買取事例
中国の扇面を入手しました!
皆さま

扇子(せんす)を使われたことってございますでしょうか❓
あおいで使うあの道具。平安時代の貴族たちがこよなく愛した器物でもあり。
扇は末が広がる形状から末広がりの縁起が良い文様としても愛好されました。

扇面、大変美しくかっこいいです。
扇面とは扇の表面、紙の面のことでございます


【https://kuir.jm.kansai-u.ac.jp/dspace/bitstream/10112/7902/1/KU-0400-20130401-16.pdf】※関西大学東西学術研究所引用しました。
『扇面画の美術交渉 日本・中国からフランスへ』日本の影響を受けながら、中国で発達していくことになったが、再び中国から日本に伝来するという複雑な文化交流の展開となり東アジアの文化交渉の一端を明らかにする重要な作品(生産品)になったといってよいと記されています。


わたくしだったら何を描こうかなぁと想像してしまいました
本日ご覧いただきありがとうございました!Hawaii
人間国宝・福島武山さんの香合。えびす様!
こんにちは!
↑スミレをはじめ、小さな花が色々咲いてきましたね~
はこべ、なずな、ホトケノザ、オオイヌノフグリなど・・・春の色合いに心和まされます。
本日は、神奈川県藤沢エリアでの買取で、素敵な香合をお譲りいただきました。

香合とは、中にお香を収納する小さな器です。大きさは掌におさまる位で、小ぶりながら凝った意匠が素敵ですよね!
こちらは、人間国宝の福島武山さんの作です。
九谷焼の伝統的な意匠である、赤絵を活かした細密な作風で知られる作家さんです。2015年にはエルメスとコラボした12本限定の時計などを発表されていました。
白磁器の素地にベンガラ(赤い土)で出来た赤絵具と金を使い、緻密な線で文様が描かれています・・・。
裏側の文様を見ると、その繊細な筆遣いがよく分かります

どうですか?
こちらのお宅では、その他にも、お香炉、水石、ブロンズ像、クリスタルの器、ステンドグラスのランプ、レコードやCD、古本などを買い取らせていただきました。
さらに、お父様のご趣味の、上村松篁や上村淳之などの日本画や、その他油彩などの絵画も数多くお譲りいただきました。
また、お客様の温かいお人柄に触れながらの、楽しい買取となりました。
ご依頼誠にありがとうございました!

むさし
素敵なリヤドロのご紹介!
渋谷区猿楽町のデザイン事務所からご依頼があり、伺ってまいりました!
数ある中から、本日はリヤドロをご紹介したいと思います

リヤドロは、スペインにある磁器人形の製造企業です。
作品は世界約120カ国にて展開され、名だたる美術館にも展示・所蔵されており
日本でも、その柔らかい色使いや表情にとても人気があります。

↑こちらはCARDINAL BIRDと言って、本来は真っ赤な羽が特徴的な鳥ですが
とても愛らしいピンク色をした作品となっていますね。
尾羽がつんと上を向いていて、絶妙なバランスで立っているのが美しいです

↑そしてもう一点、先日また他のお客さまからお譲りいただいたこちらは、
リヤドロ社の姉妹ブランドである“NAO(ナオ)”の作品です。
こちらは、“踊り終えて” という作品。
タイトルもとても素敵で、踊りを終えたあとの、余韻を残すようなしぐさが何とも言えませんね。。

繊細な花などのあしらいにより高級になるリヤドロに比べて
NAOはシンプルな親しみやすいデザインが特徴で、
価格も比較的リーズナブルになっております。![]()
キティやディズニープリンセスなど可愛らしい作品も多いので、
幅広い方々への贈り物にも人気です!

ますこ
ボンボニエールのご紹介~皇室からの贈り物~
江東区木場のお客様より、着物、三味線、陶磁器、絵画、アクセサリー、壺、花瓶、食器類、切手、カード、古銭、リヤドロなどをお譲りいただきました。ご依頼誠にありがとうございました。

近年、金平糖入れ「ボンボニエール」というお品物に注目が集まっていますね
フランス語でボンボン(糖衣菓子・砂糖菓子。アーモンドに淡いピンクやブルーのお砂糖がコーティングされたお菓子とか、すごく好きでしたね~~~!)を入れるための箱
のことを指します
陶器や銀器、貝等様々なボンボニエールがありますが、
今回ご紹介いたしますのは、
とっておき
の一品。

