買取事例
川崎市中原区で、戦前の観光絵葉書(満鉄関係含む)などをお譲り頂きました
川崎市中原区で、戦前の観光絵葉書(満鉄含む)などをお譲り頂きました。
昨日ご紹介した満鉄 (南満州鉄道) の切符など、戦前の古切符を買い取りさせて頂いたお宅では、古い絵葉書などもたくさんお譲り頂きました。
その中に、満鉄関係のものもありましたので、一部ご紹介いたします。
快速車“あじあ”の雄姿
(昨日ご紹介した中に、このあじあ号の切符がありましたね!)
大連にあった南満州鉄道株式会社全景
第一次満鉄総裁後藤新平伯銅像
下にいる人と比べるとこの銅像がかなりの大きさであることがわかります。まるで一国の指導者です!
満鉄自動車局発行の道路地図
上記は全て絵葉書です。
以下、南満州鉄道“株式会社”というだけあって、株主への配当支払票です。
まあ、、よくも捨てずに。。。
持ち主の方は昨日の古切符に限らず、様々なものを捨てずに保管される方だったようです。
ご家族(特に奥様)のご理解があったのではないでしょうか!?
お陰様で今となっては貴重なものばかりです!
byキョーコ
川崎市中原区で、満鉄切符など戦前の鉄道古切符をお譲り頂きました
川崎市中原区で、満鉄(南満州鉄道)切符など 戦前の鉄道古切符をお譲り頂きました。
くまきちさん、買い取りから戻られてすぐに切符の種類を仕分けし始め、
他と区別したのがこちらの3枚!
南満州鉄道の切符、いずれも昭和13年で、快速車“あじあ”や大連、新京、吉林の駅名が見えます。
買い取りに伺ったのが、かつて満州でお仕事をされていた方のお宅だったとのことで、
戦前の切符がこれだけまとまってあれば、必ずや満鉄の切符も混じっているに違いないと一目見て確信した!
とくまきちさん。
他を拝見しましたら、赤線硬券入場券や寝台券、日本各地の鉄道切符、バス切符までありました。 お仕事の関係か、大分移動の激しい方だったようです。
私は古切符の知識がないのでそれぞれの珍しさや面白さは残念ながら分からないのですが、お分かりになる方は1枚1枚手に取るのがさぞかし楽しいでしょうねえ、、、
byキョーコ
余談ですが、倉庫でまこちゃん発見
余談になりますが、、、
先日倉庫に入ってふと古い携帯電話が目につきました。
ハッ!まこちゃんのシールが。。。
(「まこという名の不思議顔の猫」ブログに登場する猫です)
かなり使い込んであるけれど、もしやこれはくまきちさんの古い携帯電話??
伺ったところやはりそうでした。
くまねこ堂でお仕事をさせていただく前のことになりますが、私実はこのまこちゃんがきっかけでネコのボランティアを始めたのです。
まこちゃんはかつて多頭飼いが崩壊した場所から施設に引き取られたネコでした。
それまで動物の保護施設はどこか近寄りがたい印象があったのですが、飼い主の方のブログを拝見している内に、私もネコを飼うときはペットショップからではなく保護施設から引き取ろうと思うようになりました。
ただ住環境によりすぐには飼えなかったため、まずは少額でも寄付から始めようと施設を訪問したところ、スタッフの方からボランティアに誘われたのでした。
そして、、先日目出たく念願のペット可の住まいに移り、施設に保護されていた野良出身の6歳のマツコを引取ることになりました。
(施設のブログの方でも書かせて頂きました。→「公園のネコたち」)
くまねこ堂で求人の面接を受けた際に、「ネコのまこちゃんが好きです!」
と口走ったことが採用につながったような気もしなくもないですが、その後もにゃん子さんやくまきちさんには気にかけて頂き、有り難いことに施設のネコ達にと差し入れや寄付をして頂いています。
いつもいつもありがとうございます!!
元を辿れば、、、やっぱりまこちゃん様々なのでした。
byキョーコ
東京都豊島区西池袋で、金属製のお香時計(常香盤)をお譲り頂きました
東京都西池袋で年代物のお香時計(常香盤)をお譲り頂きました。
前回に引き続きご紹介するのは、こちらです!!
