買取事例
玉屋のスコープ付き羅針盤を入荷いたしました。
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回ご紹介するのは昔の測量機器らしき器具です。あれこれ申し上げる前に、まずはどんなものなのか、皆様にご覧に入れたいと思います。
どうぞご覧ください。
金具の部分は全体的に薄く錆びで覆われており、かすかに目盛りが読み取れます。鏡筒は水平軸のまわりに回転できるようになっていて、その下には比較的大きな方位磁針があります。その下の部分は鉛直軸を中心に回転可能で、これらによって何か対象物の方向(経緯)を計測していたのではないかと考えられます。それは天体観測に用いられたのか、或いは土地の測量に用いられたのか、これだけでははっきり致しません。実際私も鏡筒を覗いてみましたが、レンズが汚れていてうまく見えませんでした。
方位磁針の盤面を見てみると、「T.TAMAYA TOKIO」の文字があることがわかります。
TAMAYAは恐らく老舗測量機器メーカーである玉屋をさしていて、この器具が玉屋製のものであることが分かります。しかし、その製造年代は曖昧です。現在、「タマヤ計測システム株式会社」という会社があるそうなのですが、その前身は玉屋であるのかもしれません。
出張買取にて、埼玉県さいたま市のお客様より、CD、DVD、芸能、手芸本、ディアゴスティーニ、洋酒、アクセサリー、おもちゃ等をお譲りいただきました。ありがとうございます。
以上、拙文をお読みいただきありがとうございました。
くまねこ堂では、現在新型コロナウイルス感染症対策への配慮に努めながら古本・骨董の買取を行っております。買取をご希望のお品物をお持ちの方は、是非ご気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております。
赤尾
戦前のマッチ箱の巻紙のコレクションを入荷いたしました。
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回ご紹介するお品物は、戦前(おそらく1930年代)に世に出回っていたマッチ箱の巻紙を集めた冊子です。
見るからにかなり年季が入っていて、綴じ糸も白茶けて、紙の端はぼろぼろと崩れてしまいそうです。また厚みがあり、100頁以上あるのではないでしょうか。1頁あたり9~10種類の巻紙が飾られていることからも、その数は莫大で、このコレクションの持ち主の方はかなり熱心な収集家であったことが拝察されます。
中身の方を覗いてみましょう。
上段中央には新宿伊勢丹の文字が見えますね。(伊勢丹は明治19年(1886年)創業)その右隣にはヤマサ醤油の広告。(ヤマサ醤油は正保2年(1645年)創業)さらにその下には東京朝日新聞の広告がありますね。
横長のものもちらほら見えて参りました。左上の神谷バー(明治13年(1880年)創業)や、その右の三朝温泉依山楼岩崎(大正9年(1920年)創業)は、現在でも運営しているので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
この頁の中段左は、新宿松竹座の公演の広告で、「正月はまずエノケンで三十一日より初笑い」と書いてあります。エノケンとは昭和に活躍した舞台役者の榎本健一さんのことで、舞台公演の広告までマッチの箱には載っていたということは存じませんでした。
マッチの箱という何気ないものでも、収集すると、後々当時の風俗を知る貴重な史料になり得るのですね。
先日、荒川区のお客様より玩具類をお譲り頂きました。ありがとうございます。
拙文お読みいただきありがとうございました。
くまねこ堂では、現在新型コロナウイルス感染症対策に最大限配慮しながら古本・骨董の買い取りを行っております。買い取りをご希望のお品物をお持ちの方は、是非ともご気軽にご相談ください。
赤尾
1923年の関東大震災直後の、東京貯蓄銀行絵はがきを紹介します~「震災も焼き得ぬは貯金なり」⁉
いつもくまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます。
再び絵はがきの紹介になります(※)。東京貯蓄銀行、というあまり聞きなれない銀行の絵はがきです。この銀行について、試しに設立者や沿革を確認したところ、意外にも興味深い事実に接することになりました。
(※)日露戦争時のロシア兵俘虜収容所の絵はがきについての以前の投稿はこちら
https://www.kumaneko-antique.com/17495/
