元スタジオぬえのイラストレーター佐藤道明の原画から考える空想科学技術!
先日は練馬区西大泉のお客様より、遺品整理、美術書、展覧会図録、美術雑誌、版画芸術、イラストデザイン、別冊太陽、洋画、木版画、リトグラフ等をお譲り頂きました。ご依頼誠にありがとうございました🐻😸
先日は、鶴田謙二 直筆サイン入り「コメット」複製原画をご紹介させていただきました。
この夏は暑すぎるからでしょうか、なんとなく青い絵を眺めたくなります。
もう一枚、また違った「青」の絵とのご縁がございましたので、紹介させていただきます。
佐藤道明の潜水艦のような機械が描かれたイラスト原画(タイトル不明)です。
佐藤道明といえば、少年探偵・江戸川乱歩シリーズ(ポプラ社)の装丁の画家として、古本屋さんにいるとじんわり馴染み深くなるような画風のイラストレーターです📚
昨年に江戸川乱歩館の火事があった時、テレビで江戸川乱歩の書籍がちらちら~とイメージ画像で映る時に、度々この書籍が使用されていたのが記憶に新しいです。
ご活躍の幅は広く、元スタジオぬえのメンバーで、「エリア88」「マクロス」「ラーゼフォン」等々、TV・劇場アニメ他、ゲーム作品でのメカニックデザインも手掛けていらっしゃいます。(参考:ウィキペディア)💡参考ページを拝見していて気が付いたのですが「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」にも携わっていたのですね。これだけ沢山の”未来”が描かれた作品に関与していると、仕事とプライベートの切り替えだけである意味、普段が”時間旅行”みたくなっちゃってそう(※偏見です)で、今、自分がどこの時代にいるかわからなくならないのかなぁ、と無駄な心配が頭をよぎりました☕
話を原画に戻します。
こちらは、1981年~1988年に株式会社ワールドフォトプレスから月刊誌として発行された、
「メカニックマガジン」で掲載されたイラストの元版のようです。直筆サイン入りです!ちょっと可愛いタイプの字だ(喜)!
1960年代に創刊の「SFマガジン」や、1978年に日本版創刊の「スターログ」、1979年に創刊の「SF宝石」等、近未来~超未来までの仮想現実世界を題材とした作品を取り巻くSF関連雑誌が、時代を重ねるごとに業界を賑わせてきました📘💃♬📘💃♬
同雑誌は、80年代まで培われたSFカルチャーを内包した上で、最新の科学技術ニュース~空想的なSFファンタジーまで(!)内容はかなり幅広くバラエティに富んだ内容。”現実”が想像上の科学技術に、確実に近づきつつあることを実感させてくれるような総合誌だったのではないでしょうか。
スキューバダイビングいいなぁ~~~~!!
お魚さんとお友達☆彡
この潜水艦、ダイバーの酸素ボンベを補給する用途なのでしょうか。
ぐるっと外部がボンベのようなもので囲われています。
これで長時間の海の探索がしやすくなること、間違いなし?!
でも酸素ボンベって結構、重いんですよね(当方ダイビング経験1度だけ有)。
軽量化・小型化を希望です~☆彡イエーイ☆彡
(・・・という、進化した科学技術の恩恵を受けるにあたり、自分は美味しい所だけ頂くような糞野郎のスタンスは、良い子のみんなは真似しないようにね!最新技術を使うにあたって、全部は理解できなくても、自分も勉強をすると、最大限にテクノロジーの活用が出来るようになるかもしれないよ!身近な機械から、先ずは調べてみよう!)
以上、佐藤道明の原画をご紹介しました。
くまねこ堂では現在スタッフ募集中です。
詳しくは当店ホームページにてご確認くださいませ!
本日もお読みくださりありがとうございました。
かこさん