東京都小平市へ出張買取|文物商店の中国骨董品をお譲りいただきました
先日は東京都小平市のリピーター様の元へ出張買取に伺いました。
陸の孤島なイメージの小平市は、出張買取の依頼で断られることもあるかもしれません。
そんな方は当店にぜひご相談くださいませ。小平市、国分寺市へも出張にて買取をさせていただいております!
以前古書買取をさせていただいたリピーター様から、文物商店の中国骨董品も買取にてお譲りをいただきました。
「文物」とは中国語で文化財、文化遺産、ひいては骨董品の意味があります。
文物商店は中国文物局の審査をクリアした骨董品が販売される国営の商店です。その審査は文物鑑定センターで鑑定しによって行われるそうですが、クリアした物品には蝋印(ワックス・スタンプ)が付けられます。
これが一つの中国骨董の証拠となります。
梅干し印などと呼ぶこともあるそうです。
中国では文化財保護のため、古い年代の骨董品は国外持ち出し禁止となっております。
書画やその他美術品についても同様に流通させて良い品目や年代が定められております。
それに似た仕組みは日本にもあります。中国の蝋印のような方法ではなく、日本では証明書によって輸出しても良いことになります。中国はワックス・スタンプ、日本は証明書と、なんとなくお国柄が表れている気がします。
いずれにせよややこしいのは、決して良い品物だということが証明されるわけではなく、「国外に持ち出しても良いレベル(つまりすごく良い物ではない)」ことの証明である点です。
こちらは「成化年製」と書かれております。一般的にただ「成化年製」と書かれたものは民窯(民間の窯)で「大清成化年製」と書かれたものは官窯とされております。
こちらは「大清道光年製」と書かれております。この六文字なのが一つの型になっております。
「大清」なので官窯のものになります。
「広東博物商~」などと書かれています。
いずれのお品物も清の末頃1800年代後半から1900年前半のものかと推測されます。
その他にも中国切手や李方子(りまさこ)の作品なども買取させていただきました。
李朝など朝鮮、韓国のものは当店で何度もお取り扱いがございます。
その他にも民窯のものと思われる同治年製(どうちねんせい)の焼物もお見せいただきました。
康熙(こうき)、雍正(ようせい)、乾隆(けんりゅう)、特に大清乾隆年製などはよく見かけますし、偽物もその分多いそうです。同治年製はなかなかお目にかかれない珍しいお品物でございます。
この度はリピートにてお呼びいただき誠にありがとうございました。
リピーター様大歓迎でございます!一度お呼びくださった方も、ご整理の進捗で買い取って欲しいものが出てきた場合など、何度でもお伺いいたします!ぜひお気兼ねなくご相談いただければ幸いです。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、買取からお片付け・処分までくまねこ堂へ是非お申しつけ下さいませ。いろいろなご提案ができるかもしれません。
その日のうちに来て欲しい方に、即日出張買取も予約がなければ対応できる場合がございます。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!
スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野