火鉢のある暮らしのご提案です

 

くまねこ堂では、現在アルバイト・正社員を募集しています!
気になった方は是非ご応募ください。
https://www.kumanekodou.com/recruit/

 

先日は埼玉県ふじみ野市に出張買取に伺いました。一軒家を丸々片付けるということで、気前良くお宅の中を全て見させていただきました!

自在鉤、鉄瓶、火鉢、木剣などなかなか見られないもの、昭和レトロな食器、道具類、個人の日記、車のカタログなど紙ものの資料、と様々な物をお譲りいただきました。

自在鉤、火鉢、鉄瓶

昭和レトロブームが昨今話題ですが、こちらは本格派の昭和レトロです。

 

 右奥から自在鉤、火鉢、鉄瓶ですが、まずは火鉢から。こちらは比較的小ぶりで、重さも以前買取させていただいた長火鉢に比べると格段に軽いです。

長火鉢とは、箱のような形をしていて、引き出しや机がついています。引き出しには湯呑やお茶が収納してあり、そこですぐに火を囲んで家族団欒できるようになっています。

今回のものは家族の中心となるには小ぶりな大きさで「手あぶり火鉢」と呼ばれるものです。その名の通り手をあぶったり、網で餅を焼いたり、あとは鉄瓶を置いて湯を沸かしたりします。

右手前のやかんのようなものが「鉄瓶」ですが、これがちょうど火鉢に乗るように作られています。

やかんのような、と言いましたが鉄瓶が先で、こちらは江戸時代からあるそうです。茶の湯でお湯を沸かすのに使っていた「茶の湯釜」に取っ手と注ぎ口がついてできたそうです。

 

 個人的に知らなかった物は、奥の長い「自在鉤」と呼ばれるものです。こちら調べてみたところ、火鉢の上に垂らしておけるフックなんですね。たしかになんとなくそういうものがぶら下がっているイメージがあります。ここに鉄瓶を引っ掛けておくことができます。

このフック伸縮自在で、例えばお湯が沸騰したら火から離すということができるのです。名付けて「自在鉤」となるのですね。自在な伸縮はテコを使った簡単なものですが、古典的な道具の工夫を感じられてすごく好きです。

余談になりますが、調整する部分に魚のオブジェが付いているイメージはないでしょうか?魚は水に関わるとのことで、火事を防ぐなどの意味合いがあるそうです。

 

見かけ騙しの昭和レトロが氾濫する中、このような本格派を取り入れてみてはいかがでしょう。

もちろん可愛らしい昭和レトロも買い取らせていただいております!

昭和レトロなグラス

 

===
 くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!

 

小野

 


人気ブログランキング


よろしければシェアお願いします

2022年12月に投稿したくまねこ堂の記事一覧

この記事のトラックバックURL

くまねこ堂 出張買取対応エリア

関東を中心に承っております。
詳しくは対応エリアをご確認ください。

PAGE TOP