東京貯蓄銀行とは、小口貯金奨励のために1892(明治25)年に創設された銀行です。資本金10万円を基にした同年7月1日の開業は第一銀行店内でしたが、その2年後の1894年12月に神田に初の支店が設置されています。
東京貯蓄銀行設立を主導したのは、どういった人々でしょうか。まずは、明治期に数々の会社、経済団体の立ち上げに関わった渋沢栄一(1840-1931)の名が挙がります。そして渋沢の下には、第一銀行の出世頭の佐々木勇之助(1854-1943)など、渋沢にその能力を見込まれた人物が集っていました。
※渋沢栄一ゆかりの地 株式会社東京貯蓄銀行本店(渋沢栄一記念財団ウェブサイト)
https://www.shibusawa.or.jp/eiichi/yukarinochi/album/13-J-0016-B0053-ph01.html
明治期に順調に業務を拡大していった東京貯蓄銀行ですが、大正期に入ると、第一次世界大戦後の不況~1923年関東大震災~1927年金融恐慌~1929年世界大恐慌といった経済危機で生じた、一連の金融界の統廃合の波に呑まれていくことになります。1936年に東京貯蓄銀行は、川崎財閥の中核銀行でありながら経営が悪化していた川崎第百銀行の建て直しの一環で同行に合併されました。川崎第百銀行は、東京貯蓄銀行が扱っていた小口貯金をかき集めて企業に投資することで苦境を脱しようとしたのです。
こうしてみると、小口貯金というのは、個々の金額は少なくとも、それをどう集めるか、集まったお金をどう活用するかという点で、日本経済を左右するものであったといえます。
今回紹介するのは、関東大震災直後の東京貯蓄銀行絵はがきです。これら絵はがきに挿入されている標語が面白いので取り上げることにしました。
▲震災も焼き得ぬは貯金なり
▲震災の苦をおもえば堪へ得られぬものはなし
▲復興の魁は貯金にあり
…どうでしょうか。現在の銀行がこんな標語を添えて絵はがきを発行していたら、焼き討ちにでも遭うのではないでしょうか。そこまでいかなくても、被災者から反感を買うこと請け合いです。
日本人の貯蓄性向の異常な高さの由来は、日本経済史の大きな謎のひとつですが、一方で近年では貯蓄のない世帯が増えているとの報道もあります。歴史を学ぶ途上で、過去と現在との断絶に直面して驚くことは、ままあることです。この絵はがきが、貯蓄からみた日本史(※)といったような読書の導入になれば幸いです。
(※)以前の投稿で、日中戦争下での郵便貯金についてふれています。
https://www.kumaneko-antique.com/17406/
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くまねこ堂では様々なお品物の買取を行っております。それらお譲りいただきました品々を、なるべくタイムリーな形で当ブログで紹介してまいります。また、書籍・古道具などのご処分をご検討の際は、是非くまねこ堂までお申しつけ下さいませ。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野坂
惣菜やお菓子の包み紙が詰まったスクラップブック
先日は埼玉県和光市のお客様より、
煎茶器、急須、朱泥、茶合、茶托、アクセサリー、翡翠、珊瑚等をお譲り頂きました。
ご依頼誠にありがとうございました🚙✨
食いしん坊万歳!
「いい味、いい旅、いい出会い」をテーマに、
全国各地の食べ物を訪ねる松岡修造さんが🌞めっちゃエネルギッシュ💪な
国民的番組のタイトルですね。
今回は、昭和30~40年代の「食いしん坊」が収集した、
美味しいものの跡形、包み紙やパッケージをまとめた
スクラップ・ブックをお譲り頂きましたので、ご紹介させていただきます。
崎陽軒の赤いパッケージ、今も昔も変わらないっ🐉☯笑
右上の崎陽軒はちょっとレアかもしれませんね。
カツオとワカメと、、、オラフ、、、かな。
甘栗の屋台の匂いってたまらないですよね。
この半透明の包み紙を残しておこうって思う人はなかなか見ませんぜ!?
でもよくよく見ると確かにカワイイ。
しゃなりとした字体の日光巻の「お召し上がり方」、
その下に栃木県の山椒の佃煮に付いていた、何故か、小人サイズの優良土産物推薦状。
めでたい雰囲気の”一昔前の特産品あるあるカラフルパッケージ”が画面に華を添えています🌈
左上のは森永キャラメルの箱!漫画家・絵本作家の小山内龍さん作の漫画が読めちゃいます。
不二家のパッケージは一目見て「西洋モノ!」ってわかります。
よく見るとペコちゃんにお鼻がない!どこいっちゃったの笑
右は当時神楽坂にあった、お菓子の老舗「鹽瀬(しおせ)」の包み紙に桐紋発見!
