買取事例
リピーター様からのご依頼でさいたま市浦和区へ出張買取に伺いました
先日は以前も呼んでくださったリピーター様からのご依頼で埼玉県さいたま市浦和区の方へ出張買取に伺いました。数年前に呼んでくださった際にはハイエース2台分が満載になるほどの量を買取させていただきました!
今回も吉田博の絵、橋本興家の版画、伊藤赤水の湯呑、池順澤、お茶道具、掛軸、花瓶、ボヘミアガラスなど様々なものを買取させていただきました。
吉田博氏は有名な洋画家、版画家でございます。息子である吉田遠志(とおし)も同様に版画家として有名ですが、調べてみると吉田ファミリーは博氏のご夫人、次男、さらにはそのご夫人、そしてその長女と揃って皆版画家だそうです。すごい家系です。
京都の鴨川を彷彿とさせるこちらの絵は物静かでいいですね。詩情がございます。
伊藤赤水は人間国宝に選ばれたこともある日本の陶芸家です。池順澤(ジ・スンタク)は韓国の陶芸家ですが、人間国宝の韓国版「韓国人間文化財」の一人でございます。柳海剛も有名ですが、池順澤は柳宗悦らの民藝運動に影響を受け、韓国の陶磁器を復活させたそうです。確かに作風に日本の民藝的な雰囲気が感じられます。
食器は今回も桐箱入り、裸問わず大量にお譲り頂きました!
くまねこ堂は今月から人手も増え、大量の買い取りにも即日出張買取に対応可能でございます。ぜひご遠慮なくご相談下さい!
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くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野
東京都渋谷区にて大量のねこコレクションを買取させていただきました
先日は東京都渋谷区の方へ出張買取に行かせていただきました。
お早めのご整理をお求めだったため、お電話にてすぐに向かわせていただきました。
お電話をいただけると、その日にそのまま伺わせていただくこともよくございます。
お気軽にご連絡ください、スピーディーに対応させていただきます!
今回は亡くなられたお父様のコレクションだった猫の置物を中心に買取させていただきました。タイトルが分かりづらかったかもしれませんが、猫関係のお品物の買取でございます。猫やフクロウなど置物としてコレクター性のあるものは以前に何度も買取させていただいております。しかしその中でもこちらのお宅のコレクションは一番の量でございました!
イタリアのお土産物などの洋モノの猫のフィギュリンから、和モノの陶器や紙でできたまねき猫、木彫の猫、置物だけでなく細かい道具やバックも猫のものをとにかく集められていました。
圧巻でもありましたが、猫の置物というのはほぼ無限に種類が作れるのではないかという多様な姿形、表情がございました。招き猫はほぼほぼ型が決まっている(片手をあげて何かを招いている)のですがこれほど色々な表情なり、空気感が感じられるのは、なかなか珍しいように思います。
招き猫は日本では馴染み深く、だからこそ改めてきちんと見るということがなかったように思います。しかしこういった古い物は人の手によって作られた民芸品という側面もございます。
大量生産品ではないので、土地の風土、ひいてはそこの人や、その時々の気分のようなものによっても作り出されるものは違ってくるのではないでしょうか。
民芸品や個人作家の方の手仕事で作られたお品物に関しましても、需要があるものはございます。特に大量にお持ちで、ご整理にお困りの方はぜひくまねこ堂へご相談ください!
猫の木彫りというのはなかなか珍しいですが、非常に可愛いです。怪しく目を光らせているちっちゃな黒猫とも相性抜群でございましたので、こちらで締めさせていただきます。
過去のブログにはいくつか熊の木彫りについてのものもございます。よろしければそちらも併せてお読みいただけると嬉しいです。
八雲熊彫をお譲りいただきました。(2020年6月9日 くまねこ堂ブログ)
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くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野
レトロなおもちゃをお譲りいただきました!
本日もくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日は神奈川県横浜市に出張買取に伺いました。
昭和のお菓子のおまけ、パティ&ジミーなどのサンリオグッズ、ポケモンやセーラームーンのおもちゃ、ぬいぐるみ、カセットテープ、モンチッチ、ブリキのおもちゃなどをお譲りいただきました。
誠にありがとうございました。
大量の恐竜!!!!
まさか恐竜が嫌いな人なんていませんよね!?!?
