汝窯の作例として「青磁盤(せいじばん)」(下写真左)も展示されました。
汝窯

※左の作品※
青磁盤 汝窯 北宋時代・11~12世紀 東京国立博物館蔵(香取國臣・芳子氏寄贈)

本作は、文豪の川端康成旧蔵品としても有名です。 写真では十分に伝わりにくいかもしれませんが、そのしっとりとした艶は大変美しく、吸い込まれるような複雑な釉色はいつまで見ていても飽きません。 収集家としても知られる川端氏の眼にかなったというのもうなづける優品です。   いかがでしたか? 次回は、③・④の展覧会に出品された汝窯青磁をご紹介します!   by クラニャン 人気ブログランキング

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