政府、内閣府のご用達だったのか?!
綴じ込み付録かいっ!!
とツッコミを入れたくなるなるような貼り方で現れたのは、
豪華絢爛な絵柄の千歳飴の袋!
これは子供か孫に、
食べたら袋頂戴~って、言ったのだろうか。
どこかクスリと笑えるようなやり取りがあったんじゃないかと、連想してしまう🤭
思わずじっくり見たくなる、そんなお手製のこの本のタイトルは、
食い散らかし!!!!笑笑笑
とっても素敵なお品物をお譲り頂きまして、
ありがとうございました🍪🍩🍭🐡🍜✨
かこさん
鎚起銅器や、可愛らしいミニチュアなどお譲りいただきました
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをお読みいただきありがとうございます。
いよいよ雨の日が増え、本格的に梅雨の気配がしてきましたね。学生の頃は、体育や部活がつぶれたりするので、雨!嬉しい!と、正直思っていた部分もありましたが、、🙄 そういうものがなくなった今は、ちょっと億劫になったりします。洗濯物、乾きませんものね…😭なんとか綺麗な紫陽花を見て、心を癒して生きたい梅雨です。
本日は、品川区のお客様より出張買取のご依頼で、煎茶器、茶入れ、急須、常滑焼、九谷焼、軍装品、書道具、硯、古本、盆栽の本、銀杯、煙草盆、堆朱の花瓶などをお譲りいただきました。有難うございました。
本日お譲りいただいたものの一部を紹介させていただきます。
こちらは鎚起銅器です。しっかり箱にはいっております。鎚起銅器とは、1枚の銅板を鎚 で打ち延ばしたり、絞ったりして形を作る銅器とのことです。確かに叩いて作った跡がありますね。サイトに一生ものと書かれてありましたが、それだけしっかりしていそうです。
小さな急須でしょうか。あまり普通に生活していて見かけないものに感じます。丸いかたちが飾っても可愛らしく見えそうですよね。こういうのでお茶が出てきたら「カッコいい…!」と思いそうです✨
次はこちら。ししおどしのミニチュアでしょうか。小さくても、素材がしっかりしていて、この水が入る石も、見かけより重さがありました。
近くでみても、かなり本格的ですね。水車も指で触ったら、ちゃんと回りましたよ
よくできていて、見ているだけでも可愛くて楽しいですね。今にもかぽーん、、という音が聴こえてきそうな雰囲気です。
最後はこちら。お小物ですね。獅子なのか狛犬なのかシーサーなのか…!これは狛犬っぽいですね🤔鮮やかな模様と色がとても素敵です。鞠のようなものを足で持っています。よく見ると、この鞠の柄もお洒落で素敵ですね。
くまねこ堂では古本はもちろん、CD、DVD、ゲーム、骨董品、アクセサリー、おもちゃなど幅広いジャンルの商品の買取を行っております。
また、大量の買取にも対応しております。量が多すぎて何から手を付けてよいのか分からない、運ぼうにも運べない、という状態でも構いません。ご処分やご整理にお困りの方は、捨ててしまう前にぜひ一度くまねこ堂にご相談ください。お電話、メールフォーム、LINEにてお気軽にご連絡くださいませ。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
日露戦争時のロシア兵俘虜収容所の様子を写した絵はがきをお譲りいただきました
いつもくまねこ堂ブログをご覧くださりありがとうございます。
書籍・骨董の買取でお客様のお宅へおうかがいしておりますが、その現場で思いがけず興味深い品々に出会うこともございます。戦前日本の絵はがきなど、そのような例に挙げられます。
絵はがきは、遺品ということであれば、ありふれた物品のひとつのように思われます。しかしながら、歴史学においては、文献史料以外の史料という観点から絵はがきに注目が集まるようになってきています。絵はがきの価値については、近年再評価が進んでいるところなのです。
最近お譲りいただきました絵はがきに、次のものがございました。日露戦争時のロシア兵俘虜収容所の様子を写したものになります。
この絵はがきには、「名古屋東本願寺俘虜収容所庭内遊戯ノ光景」とのタイトルがついています。「遊戯」にあたる英語は”SPORT”となっていますが、何かの競技スポーツの光景というわけではなさそうです。ロシア語では”Игры”(イグリー)とあり、ゲームという意味の単語になっています。そこで再度この写真を見てみると、弦楽器を演奏している様子が写っていることに気づきました。
明治日本における西洋音楽受容の歴史の中で、ロシア経由の影響は無視できません。著名な日本人音楽家には、現在の中国東北部、満州に関わりのある人物が多いことも指摘されています。とりわけ、ロシアのシベリア鉄道と連結する東清鉄道の通るハルピン市などは、ロシアの極東における一大拠点でした。
その一方で、日本内地におけるロシア音楽の受容ということは、あまり注目されてはいないのではないでしょうか。今回紹介した絵はがきにある「名古屋東本願寺俘虜収容所」のように、内地でロシア音楽に接する機会は意外に存在していたのかもしれません。Очень хорошо!(とてもいいね!)