この辺りのはあまりに有名なので割愛します。
エラスモサウルスかプレシオサウルスかフタバスズキリュウか、そういう感じのやつです。
ピー助ですね。
誤解している方も多いかもしれませんが、実はこの手の海生爬虫類は恐竜ではないのです。
プテラノドンやケツァルコアトルといった翼竜も同じくです。
ディロフォサウルスです。
「ジュラシックパーク」でネドリーの車の中で待ち伏せしていた恐竜ですね。
劇中ではエリマキトカゲのようなエリマキを広げ、毒を吹きかけます!!すごい!!
そんな生態はなかったというのが大方の見方ですが、毒腺なんかは化石に残らない可能性が高いので…夢は大きく持とう!!!!
くまねこ堂では、古書はもちろん古いおもちゃや美術品、CD・DVD・レコード、切手、古銭、万年筆、アクセサリーなど様々なジャンルの品物を扱っています。
ご整理ご処分にお困りのお客様は是非一度お電話やLINE、メールにてお気軽にご連絡下さいませ。
スタッフ一同ご依頼を心よりお待ちしております。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
トリ
1932年の第一次上海事変に関する絵はがきを紹介します
いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、1923年の関東大震災に関する絵はがきを紹介しましたが、それに引き続き、戦前日本で発行された絵はがきを紹介していきます。今回は1932年の第一次上海事変に関わる絵はがきを扱います。以下の絵はがきは、陸軍軍人の親睦団体である偕行社から発行されたものです。
1932年の第一次上海事変とは、同年1月28日から3月3日にかけての、上海共同租界周辺での日中両国の軍事衝突です。紛れもなく、実態としては日中両国の正規軍同士の戦争というべき事態でした(※)。租界とは当時の中国に存在した外国人行政区画のことで、この存在が上海を国際都市たらしめていた大きな要因の一つです。そのような場所の至近距離で日中両軍が衝突しました。この上海事変は、上海での日本人僧侶殺害事件を発端にして日中間の軍事衝突にまで発展した一件です。実はその端緒となった殺害事件が旧日本陸軍の謀略であったことは現在、首謀者の戦後の証言を通して知られています。
(※)この意味で戦争と表現した部分があります。他方でいうまでもなく、国際法的に「戦争」と認定するかどうかが、大きな政治的意味を持つ時代であったことにも留意する必要があります。
さて、この作戦に参加した日本の兵隊らは、自軍の謀略ゆえに命がけで戦わなくてはならなかったとは思いもしなかったことでしょう。彼らが上海事変をどのように記憶していたのか考える際、陸軍軍人の親睦団体の偕行社発行の絵はがきは、もしかすると重要な糸口になり得るかもしれません。
当事者の記憶だけではありません。私たちのこれまでの来し方も問われます。実際に起きた軍事衝突の詳細やそこでの戦争責任を知るとともに、その出来事をどのように私たちが扱ってきたのかが問い直される時期にきていると思われます。私たちが当時の戦争を経験していないからといっても、その戦争をどのように考えてきたのかという責任からは逃れられないはずです。こうした意味で、現在の私たちは「戦後責任」を負っていると考えます。しかも、国家間の戦争であるからには、相手が確実に存在します。それゆえに、戦争責任および戦後責任から逃れられないというより、逃れるべきでないのではないでしょうか。
絵はがきを史料としてどのように用いるべきか、はっきりとした答えを持っているわけではありませんが、この機会に苦し紛れにしろ上記のように考えてみました。ご関心をお持ちの方がおられましたら、このホームページのメールフォームなどを通じてご一報ください。
なお、帝国日本の旅行という観点で、昭和戦前期の観光業に関する文献を以前紹介したことがあります。こちらもご覧いただきますと幸いです。
※日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきました!~その1 昭和戦前期の観光業の隆盛と戦跡めぐり(くまねこ堂骨董ブログ、2020年5月4日)
https://www.kumaneko-antique.com/15955/
小野坂
切手という小宇宙|中国切手のご紹介です
最近あげさせていただいています、以前お譲りいただいたお品物のご紹介です。今回は中国切手のご紹介に伴い、当時それをどう購入したのかについても興味深かったのでお伝えできればと思います。
サッカー、水泳、円盤投げ、バレエ、卓球など可愛らしい絵柄が描かれています。こういった絵は、切手特有な画風に感じられます。切手の小さな面積に絵を描くというのはかなり特殊な作業なのでしょう。それにあったスタイルというのが求められる。だからこそ切手には熱心なコレクターの方が集まるのだと思います。
くまねこ堂では中国切手の買取にも力を入れております。今回は切手に関連して、当時それがどのように販売されていたのかについてもご紹介できればと思っております。
こちらは昭和54年7月11日の新聞記事の切り抜きでございます。以前こちらの中国切手を買取させていただいた際に、こちらの記事も大事に保管されていたようです。簡単に言うと中国のスポーツ切手セットの郵送サービスの広告記事でございます。合計47種の切手セットが郵送にて購入することができるという内容になっております。
