ヴァル・サン・ランベール(Val Saint Lambert)の古い花器をお譲り頂きました
西東京市ひばりが丘でヴァル・サン・ランベール(Val Saint Lambert)の古い花器をお譲り頂きました。
ヴァル・サン・ランベール(Val Saint Lambert)は1826年創立のベルギーのクリスタルメーカーです。
ベルギー王室御用達で、ベルギーのバカラとも呼ばれています。
刻印はVAL St LAMBERTのほかに、BREVETEとあります。製造技術の特許という意味でしょうか。
ヴァル・サン・ランベール は、20世紀初頭には職人を5000人も抱え、分業制で技術力の向上と生産性を高め、1日あたりの生産量はヨーロッパ最大であったそうです。
製造時期はデザインから見て1930年~戦前頃ではないかと思われますが、いかがでしょうか。
大胆なデザインと洗練されたカットが目を引きます。
高さは17センチほどでどっしりと存在感があり、肩のカーブや切込みのライン、どの角度からながめてもプロポーションが美しいです。
んふふ、楽しいですねえ。。。仕事冥利に尽きます、、、
ヴァル・サン・ランベールは当時の日本ではほとんど流通していなかったようですが、
一体どういったいきさつではるばる海を渡ってきたのでしょう。
特別な方が特別に所有されていた、ということでしょうか。
くまきちさん曰く、「皇室に近しい、由緒ある血筋の方」とのことです。
こちらのお宅からお譲り頂いた素晴らしい品々を数回に分けてご紹介させて頂きます。
byキョーコ