買取事例
トリオ・ザ・パンチ他芸人さんのサイン色紙をお譲りただきました☆彡
こんにちは
なぜが最近肉が食べたいくまねこ堂スタッフです。
最近過ごしやすいお天気や気温の日が多いからでしょうか、、、
先日は、千葉県野田市のお客様より、
サンリオ、絶版漫画、昭和40年代物、内藤ルネ、モンチッチ、ガラスケース、CD、レコード、カメラ、ディズニー、グリコのおまけ、煙草入れ、煙管等!
即日出張でお伺いさせていただき、お家1軒様々なお品物をお譲りいただきました。
御依頼、誠にありがとうございました。
その中から、こんなサイン色紙がございましたので、ご紹介させていただきます。

日本の高度経済成長期、昭和60年~70年代頃に「おら、ハアド・ボイルドだど!!」というネタで一世を風靡した、トリオ・ザ・パンチ(内藤陳、井波健、久里みのる)のサイン色紙です!!!
40代以上の方で、記憶にある方、いらっしゃいますでしょうか(*^-^*)
この内のおひとり、内藤陳さん、その言葉の通りハードボイルド作家の一面もあり(!)、
月刊プレイボーイで連載をお持ちだった「読まずに死ねるか!」シリーズを、書籍化されていらっしゃいます。しかもお父様も作家で、プロレタリア文学作家の内藤辰雄さんです。
なんという血筋。
この色紙に描いてあるアゴが特徴的なイケメソも恐らくご本人の絵でしょうか(*‘ω‘ *)
あと、スタッフが個人的に調べて知ったことで気になるのが、内藤陳さんが開いた
「深夜+1 (しんやぷらすわん)」という、新宿ゴールデン街のバー!
新宿3丁目にあるそうで、ググってみたら食べログもありました
( ´艸`)
新宿の飲み屋街は九龍城かっ!ってツッコミたくなるようないろんなお店があって面白いですよね。だからちょっと行ってみたい!(今は行けないですが、いつか是非
)

他、コント55号!!牧伸二さん等など、
漫才師の神様
のような方々の色紙もお譲りいただきました。
大切にお持ちでしたお品物を、ありがとうございました。
少しでもお役に立てたのであれば嬉しいです!また何かお売りになりたいものがございましたら、お気軽にご相談くださいませ
かこさん
日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきました!~その3 帝国日本にとっての2つの1910年
先日、東京都町田市鶴川での即日出張買取にうかがわせていただきました。掛軸、香蘭社、象彦などをお譲りいただきました!ありがとうございます!
===
日露戦争30周年を記念した写真帖、それとともにお譲りいただきました絵葉書について、昭和戦前期(1930年代)の観光産業の発展をヒントにご紹介してまいりました。その1では、前回は日露戦争記念の陸海軍写真帖と、これと同時期に発行された昭和10年頃の「旅行案内」との関連性を取り上げました。その2では、修学旅行と史跡観光とのセットが定着していくにあたり、1930年代の観光産業にその起源があるのではないか、という仮説に関係するような絵葉書を扱いました。
※日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきました!~その1 昭和戦前期の観光業の隆盛と戦跡めぐり(くまねこ堂骨董ブログ、2020年5月4日)
https://www.kumaneko-antique.com/15955/
※日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきました!~その2 絵葉書になる歴史上の人物とはどんな人物?(くまねこ堂骨董ブログ、2020年5月6日)
https://www.kumaneko-antique.com/16034/
今回は、これまでも述べてきた時代背景である、外地の朝鮮や満州への旅行が盛んだった1930年代半ばの日本により迫っていきます。この問題を考える際には、その観光先として鉄板のコンテンツとなっていたのが日清・日露戦争の戦勝記念史跡だったこと、両戦争の実際の戦場は、朝鮮半島や中国東北部(満州)だった事実が重みを持ってきます。ここまでは、くまねこ堂ブログにてすでに述べたことですが、この歴史には当然続きがあります。そのヒントも、今回お譲りいただいた絵葉書の中に潜んでいました。
その絵葉書とは、1910年の日本の国際的地位に関わる出来事を扱ったものです。