調べたところ切手にはエンタイア、つまり実際に使用されたスタンプが押されたもののほうが価値が高いということがあるそうです。[entire 完全な、無傷の] といった意味があります。確かに切手は郵送するためにあるのですから、使われて(その証としてスタンプが押されて)初めて完成するというのは理にかなっているように思います。
この記事の第二段落に戻ってみましょう。「未使用切手に軽くスタンプを押した注文消し切手セットです。みなさんに喜んでいただけることでしょう。」と書かれております。
これはやはりエンタイア風にした方が、コレクターの方に喜んでもらえるという意図で手間をかけてスタンプを押し、注文消し(使用できなくすること)にしたのでしょう。「軽く」押してあるところにその愛への配慮が感じられます。
たしかによく見てみると、どれも使用されたように見えるスタンプが押されております。
スポーツ切手は僕もたまたまですが持っています。東京蚤の市に行った際になぜか欲しくなり買ってみました。スポーツ切手というのは動く人間の肉体や、人間が営んできたスポーツというものの文化的価値を人目に感じられる点が魅力的に思います。「最小の面積に表現される最大の美術品」と評されることもあるそうですが、構図の取り方や色合い、また何より多くの人が使うものですから、万人に愛される絵柄である必要があるかと思います。
そんな制約があるからこそ、一般的な芸術作品に比べると愛するゆとりみたいなものが生まれているように感じました。
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小野
関東大震災の絵はがきを紹介します
いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
最近入荷しました、戦前日本の絵はがきを紹介します。今回取り上げるのは、1923年9月の関東大震災の実写写真を用いた絵はがきです。
東京の様子を写したものは、全て9月1日の日付が入っています。
横浜については、横浜市震災記念館発行の封筒入り絵はがきがございます。横浜市震災記念館とは、1924(大正13)年9月1日に横浜の北仲通に開館し、アジア太平洋戦争の激化を受けて閉館した博物館です。
絵はがきは当時の様子を示す重要な史料であることにはたしかですが、写真や絵から何を読み取るか、という点に踏み込むと、厄介な問題に直面することになります。それら絵はがきは何を取り上げ、何を取り上げなかったのか、それゆえにどのような性質を持つ史料なのか、といった諸点が問題となるからです。とはいえ、それらを問うなかで、関東大震災がどのように記憶されてきたのかを再考する時期にきていると思われます。100年前に何が起きたのか、そしてその出来事を「関東大震災」としてどのように記憶してきたのでしょうか。今回紹介した絵はがきが、そうしたことを考える一助になれば幸いです。
小野坂
昭和レトロな少女向け雑誌の付録やスクラップをお譲り頂きました!
昭和レトロが流行っていますね。見ていると、その時代が体現されていてタイムスリップしたような気持ちになります。
先日、レトロで可愛い昭和の少女向け雑誌の付録やスクラップをお譲り頂きました。
1950年代~1970年代のスタイル画やイラストのスクラップです。
マーガレット、フレンド、JOTOMO(女学生の友)に掲載されいていた高橋真琴、忠津洋子、細野みち子などのイラストが楽しめます。どのイラストも女の子の憧れが詰まっています。
幼い頃、母にねだって誕生日に少女漫画の雑誌を買ってもらたったことを思い出しました。
今の時代でいう右クリックでパソコンに保存するような感覚で、当時の女の子たちはスクラップをしていたのでしょうか。形は違えども、女の子の好きは変わらないなと感じます。
沢山のシールたちです。花や動物など様々なモーチーフがあります。箔押しの栞は色も鮮やかできれいです。なかには水森亜土のシールもありました。
私のお気に入りは、航空会社のロゴシールです。1991年に失くなってしまったパンナム航空会社のロゴがあり、その時代が映されています。
メールがまだない、お手紙文化の時に封筒や便箋に貼ってシールを使ったのでしょうか。古き良き時代を感じます。
他にも、望月あきらの『サインはV』のゆみちゃんが表紙の自由帳や『小学六年生』の昭和45年9月号の付録の手芸ブックなどもあります。活版印刷でとても味があります。
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くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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寺
館ニュース、映画パンフレット~明治・大正・昭和のロマン溢れるモダンデザイン😎
本日は東京都世田谷区で出張買取にてお譲り頂いた商品の紹介となります🌟
お父様が新聞記者に努めていたとの事で芸能に関心が強い方だったのでしょうか🧐
戦前の舞台や映画のパンフレットや館ニュースのチラシなどを沢山頂きました!
