東京都内にて、大正~昭和期の新聞記事「乗馬夫人、令嬢を訪ねて」の切り抜きが貼られたスクラップをお譲り頂きました 後半
昨日に続きまして、「乗馬夫人、令嬢を訪ねて」シリーズの後半のご紹介となります。
学習院武科教官 山本盛重氏夫人 富士江さま
馬の美しいローマンスの持ち主・・・夫君 盛重氏は遊佐中佐と並び称された馬術の名人であることも有名で、富士江夫人との間には馬にちなんだ美しいローマンスさへあります、、、
井上乗馬倶楽部 井上四一氏夫人けい子さま
何もかも忘れて乗馬に・・・この頃は余程気が乗りませんとやりません。それでも若い方がお出になって、あの美しいポーヅで馬場を駈けられてゐるのを見ると、何も彼も忘れて飛び乗りたくなりますわ、、、
灘馬術研究会長 生島五三郎氏令嬢 千惠子さん
女平九郎もどきの基盤乗り・・・写真は古名人をしのばす碁盤乗りです。聖心女学院に在学中です、、、
大川田中事務所会計課長 越野三蔵氏令嬢 千鶴子さま
お馬可愛いや人参やれば・・・千鶴子さまの可愛らしい手から人参が渡されます。お馬は美味しそうに食べました。東京女学館に在学中です、、、
東京電機株式会社総務部長 津守豊治氏令嬢 明子さま
霜踏むも好きな道なればこそ・・・鎌倉にをりましたときに弟達が乗ってをりましたものですから、、、でも元からお馬は好きでした、、、
馬具商 井川右五郎氏令妹 惠礎子さま
裾野への遠出に思ひをよせて・・・十七の年から始めましたのよ、でも学校がありますので思ふようにお稽古もできません、、、
私事ですが、偶然にも乗馬に行こうじゃないかという話が知人から出ています。
乗馬経験がなくアウトドアも苦手な私は、落馬した挙句にお馬さんに蹴飛ばされるような予感がするので、打開策として、ポニー限定とするか、あるいはミニチュアホース(体高70センチほど)とお散歩をするのもいいかしら、などと思案しています。
それはさておき、バナナのたたき売りの記事があるかと思えばこんなおハイソな記事もあったりと、好奇心が他分野に渡る方がお作りになったスクラップブックなのだなと思います。
次回の切り抜き記事もどうぞお楽しみに!
byキョーコ