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小野坂
夢を食べる獏の鹿角
令和の今日、様々な事象の研究が進み、原因が解明されてきた事が沢山ございますが、
昔は結構色々な事を、八百万の神々や妖怪さんの仕業としていた日本。
今の現実的な要因が目に映る時代も好きですが、
そんな時代もなんか人間味あって素敵だなあ~🍵😸とたまに思いを馳せています。
日本だけでなく、世界各地の歴史にも数多の「現実には存在しない(と、思われる)生き物」が、
古来から神話や伝奇に、
そして現在でも、ゲームや物語、シンボルマーク等、多種多様に!
よく描かれております🐉👹🦋!
世代を超えてもなお語り継がれるそんな生き物たちは、
どんな役割が与えられていてもどこか愛嬌があり、
私達を想像の世界へと誘ってくれる、不思議な存在だと思います!✨
今回は中国から日本へ伝来した伝説の生き物とされる、
獏(ばく)が彫られた鹿角細工がくまねこ堂にやって参りましたので
ご紹介させていただきます~
裏側はこのような感じです。
帯留めのような金具が付いていた形跡が見られます。
身体がウロボロスのように円を描いていたので、竜にも見えたのですが、
お顔が特徴的(特にお鼻)だったので獏と判断いたしました📖💡
獏(バク)
ー東南アジアや中南米に実際に獏という奇蹄類の動物は実在するが、中国には想像上の動物としての獏があり、毛は白黒の斑で、形は熊、鼻は象、目は犀、尾は牛、脚は虎のようだとされ、人間の悪夢を食ってくれるとの俗信があり、また、その皮を敷いて寝ると邪気が避けられるとする。日本では新年初夢のために獏の画を枕の下に置くとよいとする。ー
(「世界宗教用語大事典」より抜粋)
「夢を喰らう伝説の生き物」といわれており、
悪夢を見たときに獏がその悪夢を食べてくれると、
その悪夢はもう見る事がなくなるそうなのです。
これからも何度でも見たい!幸せな夢♡は
食べられても平気だったらイイナ🎵(ご都合主義)
大切なお品物をお譲り頂きまして、誠にありがとうございました。
かこさん
白玉の書鎮をお譲り頂きました。
みなさんは好きな宝石、鉱石ありますか?
昨今は鉱石ブームもあり、石に詳しい若い女性を多く見かけます。
また、メンズファッションでもここ数年ハイブランドの提案から一気にパールのネックレスが流行になりましたね。
ジュエリーやアクセサリーがお好きな方ですと、
金属の細工から選ぶ方がいれば、のせる石から選ぶ方もいらっしゃり、
結構好みが分かれるモノなような気がしております。💍🔮
今回は古来から宝石として愛されてきた
玉(ぎょく)の細工品をお譲り頂きましたので、
ご紹介させていただきます🐈
ほぼ不透明ではありますが、
うっすらと透明性もある白色に若干青み(写真によっては黄色み)がかったようなお色の白玉の書鎮です。
ぶどう(と思いました)にかじりついてる、こやつは何者。
裏側はこのようになっています。
玉の全体的に柔和な色味と表面の質感が相まって、
丸みのある果実と動物のからだの線が、生き生きと目に写ります。
下から見てみると、結構しっぽが長い。
ねずみにも見えたのですが、これはしっぽを考慮すると、テンやイタチか🤔
上部には特徴ともいえる乳白色がほかよりも立つような濁りがありました。
また、よく見ると石の繊維のようなものも確認が出来ます。
人工石で、煙のようなマーブルが入ったものはよく見かけますが、
(大理石柄も結構流行ってますよね!)