前回は木製でしたが、こちらは鉄と銅からできているようです。(くまきちさんに確認してからと思いましたが買い取りに出られていて生憎伺えませんでした。間違っていた場合には後日訂正させていただきます!)
そして形状が大分異なります。側面には象嵌などの細工や文様がびっしりと入り、見るからに贅沢で凝ったつくりとなっています。
そして、肝心のお香を入れるところは、、、


何だか迷路みたいですね!
↑左側が蓋の裏で、右側が型枠です。両者ぴったりとはまります。
溝が直角に折れるだけでなくカーブしていたり蛇のようにうねっていたりと複雑な形をしていますが、そこはやはりお香時計。区切りがありますので、ぴったり時間通りに作られていたのでしょう。
時間が狂ってはいけませんから、作家の方はきっとご苦労されたことでしょう。
それにしても、この形は珍しいのではないでしょうか。
さすが、コレクターの方は珍しい物をお持ちです。
次はどのような方がこのお香時計をお持ちになるのでしょう。。。
byキョーコ
東京都豊島区西池袋で、木製のお香時計(常香盤)をお譲り頂きました
豊島区西池袋で、コレクターの方から年代物のお香時計(常香盤)を数点お譲り頂きました。
ドドーン!
くまきちさん、またまた珍しい骨董品を買い取りされてきました。。。
元々はお寺などで使われていたもので、 およそ江戸時代くらいのものかな、、、とのことです。
ほーー!
引き出しの中には、、
ヘラのようなものと櫛状のもの、それから木の型が入っていました。
上部の格子をはずし、、
このように型枠を置き、溝にお香をヘラで押し込み、型枠を外して端に火を点けます。
すると、燃えたお香の位置で経過時間を正確に測れるのだそうです。
溝ごとにお香の種類を変えることもあったそうで、別室に居ても香りで時間がわかってしまうという、何とも粋な道具なのでした。
Wikipediaによると、(種類にもよりますが)その継続時間たるや、12時間から1か月まで及ぶものもあったそうです。
このくびれも気になります。。。。
次回はこれらと同時にお譲り頂いた、大変贅沢なつくりのステキなお香時計をご紹介いたします。
byキョーコ
東京都大田区で戦争漫画の軍事郵便はがきをお譲り頂きました
東京都大田区で戦争漫画の軍事郵便はがきをお譲り頂きました。
右上にそれぞれの場面の見出しがつきます。
出兵、船出、上陸・・・上陸先での生活の様子から様々な軍事訓練の場面へ続いていきます。(右上から下に)
宛名面にはやはり軍事郵便と印刷されています。
「船出」の中では船酔いをしてしまった仲間に、「今仁丹ヲモツテキテヤルゾ、、、、「食事」の中では慌てて食べていた下士官に、「オイオイユックリトタベロヨ 腹モ身ノ内ダゾ」と親切です。
「塹壕中の食事」では「コウシテ敵ヲ目前ニシテ・・・ユウユウ食事スルノモ愉快ナコトダ・・・」と少しのんきな言葉が。
現実は大変厳しい状況だったはずですが、漫画のタッチのせでしょうか、時折ほのぼのした雰囲気にも感じられます。故国に送る漫画はがきですから、あえて少しユーモアを交えた内容になったのでしょう。
たくさん手紙を書いて、戦争漫画はがきワンセットすべてを日本の家族に送った、なんて兵隊さんもおられたかもしれませんね!
byキョーコ
東京都大田区で戦時中の南方風俗写真の郵便はがきをお譲り頂きました
東京都大田区で戦時中の南方風俗写真の郵便はがきをお譲り頂きました。
発行時期など詳細は不明ですが、前回の軍事郵便はがきと同じ類のものになります。
当時の南方風俗写真自体とても興味深いのですが、それ以上に目を引いたのは、宛名面に印刷されていたメッセージです。1枚1枚異なります!
総力戦一人一人が皆戦士
明日の日本我らの腕で
偲べ戦線固めよ銃後(銃後…戦地での前線に対し、戦地でない後方)
一億の力で築け新体制
一家の赤心国家の躍進 (赤心/せきしん…嘘いつわりのない、ありのままの心)
事毎現はせ活かせ大和魂
一分の時間も活かせ国の為
等々。。
国民の士気高揚を促すような内容の文句ばかりです。
ただし中には、なぜかカメラマンに向けて、、、
国護る心で写せカメラマン
法を守って楽しくパチリ
というのもありました!
