仏具などお譲りいただきました!
葛飾にお住まいのお客様からご依頼をいただき、伺ってまいりました!
仏具や仏像など、数十点をおゆずりいただきました。
こちらの金剛杵(こんごうしょ)は、仏教の一部宗派で用いられる法具で、もともとは古代インドの神様たちの持つ武器だったそうです。
その金剛杵の中のひとつ、五鈷杵(ごこしょ)と呼ばれるものが4点、写真にあります。
デザインや大きさは様々ですが、両端の形が手をすぼめたように5つに分かれています。
この一方は大日如来の五智を表し、反対側の五鈷は五欲煩悩を表し、
そして柄によって両端がつながっていることは、それぞれが別個の存在ではなく、五欲(五悪)が五智により打ち砕かれ制御されるときに加持力(仏にいただく力)が与えられるとも言われています。
他にもいろいろな解釈がされているそうです。
写真『教王護国寺 両界曼荼羅 写真・石元奏博』より