貴重な銘木を使った将棋駒などをお譲りいただきました。
本日もくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日は東京都江東区のお客様からご連絡をいただき、出張買取に伺いました。
将棋盤、将棋の駒、備前焼、益子焼、フランクリンミント、ジャズレコード、CD、カセットテープ、木彫、北海道民芸、銀細工、掛軸、絵画などなどお譲りいただきました。
ありがとうございます!
こちらの駒ですが、御蔵島で採取された黄楊で作られているそうです。黄楊はしなやかかつ丈夫な材で日本では古来より重用されてきました。将棋の駒に使われる材としては黄楊は最高級とされ、成長が遅い木であることから駒の木目を揃えるのが難しく、貴重であるようです。
今回お譲りいただいた品々の中で私が特に感銘を受けたのが、こちらのバール材を切り出したと思われる小型のテーブルです。バール材とは木の根元や枝分かれした部分に発生することがある瘤の材になります。またうねるようなバールの杢目の中にバーズアイのような杢目も見られます。バーズアイといえばカエデが有名ですが、湿気の多い場所に生える種にはこの杢目が現出するものがあるようです。これらの杢目の発生原因は諸説ありながらいまだに解明されておりません。眺めていると吸い込まれそうなこの杢目はまさに自然が生み出した芸術と言えるでしょう。
くまねこ堂ではこれらのような銘木を使った製品はもちろん、今回お譲りいただいたような多種多様な品を取り扱っておりますので、ご処分やご整理にお悩みのお客様は、是非一度ご相談くださいませ。どんなお品も拝見させていただければと思います。
お電話、メールフォーム、またはLINEにて、スタッフ一同心よりお待ちしております。
また、レビュー、クチコミ、高評価などいただけますと、スタッフの今後の励みとなりますので、よろしければどうぞお願いいたします!
最後までお付き合い誠にありがとうございました。
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