この絵葉書は、1910年5月14日から10月31日にかけてロンドンで開催された、日英博覧会を記念して発行されたものです。絵葉書自体は昭和期のものと思われます。この博覧会は、日本初の国際相互博覧会となりましたが、その実現に向けて小村寿太郎外相が活躍しました。また、日本が関税自主権を回復するための条約改正は翌年に実現しますが、それを日本側で主導したのは、いうまでもなく小村外相でした。明治の45年間のそのほとんどをかけた交渉の末、ようやく日本はイギリスから平等扱いされるようになった、と当時の日本人が感じるような出来事が1910年、1911年にあったわけです。

ただ、こうした日本人にとっての「お祝い事」は、それだけではありませんでした。イギリスを始めとした欧米の列強は、国内の体制は近代の国民国家であると同時に、外に向けては植民地獲得競争に明け暮れていました。明治日本の政治指導者は、この点でも欧米と同格になることを望んでいました。この文脈での重大な出来事で、しかも1910年だというのなら、他でもありません、韓国併合です。1910年8月29日、「韓国併合ニ関スル条約」に基づいて日本は、大韓帝国を併合して統治下に置きました。8月29日のことですので、日英博覧会の会期中であることは明白な事実です。だとすると、この日英博覧会は、ヨーロッパとアジアの植民地帝国の共催ともいえ、単なる「お祝い事」とだけ捉えることはできないような気がしてきます。
こうした2つの1910年に着目すると、朝鮮半島や中国東北部(満州)の日清・日露戦争の戦勝記念史跡が、観光コンテンツと化していく流れを理解するヒントが得られるかもしれません。日露戦争は当時の日本の軍事力・経済力を超えた無茶な戦争であったわけで、国民に多大な負担を強いました。講話条約に不満を持った民衆は暴動を起こしました。とても国民的なお祝い事になるとは思えません。それがいつのまにか「偉大な明治の成功体験」になっていたのはなぜでしょうか。こうした疑問に答えようとすると、1910年日英博覧会がどのようなもので、それは後々にどのように記念されていったか、日英共催のお祝い事は韓国併合どのような関係にあったのか、といった問題を検証しなくてはならないように思われます。
次回も、こうした問題に関わって、昭和戦前期の満州、とくに大連の写真などを取り上げてまいります。引き続きご覧くだされば幸いです。
くまねこ堂では歴史資料・古記録などの買取のご依頼大歓迎です!その他にも、古道具・骨董品などの買取も行っております。ご遺品整理などでお困りのお客さまも是非お申しつけ下さい。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野坂
日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきました!~その2 絵葉書になる歴史上の人物とはどんな人物?
先日、国立市に買取にうかがいました。三室小石、酒井 雄哉、三浦小平二、坂田泥華、三輪休雪、島岡達三、田辺 三重松、平山 郁夫、といった陶芸家、書家、洋画家、日本画家の作品や、木彫、仏像、古銭、銀杯、腕時計等を多数お譲りいただきました!ありがとうございます!
===
さて、5月4日のくまねこ堂ブログにて、日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきましたこと、お伝えいたしました。前回は日露戦争記念の陸海軍写真帖と、これと同時期に発行された昭和10年頃の「旅行案内」を取り上げました。そして両者の関連から、日本の観光産業の発展が垣間見えるのではないか、という観点で紹介いたしました。
※日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきました!~その1 昭和戦前期の観光業の隆盛と戦跡めぐり(くまねこ堂骨董ブログ、2020年5月4日)
https://www.kumaneko-antique.com/15955/
改めてこの点を説明すれば、次のようになります。1930年代半ばの日本は、交通網の発達もあり、国内旅行どころか、外地の朝鮮や満州への旅行が盛んでした。その観光先として強力な、あるいは鉄板のコンテンツとなっていたのが、日清・日露戦争の戦勝記念史跡だったのです。両戦争の実際の戦場は、朝鮮半島や中国東北部(満州)であったことを思い返す必要があります。もしかすると、修学旅行と史跡観光とのセットが定着していったのは、この時期の観光産業の勢いと関係があるのかもしれません。
そこで前回の予告のとおり、あわせてお譲りいただきました絵葉書や満州で撮影された写真を取り上げていきます。まずは、前述した「修学旅行と史跡観光とのセット」という仮説に関わる絵葉書を見ていきます。

