謎の浮世絵師・東洲斎写楽のご紹介
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本日は謎の浮世絵師「東洲斎写楽」のご紹介です。
写楽といえば歌舞伎役者をモチーフとした浮世絵でとても有名ですが、なぜ「謎」なのかご存知でしょうか。
写楽はこんなにも有名にも関わらず、その活動期間はたったの10ヶ月。
作品数145点あまりを作ったのちに忽然と姿を消してしまった画家だからです。
画像では少しわかりづらいのですが背景が雲母摺(きらずり)という技法を使っているのが特徴です。
漢字の通り、雲母を砕いた粉を膠で溶いて背景などにする技法です。
雲母石は理科の実験で見たことがある人も多いんじゃないでしょうか。キラキラとしてミルフィーユのように層状になっている柔らかめの石のことです。
今でこそ有名な写楽ですが、デビュー当初はこのデフォルメされた作風はあまり受け入れてもらえなかったようです。
というのも、歌舞伎役者のファンからすれば、推しメンは美化してめちゃくちゃ格好良く描いてほしい!という気持ちがあるにも関わらず
写楽はいい部分も、コンプレックスな部分もその人の「特徴」だとして書いてしまったからだといわれています。
そのためファンだけでなく本人たちからも不評だったそうですが、なんとも現代とそう大して変わらない問題がこの時代にもあったようです。
ヨシダ