昭和36年発行のお酒の専門誌も在りました🥰マイ故郷の秋田のお酒は選ばれていませんでした泣
日本酒に対する愛が伝わってきますな・・・🍶
左下に並んでいる「孤高のピアニスト」で有名な若かりし頃の梶原 完のコンサートチラシもございました!かこいい!😍
明治・大正・昭和の商業デザインはモダンデザインとして特徴があって今でも
ポスターやパッケージでレトロ感を引き立たせるために利用されることがありますよね😎
その他にはカメラも趣味で撮っていたそうで、マミヤ、ニコン、オリンパス等複数台、引き取らせていただきました✨📷
戦後のチラシは保存の状態や、コンテンツで買い取り金額が変わりますのでお持ちの方は是非当店へご連絡を!
くまねこ堂では、古本はもちろん切手や古銭、古道具、古いおもちゃ、美術品など幅広いジャンルのお品物を取り扱っております。個人のお客様はもちろん業者様からのご依頼も大歓迎でございます!ご処分ご整理でお困りのお客様は是非一度お電話やLINE、メールにてお気軽にご連絡下さいませ🤗
スタッフ一同ご依頼を心よりお待ちしております!
あさ
片付け業者様からのご依頼で再び⚡千葉県鎌ケ谷市へ出張買取に伺いました!
以前千葉県鎌ケ谷市にて出張買取の依頼がございましたが、そちらの片付け業者様より再度のご依頼で、今回も鎌ケ谷市の方へ出張買取に伺いました!
今回のお宅はもう解体なさるということでしたので、多少なりとも片付け作業のお手伝いをと、買取できない本は紐でしばらせていただきました。
今回も丁寧に見させていただき、様々買取できるものを選ばせていただきました。
物に関してはベネチアングラス・煎茶器・数珠・はがき・ファミコン・レトロゲームなど。古本も昭和の学習参考書や田中角栄の『日本列島改造論』、手塚治虫の文庫版マンガセットなどお譲りいただきました。
朝は雪が降るなど寒い一日でしたが、お呼びいただき、またお手伝いもしていただきありがとうございました!
昭和の時代を生きた方々のお宅には必ずと言っていいほど万博グッズが、一つは見つかるように思います。それほどの大イベントであり大きなムーブメントだったのでしょう。
僕は岡本太郎やら丹下健三やらイサムノグチやらといった、あの1970年大阪万博に関わった時代の芸術家、建築家が好きなので、やはり万博グッズはちょっとしたものでも嬉しいものです。次回2025年に開かれる万博も楽しみですが、やはりこのEXPO’70というのは近代の伝説なのでしょう。
急須、豆鉄瓶など煎茶器もお値段付けさせていただきました。
またちょっと異国風な可愛らしい置物もお譲りいただきました。民族的な雰囲気があり、なかなか珍しいように思います。
こちらも異国風、「ベネチアングラス」と呼ばれるものです。名前の通り、イタリアのヴェネツィアで作られるガラス工芸品です。「ヴェネツィアン・グラス」のご紹介です。
さらにこちら金彩のグラスとなっていて、丁寧な作りで非常に綺麗です。模様の部分が立体的になっているのが特徴ですが、高貴な印象とともに温かみが感じられます。
洋風建築の広いお部屋で暖炉にあたりながら、一癖ある赤ワインでも飲みたいですね。
もちろん音楽も欠かせません。
世界観がめちゃくちゃですが、こちらは昭和レトロな雰囲気のあるナショナルのターンテーブルです。レコードは大きな再ブームの波に平成生まれの僕もしっかり乗りましたが、やはりレコードというのは良いものだなと思います。
古い物には温かみが感じられることが多いように思います。
開いてみるとこんな感じです。チープさもありますが、そこがまた可愛らしいです。
調べてみると「ナショナルコンパクトテーブルステレオ」という名前でした。レコードプレイヤーは本格的なものになると、フォノイコライザーアンプやらなんやらと必要になるようですが、これ一台で、テーブルに置いて聴けるというのが当時の売りだったものと推測します。
それでも僕が最初に買った簡易的なプレーヤーや友達が持っているような物よりも大きいです。
しかしこっちの方がカッコいいのです。
少し思い出してみると、この音量のつまみですら触れる機会が減っています。たまにラジオを聴くのですが、電波を受信しているという感覚は、チューニングといった身体的な作業で感じられるのだと思います。
こちらも左右で音量を調整できるのですが、そういった作業があって音楽を聴く姿勢になるといったことはあるのではないでしょうか。
ナショナルはカタカナロゴがカッコいいです。よく見ると電気マーク(⚡)も入っています。
片付け業者様からの出張買取のご依頼も受け付けております!
