中国の高級国酒「貴州茅台酒」のご紹介です。
本日は高級中国酒、「マオタイ酒」の紹介です。
「マオタイ酒」とは、中国では「白酒(パイチュウ)」に分類される、主原料が貴州省産のトウモロコシでできているお酒だそうです。
トウモロコシが主原料、といえばバーボンなんかが有名ですがバーボンと違って「白酒」と呼ばれるぐらいなのできっと透明なお酒なんだろう、と思うのですがどうなんでしょうか。
白酒は日本や中国の焼酎もそのように呼ぶらしいので、やっぱり透明なのかもしれません。
マオタイ酒は1951年に「国酒」として定められ、毛沢東がリチャード・ニクソン大統領を、周恩来が田中角栄をこのマオタイ酒によってもてなしをしたことからも名実ともに「国酒」と言えますね。
もともと20世紀まではアルコール度数も60度近くあったようですが、近年は徐々に度数をさげて40度ぐらいになっているようなのでウイスキーやジン、ウォッカなどと概ね一緒です。
そもそもアルコール度数60度というと、私が今まで口にしたものでそこまで高いものはないのですが、
一般的には加水する前の樽に入っている状態でのウイスキーがだいだい60度ぐらい~とか
「禁断のお酒」として有名なアブサンもだいたい60度~と言われています。
アブサンについては面白い話がたくさんあるので、後日かければいいかなと思います。
昔の人の内臓がめちゃくちゃ強かった、というわけではないとは思いますし、別のもので割って飲む、というのも少し考えづらいので
ここまでアルコールが髙い理由はやっぱり保存的な理由が大きいのかもしれません。
個人的には中国酒は癖のあるものが多い、というイメージがあるのですが
高級酒、といっても価格はピンキリらしく、最近の中国では若者の間でもマオタイ酒が流行っているようなので口にできる日があれば!と思います
ヨシダ