銀製の手のひらサイズの贈り物。そして全てに16枚の花弁が付いた、菊の紋章。
こちらは皇室の宮中宴会の記念品で有名なボンボニエールです!
それぞれの時代の時の人!や、宮廷に近しい方々に配られる、特別なお品物です
日本の宮中晩餐会では、明治20年頃から今日に至るまで、金平糖を納め、画像のように細工が施されたボンボニエールが、饗宴の折の引出物のひとつとして配布されるのが慣わしとなっています。
品格と質を兼ねそろえた、皇室からの小さな菓子器は、ひとつひとつ工夫が凝らされたデザインをしています。
このそれぞれの特徴によって、受け取られた方が何時、どの行事の際に皇室の宮中宴会に出席したのかがわかるのです!
2019年4月5日(金)から、5月10日(金)まで!銀座4丁目本店7階ミキモトホールにて、
日本を代表するジュエリーブランド、ミキモト主催の皇室のボンボニエール展、
「ようこそ、ボンボニエールの世界へ―皇室からのかわいい贈りもの―」が開催されます!
ひとつひとつ見ごたえのある細工の施された特別なボンボニエールが、一同に集まります!
眺めるだけで
幸せな気持ちのお裾分けをしていただけそうですから、
スタッフはこの機会にぜひ足を運びたいです!![]()

かこさん
マーティロ・マヌキアンのシルクスクリーン作品を買い取らせていただきました。
こんにちは!春分も過ぎて、走りの桜が咲いてきましたね。
日毎に開花していくのを眺めると本格的に春が来たんだなぁと思わされ、この時期は毎年浮かれてしまいます

さて、先日の買取でお譲りいただいた品物をご紹介いたします!

背景の深い青緑と人物に使われた落ち着いたベージュの色合いの対比が、複雑な模様を引き立てていて、とてもきれいですよね・・・!
こちらはアルメニア出身の作家、マーティロ・マヌキアンさんの作品。タイトルは「甘い痛み」です。
シルクスクリーンを基本としたミクストメディアで描かれています。(近くに寄るとラメがキラキラ光ります!
)
F30号の、大きめの作品なので迫力もあります!
この作品をお譲りいただいたのは茨城県古河エリアのお宅です。
この他にも様々な水彩、油彩などの絵画作品、陶器人形や壺、飾り皿、ジュエリー類、また、格好いいハットやジャケット
までお譲りいただきました。
くまねこ堂は江東区にありますので、茨城県までは車で1時間半ほどかけて参りましたが
、こんな素敵なお品物をお譲りいただくことが出来ました。誠にありがとうございました!
住所が少し遠いから出張買取は無理かも?とお思いになるお客様も、ご相談に乗りますので、是非、お気軽にお問合せくださいませ!![]()
むさし
珍品・ねこのお鷹ぽっぽ
今回はめずらしいものをご紹介
![]()
お鷹ぽっぽは、秋田を代表する郷土玩具です。
鷹やニワトリが多く彫られている中で、高橋信行さんのこの猫の彫刻はとてもめずらしいものだそうです。
お鷹ぽっぽとは
魔除けや縁起物として目のするどい鷹がモチーフとしてよく見られると思いますが
この猫さんたちはお顔がほとけさまのように優しくて凛とした雰囲気です。
そしてお鷹ぽっぽの特徴である、木をうすく削りまるまったしっぽは、ちょこんと付いていてとても可愛らしく癒されました
ます
坂田泥華の花器他をお譲り頂きました!◎出張買取
横浜市戸塚区のお客様より出張買取のご依頼を頂き、掛軸・中国絵画、中国版画、中国七宝、印材、刀装具・鍔、目貫、小柄、万年筆、昭和40年代の音楽雑誌、漫画、大倉陶園、銀盃、モンチッチのぬいぐるみ、サックス、ギター、橋口五葉の版画他をお譲り頂きました!誠にありがとうございます!
今回は買取りさせて頂きました中からこちらをご紹介!


