香りを楽しむ道具その弐🌲香筒
くまねこ堂の主に買取事例をご紹介させていただいております、
当店スタッフブログをご覧いただき、いつも高評価、ご好評、誠にありがとうございます!!
今回の記事は先日のブログ「香りを楽しむ道具」その弐となります🌟
(単体でもお読みいただけます)
前回に引き続き、船橋市海神のお客様、
2日間に渡り骨董、古道具を拝見させていただきまして、
2日目は煎茶器、槍、薙刀、小柄、戦前の香蘭社、オールド深川、瑪瑙細工、香筒、香炉、高岡銅器、銀瓶、宮永東山、掛軸、アクセサリー等、
ハイエース1台がなかなかぎゅうぎゅうになるくらいのお品物をお譲りいただきました~~!!!
沢山のお品物を拝見させていただきましてありがとうございました。
🐻くまねこ堂店主・くまきちもお客様と談笑を交えながら、
古いものを数多く拝見出来たことに喜んでおりました🥰🐈
お品物を運ばせていただいておりましたスタッフも、
古いものにまつわる様々なお話をお伺い出来て、大変勉強になりました!!
お家1軒ご整理するのは大変と思いますが、
またご整理が進み、これはお値段がつくのかな?捨てていのかな?と
思ったお品物がございましたら、お気軽にご相談くださいませ~~✨🌈
ありがとうございました!
今回ご紹介する香りにまつわる道具はこちらっっ
煎茶道具として使用される香筒(線香筒)です🌼
その名の通り、お線香を保護、保存する棒状の入れ物です。
端に蓋がございます。
そして私の写真が下手な為(涙)せっかくの彫りが綺麗に見えないので🌊
ライトに近づけてもう数枚写真を撮りましたのでもう少しお付き合い下さい📷😅
立派な顎鬚のご老人がお二人、
山奥でなにやら会話を弾ませているような図ですね。
一見、普通のご老人かと思ったのですが、
魔法使いみたいな長い杖を持っていることから、仙人かな?と思いました。
そんな伝承世界のような小道具や風景に、
粗めの彫りが相重なって、
まるで、この筒を鑑賞する私たちが、
茂みから仙人たちの会話を盗み聞きしてしまっているような気持ちになる🤭ワンシーンですね。
お譲り頂いたお客様方も仰っていたのですが💡🌠
書道や茶道、刀剣等の道具というのは
ひとつひとつ細工が凝っていたり、洒落が効いていたり、
ものによっては、実際に使用するというより、
置くことで空間等の風情を引き立たせるようなものが多くあり
(それがもし無くても楽しめる・絶対必要ではないのですが)、
コスパ・タムパを重視する現代人よりも遙かに⌚!
その道を嗜む人にも、その物をつくる職人にも、
余裕や余興を感じられるものづくり、
空間づくりが成されていたのではないかと、
考えさせられます。
マスクをし出して、早1~2年が経ち、
嗅覚を全然使えてないことも増えた気がします🐶
せっかく私たち人には様々なにおいを嗅げるお鼻がありますから、
たまには好みの香りを、ぼんやり、ゆっくり、楽しんでみてはいかがでしょうか🐣🍵
かこさん