一見価値のないように見える物から、古本はもちろんのこと、今回のように多種多様なものにお値段つけさせていただいております。
ぜひお声がけいただけると幸いです。
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くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
ご処分をお考えの方、またご整理などでお困りのお客さまは、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。お電話またはメールフォーム、LINEにて、まずはお気軽にお問い合わせ下さい!スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野
片付け業者様からのご依頼で出張買取に伺いました!
先日は度々お世話になっている、千葉県の片付け業者様よりリピートでのご依頼で、千葉県鎌ケ谷市へ出張買取に伺わせていただきました。
公共インフラの関係にお勤めだった方のお宅なのでしょうか、お仕事に関する賞状が多数壁にかかっていらっしゃいました。
カップ&ソーサー・洋食器・ジュエリー・貴金属・切手・古銭・SEIKOのクオーツ時計・バーバリーの筆記用具・万博マーク入りの書道道具・レトロゲームなど、他にも様々なものをお譲り頂きました。
今回は貴金属が何度か出てきましたので、計量してしっかりとお値段を付けさせていただきました。リピーター様で長くお付き合いさせていただいていますので、今回も丁寧に見させていただきました。お呼びいただきありがとうございました!
では本日の買い取り品から二つほどご紹介させていただきます。一つ目は柿右衛門の花瓶です。柿右衛門は何度かお店にも入ってきたことがある品物だったと思いますが、やはりつい先月もお譲り頂いておりました。
法隆寺百万塔やお茶道具・柿右衛門などをお譲り頂きました🍵(2023年1月11日 くまねこ堂ブログ)
とりあえずウィキペディアで調べてみます。酒井田柿右衛門は肥前国(佐賀県)有田の陶芸家で、初代は江戸時代から、代々子孫(あるいは後継者)が襲名する名称だそうです。その様式(柿右衛門様式)は濁手と呼ばれる乳白色の地に、大和絵的な花鳥図が暖色系の色彩で描かれるのが形式として特徴的です。余白も豊かで、柔らかい印象があります。
では、本日お譲り頂いた柿右衛門の花瓶を見てみましょう。
改めて見ると確かに、柔らかい自然な美しさを感じます。白地の地肌に赤色の上絵は、作成が難しいと言われていますが、やはり組み合わせとして非常に映えています。これがまさに柿右衛門様式なのですね。この磁器の作風はまず日本で初代柿右衛門が確立したものです。後にヨーロッパに輸出されマイセン窯で模倣品が作られたり、磁器の発祥地である中国の景徳鎮窯にも影響を与え、やはり模倣され、さらにヨーロッパに輸出されたそうです。
なんというかこう聞くと、誇り高き我らが柿右衛門でございます。そんな柿右衛門ですが中期と呼ばれる頃には技量が落ちてしまい、ついに七代目(18世紀前半)で技術を要する濁手(乳白色の地)の作品が途絶えてしまいます。時は流れ、十二代と十三代は1947年頃から濁手の復活を目標とし、ついに1953年にその復活作を発表しました。十三代はその功績により人間国宝になっております。
カップ&ソーサーも様々ございましたが、今回はノリタケ製のJAL用のものが気に入ったのでご紹介させていただきます。
スタッキングできるカップ&ソーサーもなかなか珍しいですが、機内用と考えるとこの機能性も愛せます。機能性と優雅さ、相いれない感覚の折衷として生まれたのがこれらなのです。

JALものは好きで、昔JALスプーンを持っていました。失くしてしまいましたが。
くまねこ堂では、古本やDVD/CDの他にも、古道具や骨董品、アクセサリー、切手、万年筆、レコードや古いおもちゃなどなど、様々なお品物の買取も行っております。
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小野