坂田泥華作の花器です。
13代坂田泥華(さかたでいか1915年~2010年)は山口県長門市深川にて、代々継承されている萩焼の伝統名跡名家陶芸家の名で、茶道をやられる方にとっては「泥華井戸」で良く知られる陶芸家です。大らかで優雅な作風はとても評価が高く、また剥離釉という、焼成時に釉薬を剥ぎ取る事により、御本風の柔らかい斑紋を表現した新技術などにも積極的に取り組みました。
この13代坂田泥華の息子は坂田慶造氏といい、ゆくゆくは父の跡を継ぎ14代坂田泥華を襲名する予定でした。が!2004年に54歳という若さで早世してしまいます。
悲しみと落胆の中、13代は自身を14代坂田泥珠(でいじゅ)と名乗り、息子を死後15代坂田泥華として襲名させました。しかしその13代(14代)も16代の後継者を決めないまま、2010年に94歳で亡くなってしまいます。なので、現在は16代坂田泥華は誰になるのか、未だ不明のままです。才能のあった跡取りの一人息子を亡くしてしまった父親の悲しみは、いかばかりだった事か・・・。
というわけで、15代、16代の坂田泥華作品が出てきたら、それは贋作なのでお間違いなく!
ちなみにこの日は帰りは雨が降ってちょっと気分が落ちかけたのですが、ふと高速から空を見上げたら虹が!!
しかも二重になっていてとても綺麗でした!
良い事あるかも!?
ふうき
お家のご整理に伺いました。素敵な絵画!
もうすぐソメイヨシノが咲きますね。皆さんお花見のご予定はありますか?
春の陽気の中、本日も出張買取に参りました!

ご両親が住んでいらっしゃったお家のご整理ということで、特にお父様が収集されていたインテリアや趣味の品物を色々とお見せいただきました。
美術館の展覧会の図録、写真集のほか、油絵や日本画、カメラ、「ふくさ」や茶碗などのお茶道具、また、ノリタケ、クリスタル、ボヘミアガラスなどの花びんや洋食器。
多趣味で素敵なお父様でいらっしゃったんだなぁ、と集められた品物達からも感じさせられますよね。
様々な品物をお譲りいただいて、ありがとうございました!
それにしても、お家一軒単位でのご整理となると本などの紙ものはまだしも、家具もあり、道具類も多く・・・
なかなか大変ですよね
くまねこ堂では、古本買取だけでなく、骨董品買取も行っております。
お力になれると嬉しいです。お気軽にご相談下さいませ!

むさし

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骨董品の歴史
皆さん、骨董品のことを海外ではどのように呼んでいるでしょうか。
答えはフランス語で、アンティーク(Antique)です。
この語源となったのが、ラテン語のアンティクウス(Antiquus、古い)です。
「乱世的金銀 太平時的骨董」と言われ、戦乱など世では金銀が価値があり、
骨董品は平和な世の中に於いて価値のあるものとして理解されています。
また骨董品には、その物の製造からの経過した年や状態により、
【ジャンク junk】
製造されてから、100年を経過してない物
【ラビッシュ rubbish】
ジャンクの中でも、それほどの価値を持たない中古品
など分類がされています。
また、【ビンテージ(ヴィンテージ) vintage】は、元はワインの製造年代を表す言葉です。
物品の種類によって基準は差がありますが、概してある程度年代を経ており、かつ質が良く通好みであるとされています。
その為、ただ古い物というだけで、質が悪かったりコレクターの人気が無い物には、ビンテージは用いられません。
そのような歴史や分類ごとの呼び名を持っている骨董品を、
「引っ越しをするから、骨董品の処分をお願いしたい。」
「生前整理として、コレクションしていた骨董品を手放したい。」
そのような際には、くまねこ堂が貴方の大切にしていた骨董品買取を致します。
不要になった骨董品は、確かな鑑定と高く買取ができるくまねこ堂にお任せください。
実は存在していた骨董品の定義について
皆さん、骨董品とはどのような物がそう呼ばれているのかご存知ですか。
実は、骨董品の定義という物が存在しているのです。
この定義となるのが、アメリカ政府が1934年に制定した通商関税法に記述されいる、
『製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品』
が唯一の定義であり、この定義はアメリカだけではなく、WTO(世界貿易機関)でも採用されており、また骨董品には、定価という物が存在していません。
この定価が無い理由には、
1. ある骨董品のコレクターが、骨董品を一度に手放す。
2. その骨董品が、一度に流通市場に出る。
3. それにより、特定の骨董品が品余りとなり、市場価格が下落する。
あるいはこの逆に、流通市場から骨董品が不足すると、市場価格も値上がりします。
WTO加盟国同士の骨董品の取引では、製造後100年を経過した証明があれば、関税がかからないことになっています。
つまり、その骨董品を売却(又は購入)するタイミングで骨董品の価値が変化をします。
その為、骨董品を取り扱う業者や専門家でなければ、骨董品に適切な値段を付けることが難しいです。
そんな骨董品は、くまねこ堂なら確かな鑑定を行ない、適切な価格にて買取をしています。
ぜひ、不要となった骨董品はくまねこ堂にお任せください。