上掲の絵葉書は、鎌倉時代末期の北条氏金沢流の武将とされる、北条貞将(ほうじょう・さだゆき)です。鎌倉時代末期の倒幕運動の中で幕府軍の将として各地を転戦して活躍しましたが、新田義貞軍に敗れて壮烈な最期を遂げたことで知られています。なお、この場面は軍記物語『太平記』の名場面のひとつに数えられます。
鎌倉幕府滅亡への道で数々のドラマが生まれましたが、そのような悲惨さと勇敢さがない交ぜになった逸話に直面したとき、どのような感慨を抱くかはともかくとしても、私たちはなかなか素通りできないものです。この北条貞将の戦死やそこにいたる人生が史跡観光のコンテンツとして、あるいは教材として扱われたとしても不思議ではないように思われます。

こちらは、鎌倉幕府打倒で活躍し室町幕府を開いた足利尊氏の四男にして、初代鎌倉公方の足利基氏です。基氏は武芸に秀で、かつ教養ある人物として伝えられ、しかも28歳の若さで亡くなったこともあり、講談において脚色し甲斐のある要素が詰まっています。
「絵葉書化」という側面から見た場合、和歌や料理の造詣が深いという点が注目に値します。基氏が詠んだ和歌で扱われた名所、あるいはご当地の料理などをもとにして、強力な観光コンテンツと化していたことでしょう。
北条貞将にしても、足利基氏にしても、絵葉書となる理由に事欠かない歴史上の人物であったといえるでしょう。
次回は、冒頭に述べたもう一つの観点に迫ります。1930年代半ばの日本は、交通網の発達もあり、国内旅行どころか、外地の朝鮮や満州への旅行が盛んだったこととの関連を思わせる、ある絵葉書を紹介する予定です。若干の予告をすれば、その絵葉書とは、1910年の日本の国際的地位に関わる出来事を扱ったものです。どうか引き続きご覧いただければ幸いです。
くまねこ堂では歴史資料・古記録などの買取のご依頼大歓迎です!その他にも、古道具・骨董品などの買取も行っております。ご遺品整理などでお困りのお客さまも是非お申しつけ下さい。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野坂
日露戦争を記念した写真帖、絵葉書などをお譲りいただきました!~その1 昭和戦前期の観光業の隆盛と戦跡めぐり
先日は横浜市都筑区のお宅へ買取りにうかがいました。和本、漢籍、日露戦争写真帖、絵葉書、岩波文庫をお譲りいただきました!
その中より今回は、日露戦争写真帖、絵葉書を取り上げ、どういった性格の資料なのか可能な限りお伝えしていきます。
その取っ掛かりとなるのが、「三十周年記念 日露戦役回顧写真帖」「三十周年記念 日露海戦回顧写真帖」です。これらは、タイトルの通り、日露戦争(1904-1905年)の30年後にあたる、1935年に陸海軍の親睦団体および東京日日新聞社・大阪毎日新聞社によって刊行されたものです。

発行日を確認してみると、次のことがわかりました。「三十周年記念 日露戦役回顧写真帖」の発行は1935年3月9日とあります。これは陸軍記念日(1905年3月10日の奉天会戦での陸軍の戦勝記念)の前日にあたります。「三十周年記念 日露海戦回顧写真帖」では、1935年5月24日の発行となっています。これも5月27日の海軍記念日の直前に発行されたわけです。5月27日の日露戦争にまつわる記念とは、もちろん日本海海戦の戦勝のことです。
日露戦争における陸海軍の戦勝記念日に合わせて、大手新聞社も関わって刊行されたこの写真帖に、何やらビジネスの気配がすると感じた方、かなり鋭いと思います。その予感を検証するために、同じくお譲りいただきました、昭和10年頃の「旅行案内」を見ていくことにしましょう。

その「旅行案内」とは、鉄道省編『山水名光』(ジャパン・ツーリスト・ビューロー事業部、1934年)、鉄道省編『麗山名水』(ジャパン・ツーリスト・ビューロー事業部、1936年)です。
なお、ジャパン・ツーリスト・ビューローとは、JTBの前身の旅行会社のことです。これら冊子には興味深いことに、日本各地の名所の紹介を終えた後に6ページ分、朝鮮と満州での旅行先が扱われています。

