当時物!昭和期の産経新聞掲載「鉄腕アトム」全645話のうち600話あまりの切り抜きをお譲りいただきました。
手塚治虫といえば鉄腕アトムでしょうか。
「ブッダ」や「火の鳥」なんかもありますが、詠んだことはなくともアトムのビジュアルは知っている!と現代の子供たちからも声が上がるのは恐らく、鉄腕アトムじゃないでしょうか。
私はそこまで詳しくないですが、ヒーローものが比較的好きです。
世の中には様々なヒーローがいますが、どのタイプのヒーローが好きかというと
「孤高である」「世間からみて異質な存在である」という背景を背負ったヒーローが好きなのです。
鉄腕アトムはオープニングの歌にもある通り
空も飛べるし、十万馬力のスーパーパワーを持っている。
それは日本単位で一つの「ヒーロー像」として刷り込まれたことと思います。
ただ、手塚治虫作品によく感じるメッセージ性。
アトムに関しては、勧善懲悪のスーパーヒーローということこそがこの話の本題なのではなく
文明が進んで世の中が技術革新をすることで、よくなることもあれば技術が人間に害を与えることもある、というような
メッセージもあるように感じます。
しかし、やはり
強い!負けない!優しい!
献身的と代償を求めない愛、といういわゆる「正義」という一般的に認知されているスタイルのヒーローも捨てがたいのは
やはり私はアンパンマンというヒーローで育ったからだと思っています。
アンパンマンの素晴らしいところは、アンパンマンだけがヒーローというわけではなく
誰もがヒーローになりうるというところです。
ヨシダ