大地が創り出した模様は、同じものは無い、唯一無二の個性ですね!💎✨
かこさん
変わった形の印材
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをお読みいただき有難うございます。
もうすでに夏が待ち遠しいので、夏の歌を沢山聞いています。わたしには年上の友達でとても仲のいい子がいるので、カラオケにいくと世代ではないのに一緒に爆音で歌ったせいか睡蓮花が歌えます!!テンション上がりますよね。超絶夏!という感じします!
*********
今回も、先日中野区で買取をさせていただいたお品物のご紹介の続きです。
今回紹介させていただきますのは「印材」です。
あまりみない形のはんこが沢山ならんでいます。真ん中より少し左側にある恐らく犬(?)のはんこがとてもかわいいです。鎖のようにつながっている形のものも、左右に一つずつありますね。とてもおしゃれです。
個人的には右から二番目の透明なはんこが気になりました。透明のものって、なんだか綺麗で可愛らしくありませんか?
最近の女の子の間では、クリアサンダルという透明のビニール素材でできた、まるでガラスの靴のようなサンダルや、中身が見えるのが逆におしゃれ!と、透明のバッグや、透明感メイク、透明肌という風に美容やメイクでもよく「透明」という言葉が使われ、ここ数年はやり続けているように感じます。
まさか昔から透明なグッズがあるなんて…!はんこで透明はなかなか見ないですよね。今となってはそういったものも少なくはないのかもしれませんが、こういった古いものの中から出てくると感動しますね😳 流行りを何年も先取りしている…! のかな笑?
こちらもちょっと変わったはんこですね。これは倒してある写真ですが、どんな形をしていると思いますか🤔
起こして正面から見ると、、、
こんな形になっています!多分おじいちゃんであろう人が多分馬であろう動物に乗っています。なんとも言えない表情ですね笑。とても大きくて高さのある帽子をかぶっています。韓国のカッ(갓)に似ています。服装も韓国の民族の服装に似ていますね。そちらの方の人をイメージして作ったのでしょうか。
いかがでしたか。みなさんの気になった印材はありましたでしょうか。こんなに変わった形のものがたくさんあるのは見ているだけでも面白いですね。
くまねこ堂では古本だけでなく、古いおもちゃや古道具、アクセサリーや万年筆など、何でも見ることが出来ます。中にはもうゴミかも…と思っているものにもお値段がつくかもしれません。今回も、お客様がもうゴミ袋に詰めて処分されようとしていたものの中に、お値段がつくお品物が何点もございました。お客様も「まさかこんなお値段になるとは思わなかった!」とおっしゃてくださりました。そう言っていただけると、こちらとしても大変嬉しく思います
ご処分やご処分やご整理にお困りのお客様がいらっしゃいましたら、まずは捨てずに、お気軽にご連絡くださいませ。
また、緊急事態宣言期間となっておりますが、くまねこ堂では買取依頼を受け付けております。場合によっては即日出張買取も可能です。
お電話、LINE、またはメールフォームにて、スタッフ一同心よりお待ちしております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ち
田辺竹雲斎 竹籠のご紹介
こんにちは。いつもくまねこ堂ブログをお読みいただきありがようございます。
私は飴を常備しているのですが(大阪のおばちゃんみたい…)、スーパーの飴玉コーナーには塩分補給系の飴が増えてきたように感じます。汗をかくような気温になってきたので、塩分補給は大事ですね。
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本日は、先日お伺いした中野区のお客様よりお譲りいただいたお品物で載せきれなかった分の続きをご紹介させていただきます。
今回紹介いたしますのは「竹籠」です。
こちらの竹籠は田辺竹雲斎の作品です。竹工芸家で、代々襲名されているそうです。とても味のあるかごですね。蓋の裏に名前が入っています。これは実用するものなのか、飾るものなのか、どちらなのでしょうか🤔 勿論使えないことはないのだと思いますが、ちょっと使うのはもったいないような気がしますね。
このような桐箱に入っています。
竹には銘が彫られています。
わたしは、中学生の頃に美術の授業で籐のかご編みをしたことがあるのですが、とても難しくて、曲がってしまったり、編む順番を間違えたりと、なかなかうまくいきませんでした😢
こちらのかごは竹ですので、籐よりもっと固く扱いにくいと思うのですが、綺麗に編まれていて、しかもねじれている部分なんかもとてもお洒落です。持ち手がついているのも可愛いですよね。
このシリーズは最後にもうひと品ご紹介させていただきます!気になった方はぜひ次のブログもよろしくおねがいします🙇♂️
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