実は、1930年代半ばの日本は、交通網の発達もあり、国内旅行どころか、外地の朝鮮や満州への旅行が盛んでした。その観光先として強力な、あるいは鉄板のコンテンツとなっていたのが、日清・日露戦争の戦勝記念史跡だったのです。もしかすると、修学旅行と史跡観光のセットが定着していったのは、この時期の観光産業の勢いと関係があるのかもしれません。
つまり、こうした旅行案内や写真帖が意味していることは、日本が植民地や在外権益を獲得として、その領域を拡大して「帝国日本」となっていった経過を追うように、観光産業が「帝国日本」の範囲で成長していった歴史なのでしょう。このような観点については、下記リンクの講演録が参考になります。近代日本史研究者のポートランド州立大学准教授・ケネス・ルオフ氏による学習院大学での講演です。この講演録をご一読されれば、今回ご紹介した旅行案内・写真帖の持つ意味がより理解できると思われます・
※ケネス・ルオフ「移動する帝国―絵葉書が語る大日本帝国―」『学習院大学国際研究教育機構研究年報』第2号(2016年)、4-21頁
https://bit.ly/2VJKoU4
買取でお譲りいただきましたものの中には、絵葉書や満州で撮影された写真もございます。追ってくまねこ堂ブログで紹介していきたいと考えておりますので、引き続きご注目くださると幸いです。
くまねこ堂では歴史資料・古記録などの買取のご依頼大歓迎です!その他にも、古道具・骨董品などの買取も行っております。ご遺品整理などでお困りのお客さまも是非お申しつけ下さい。
お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております!
小野坂
日本画家紹介シリーズ その④ ~現代洋書家編~
こんにちは、くまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます!
日本画家紹介シリーズ第4弾です![]()
今回は日本書画名覧の「現代洋書家」の番付から日本の書画、絵画作品の作者を抜粋してご紹介させていただこうと思います。
「日本書画名覧」とは日本の書作品や絵画作品の作者をジャンルごとに分類し番付(ランキングのような形)方式で記載している品物になります。
前回までのシリーズはこちら↓
日本画家紹介シリーズ その①~故人国書各派名家編~
日本画家紹介シリーズ その➁~現代国書各派名家編~
日本画家紹介シリーズ その③~故人南書名家編~