次回は戦争漫画はがきをたくさんご紹介いたします。
byキョーコ
東京都大田区で戦前の軍事郵便はがきをお譲り頂きました
東京都大田区で戦前の軍事郵便はがきをお譲り頂きました。
宛名面には、切手欄に軍事郵便、その下に検閲のチェック欄、中央に陸軍恤兵部発行と印字されています。
陸軍恤兵部 とは何かしら、、、Wikiによりますと、「戦地への慰問、或は慰問で送られるものを「恤兵」と呼ぶがこの部署では主にその恤兵の管理などを行っていた。」なのだそうです。
これらの絵はがきはくまきちさん曰く、従軍画家による絵柄のもので、主に戦地の兵隊さんから日本の家族宛に送られたそうです。






↑このような戦地の絵柄もありますが、お譲り頂いたものは現地ののどかな風景や、風土を描いたものが多かったです。
はがきを受け取った家族は、戦地からの無事を知らせる便りの嬉しさとともに、遠い海の向こうの異国の風景にも興味を持ったことでしょう。
あ、戦争画の作家サインがアルファベットであるのは意外でした。
しかもS.MISAKOとありますから女性です。一体どのような方だったのでしょう。
描かれている絵柄からは、赴いた先が危険な地域でなかったことはわかりますが、この時代ですから相当の勇気のある方であったのだろうと想像します。
私もかつて絵画を勉強していた時期がありましたが、、、イエイエイエ、とても真似はできません。。。
byキョーコ
昭和レトロな古い家族アルバムをお譲り頂きました。
横浜市で、昭和レトロな古い家族アルバムをお譲り頂きました。
昭和40年代前半、家族が大・大・大好きおとうさんが作成した、娘さんのアルバムです。
道路がアスファルトじゃありません!
置物がレトロでかわいい!
あ、習字に「万国はく」の字が見えます。
写真と一緒に作文も一緒に挟まっていました。 家族で出かけたのでしょうね。
お誕生会のお誘いの手紙も!
ご馳走がどっさり。
サンドイッチに大きなバナナの房に、デコレーションケーキも見えます。
バナナはかつて贅沢なフルーツだったそうです。
アルバムのページをめくっていると時折こんなコラージュまで!
おとうさん、遊び心満載。アルバム作りが心底楽しそうです。
きっと仲の良い楽しいご家族だったのでしょう。
こんな愛情たっぷりなアルバムを作ったのですから、娘さんの結婚式ではおとうさん、たまらずに泣いてしまったのではないかしら、、などと想像します。

嬉しかったに違いない、「おとうさん ありがとう」
実はこのアルバム、ご家族が処分されようとしていたそうで、くまきちさんが買い取りましょうと申し出ると、
「捨てようとして悪いことしたわ、おとうさんが喜ぶわ!」と嬉しそうにおっしゃっていたそうです!
おとうさん、ヨカッタねえ!
byキョーコ
中国の古い切手をお譲り頂きました。
東京都大田区で、中国の古い切手をお譲り頂きました。
14.8×9センチのシートの中に1枚だけドーンと入っています。
くまきちさんが「コレ、載ってるでしょー」と中国切手のカタログを見せてくださいました。
(外国切手カタログ 新中国切手 2009 財団法人日本郵趣協会発行)
「少年たちよ、子どものときから科学を愛そう 小型シート」1979年10月発行
あら、コレちょっと、、お高くありませんか??
発行枚数が少なく人気のシートのようです!
こちらの切手もアルバムにいっしょに挟まっていました。
カタログによりますと、こちらは「全国青少年科学技術作品展覧会」1979年10月発行。
上の絵柄の女の子と同様、少年少女たちは首元に赤いスカーフを巻いていますね。「紅領巾」と呼ばれる赤いネクタイで、 中国少年先鋒隊の隊員たちを表すようです。→Wiki
中国切手は高値がついている人気の絵柄がいろいろあるようです。
「おとうさんのコレクション、もういらないよねー!
」なんてうっかり捨てないようにくれぐれもご注意くださいませ!
byキョーコ




































