「現代洋書家」の洋書、とは西洋画、ヨーロッパで普及した画材・技法で描かれた絵画のことで、主に油絵のことを指します。
この日本書画名覧は明治45年6月に発行されたものですのでその当時存命だった西洋画家の番付ということになります。
また画像では分かりづらいため、書き起こさせていただきます!
中村不折、満谷国四郎、吉田博、岡精一、高村眞夫、中川八郎、小杉放庵、石川寅治、川合新蔵、都鳥英喜、松岡寿、石井柏亭、渡部審也、小山正太郎、和田三造、中沢弘光、山本森之助、藤島武二、湯浅一郎、川村清雄、久米桂一郎、岩村透、跡見泰、岡吉枝、小林萬吾、小林鐘吉、黒田清輝、和田英作、松井昇、南薫造、寺松小太郎、青山熊治、丸山晩霞、倉田白羊、渡辺与平、藤島英輔、三上知治、山下繁雄、中村彝、間部時雄、正宗得三郎、永池秀太、伊藤快彦、大橋正尭、川端龍子、長尾黙、鹿子木孟郎、五性田義松、長原孝太郎、橋本邦助、石橋和訓、三宅克己、九里四郎、矢崎千代二、熊谷守一、村上天流、柴田節蔵、高木誠一、田辺至、加藤静児、坂本繁二郎、赤松麟作、山下新太郎、眞山孝治、高橋芝山、岡田三郎助、中野營三、石川欽一郎、有島生馬、相田寅彦、磯部忠、赤城泰舒、伊藤善一郎、中林僊、土岐芳助、佐々木義雄、夏目七策、織田一磨、森川松之助、水野以文、森田恒友、長谷川曹一、平木政次、茨木猪之吉、真野紀太郎、松山忠三、宮崎興平、松村巽、片多徳郎、白滝幾之助、津田青楓、井垣嘉平、池田治三郎、田辺至、寺松国太郎、佐藤均、岡野榮、有田四郎、田崎延次郎、森田太三郎、鈴木一之亮、細井未明、久米福衛、山脇信徳、庄野宗之助、二宮俊一、五島健三、渡辺亮輔、渡辺省三
この中から岡田三郎助を少しご紹介させていただきます。
岡田三郎助は明治から昭和にかけて活躍し、美麗な女性像を多く描いた洋画家です。
曽山幸彦の画塾や洋風絵画専修のために大幸館に入学し技術を磨き、卒業後は黒田清輝なども指導を受けたラファエル・コランに師事。フランスに留学した後、東京美術大学の教授も務めました。
フランスから帰国した岡田三郎助は、パッチリとした目や卵型の輪郭など、江戸時代で美人だとされてきた細い目、面長の特徴とは違う女性像を描いています。
代表作「婦人像」の頬杖をつき、物憂げな様相の女性は、大きな眼から様々な心感が伝わってくるようです。
西洋の影響を受けたと思われるその作画は、当時その時代までの世間の「美人」イメージを変化させたとも言われています。
固定されたイメージを変化させてしまう程の魅力を宿す岡田三郎助の作品達、是非ご覧になってみてはいかがでしょうか。
日本画家紹介シリーズ、まだ続きます!随時更新していきますのでよろしくお願いします
くまねこ堂は古本、骨董品や絵画、アクセサリーなど幅広いお品物の買取りをしております!
お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております!
なか
ドーム・ナンシーのガラスの小瓶をお譲りいただきました。
本日5月初日の本日は快晴ですね。
今月1軒目のお客様の元へ、早速お伺いさせていただきました!
今回が2回目のご依頼となる、
東京都墨田区のリピーター様から!
お譲りいただきましたお品物をご紹介させていただきます。


ドーム兄弟(ドームナンシー Daum Nancy)の蓋つきの小瓶です。
フランス・ナンシーでは、エミール・ガレの作品に影響を受けたアールヌーヴォーを代表する素晴らしい芸術家が数多くの誕生しましたが、ドーム兄弟はその中でも、特にガレに引けを取らない職人として有名です。
アザミ文様の香水瓶です。



出張査定中はお客様と、とっても可愛いねこちゃんず
(査定を見物している猫ちゃんもいました( ´艸`))に
あたたかくお迎えいただきました。
スタッフは緊張していたのですが、そのお気遣いがとても有難かったです。
アンティークのお話→猫ちゃんの話
→アンティークの話
→猫ちゃんの話
etc…
といったような流れで、お客様も面白いお話をたくさんしてくださり、終始勉強させていただけた時間となりました。本当にありがとうございました。
最後、くまねこ堂で用意をしておりました折りたたみコンテナ(お品物を運ぶ箱)に、
お譲りいただいたお品物を入れている最中、
猫ちゃんが一匹、ヌルンと中に!!
コンテナの中へ入ってきてしまいまして(*‘ω‘ *)カワ(・∀・)イイ!!!!!
かわいい猫ちゃんもお譲り頂いてしまいそうになりました

とても可愛かった
ドーム・ナンシー他、
ガレ、洋食器、アンティークガラス、アンティーク美術品等をお譲りいただきました。
ご依頼誠にありがとうございました!
かこさん
ゴールデンウィークも出張買取、お受けしています!

ようやく暖かい日が戻ってきましたね!
普段なら、行楽シーズン! と浮足立っているフジタンですが、今年はあんまり浮かれてもいられません。ソーシャルディスタンス! をとりつつも春の日差しを感じてみたいものです。
話は変わって。
くまねこ堂は基本的に年中無休、365日体制で買取のご相談・予約をお受けしているのですが、この時期になるとたまにお客様からこのようなお声をいただきます。
「買取希望なんですけど、ゴールデンウィークは、やってないですよねぇ~」
お気遣いありがとうございます!
私フジタンがお答えしましょうっ!
くまねこ堂は、
ゴールデンウィークでも毎日営業!
出張買取致します!
もちろん、即日出張買取にも可能な限りお伺いいたします!
お気軽にご相談下さい。
買取の際は、掛軸、置物、アクセサリーや貴金属、お茶道具、美術品などなんでも査定! リカちゃん人形や特撮グッズなど昔遊ばれていたおもちゃも買取いたします。
ゴミと思われているものの中にも思わぬお宝が眠っているかもしれません、お気軽にお見せください。
お譲り頂いたお品物は折りたたみのコンテナをお持ちいたしますので、そのままの状態で大丈夫。
運び出しも全て当店スタッフが行いますのでご安心ください!
もちろん骨董だけでなく、古本も査定・買取いたします!
様々なジャンルのお品物をなんでも査定しますので、家一軒まるごとのご整理もお任せください!
買取のご相談は、フリーダイヤル
0120-54-4892(古書! 予約にゃ~!)
までお問い合わせ下さい!
また、LINEからも画像を送って査定することができますので、ご活用ください。
(※日時によっては先約が入っている場合もございます。その際は何卒ご容赦下さい)
スタッフ一同、きっちりマスク装備でお伺いさせていただきます。
ぜひともよろしくお願いいたします!
フジタン
リヤドロ ナオ(LLADRO NAO)の磁器人形などお譲りいただきました!
急に暑い日がやってきましたね!
本日も出張買取に行って参りました!
神奈川県横浜市栄区のお宅でリトグラフ、南桂子、版画、棟方志功、アクセサリー、洋食器、エインズレイ(Aynsley)、リチャードジノリ(RICHARD-GINORI)、バカラ(Baccarat)、ラリック(LALIQUE)、リヤドロ ナオ(LLADRO NAO)の磁器人形などお譲りいただきました!
洋食器から磁器人形、版画まで美しいものを沢山お譲りいただき、目の保養になりました![]()

お譲り頂いたこちらはリヤドロ(LLADRO)の姉妹ブランド、ナオ(NAO)の磁器人形です!
白いウサギを抱いた少女がとても穏やかな表情をしています。

ウサギを見つめているのか、はたまた別のどこかなのか・・・
据わった目と、うっすらと笑む口元はアルカイックスマイルを連想させます。
少女の弛んだ衣服とウサギの曲線のシルエットが美しいですね・・・
くまねこ堂は、古本・骨董品の他にも楽器・古いおもちゃ・アクセサリーなど幅広いお品物の買取りをしております!また即日出張買取も可能な限り対応させて頂きますので、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
皆さまからのご相談、ご依頼、スタッフ一同お待ちしております!
なか
日本画家紹介シリーズ その③~故人南書名家編~
こんにちは、くまねこ堂ブログをご覧いただきありがとうございます!
少し間が空いてしまいましたが日本画家紹介シリーズとして引き続き、今回も「日本書画名覧」の中から抜粋し、著名な日本画家、彫刻家、美術家などをご紹介させていただきます!
「日本書画名覧」とは日本の書画や絵画作品の作者をジャンルごとに分類し番付(ランキングのような形)方式で記載している品物になります。
前回までの日本画家紹介シリーズ記事はこちら↓
今回はその③~故人南書名家編~です!
まず、南画とは中国の南宗画など、中国絵画に影響を受けた日本的解釈の画派、画様のことを指します。
文人画とも言われますが、文人画とは本来、職業画家でないものが余技的に描いた絵画を表しました。主に水墨などで描かれる作風が南宗画と似通うため、南宗画や南画と同義になったとされています。この場合の南画、文人画とは職業画家の描いたものも含まれます。
この故人南書名家の欄は、明治45年6月時点での故人の南画家を番付したものになりますね。

また画像ではわかりづらいため、書き起こさせていただきます!
渡辺崋山、椿椿山、立原杏所、日根対山、山本梅逸、彭城百川、高久靄崖、浦上春琴、野呂介石、韓天寿、田能村竹田、池大雅、貫名菘翁(貫名海屋)、木下逸雲、鉄翁祖門、帆足杏雨、小田海僊、木村蒹葭堂、十時梅厓、三浦梧門、柳沢淇園、与謝蕪村、天野方壺、渡辺小華、高久隆古、青木木米、釧雲泉、宋紫石、鍬形蕙斎、浅井図南、高芙蓉、藤本鉄石、建部綾足、鈴木芙蓉、岡田半江、岡本秋暉、雲華、菅井梅関、福田半香、田崎草雲、福原五岳、大島来禽、大岡雲峰、金子金陵、中西耕石、浦上玉堂、中林竹洞、岡田米山人、中林竹渓、金子雪操、野口幽谷、河村雨谷、谷口藹山、大庭学仙、池玉瀾(徳山玉瀾)、僧月峯、浜田杏堂、岡田九茄、高橋杏村、岡眠山、鶴亭、埼陽范古、三熊花顛、田能村小篁、瀧和亭、鼎金城、田中介眉、菅原白龍、佐竹蓬平、建部巣兆、宋柴山、匂田台嶺、長町竹石、熊代熊斐、山田宮常、沙門愛石、森蘭斎、平野五岳、重春塘、伊藤深江、関口老雲、田能村直入
以上になります。
この中から2段目の右端に太字で書かれている与謝蕪村(画像では旧字の與謝蕪村)を少しご紹介させていただこうと思います。
与謝蕪村は江戸の三大俳人と呼ばれる1人です。著名な俳諧師である傍らで、画家としても活動していました。そのためか与謝蕪村の俳句は情景が目に浮かぶような絵画的な俳風だともいわれています。流派などに属することはなかった蕪村ですが、中国の絵画をお手本とし、南宗画の影響を強く受けました。
20歳で夜半亭・早野巴人に弟子入りし、俳介を学びます。早野巴人は憧れの松尾芭蕉の孫弟子でもありました。27歳で師を亡くした後、松尾芭蕉の足跡をめぐりながら旅に出ます。この時、宿代は絵を描くことで賄ってもらっていたと言われています。
旅を終えた後、独学の絵画の制作や俳諧師として生計を立てました。
自分の俳句に挿絵のような絵を描いた「俳画」の創始者でもあります。
与謝蕪村の俳画は少しクスっと笑えてしまうような気の抜けた表情やポーズも多く、遊び心を感じます。
また俳句だけ読むことと違った面白さがあり、是非俳句と俳画も一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
日本画家紹介シリーズ、また随時更新していきますのでよろしくお願いします
くまねこ堂は古本、骨董品や絵画、アクセサリーなど幅広いお品物の買取りをしております!
お電話またはメールフォーム、LINEにて、お気軽にお問い合わせ下さいませ。スタッフ一同心よりお待ちしております!
なか
ドラえもんのグッツをお譲りいただきました o((=゜ェ゜=))o
春雨が降り注ぐ本日は少し肌寒かったですね~。
今日、お客様のお宅へ移動中、ドトールコーヒーの新業態!?なんでしょうか、
「ドトール珈琲農園」というお店を私、車の中から初めて見かけまして!
いつから在ったんです~?!
知らなかったので、ちょっと行ってみたいと思いました

ちなみに店主は昨日の別の地域への出張中にもドトール珈琲農園を車中から見かけたそうで
全国に何か所ぐらいあるんですかね


だ か ら コロナ~ヾ(:3ノシヾ)ノシ!無病息災!南無阿弥陀仏!
本日は2件お伺いさせていただきまして、
そのうちのおひとつ、江戸川区江戸川にお住まいのお客様からお譲りいただきましたお品物をご紹介させていただきます!

かわい~~~
何故か最近お譲りいただいた手品グッツみたいに横に並べてしまいました
変わり映えしない、、、すみません。

こちらはセブンイレブンから販売されておりました、ドラえもん映画25周年 特製ボトルキャップです。初公開となった1980年の「のびたの恐竜」から、2004年公開の「のび太のワンニャン時空伝」まで!それぞれの映画にまつわる何かを纏ったドラちゃんがペットボトルの上に立つこととなりました。上の写真はドラえもん達、次なる映画はどんな題材にするか輪になって会議中!ってかんじです。
にっこり笑った表情がまぶしい
私も顔の半分くらい口広げて笑いたい
このようなドラえもんグッツの他、図録、伊藤若冲、会田誠、オノ・ヨーコ、中国美術、アクセサリー等をお譲りいただきました!
少しでもお家のご整理のお役に立てたのであれば幸いです
かこさん













